2013年10月分
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2013/10/31 昨日は勉強を早くすませて散歩がてら根津まで歩いて大好きなお蕎麦屋さん「鷹匠」で昼から独りで飲んで美味を堪能。 帰りに根津神社から谷中をぶらぶら歩いて商店街の「茶遊亭」に入ってお茶を飲んでたら、以前に共演した素晴らしいクラリネット奏者吉田誠君とその友達の高橋達馬君に遭遇。 この若者2人は指揮者を目指している(高橋くんは芸大の指揮科大学院生)というのでこの後我が家で飲む事に。6時くらいまで飲んだ後、若者は肉を食わなきゃいかん!ということで近所の焼き肉やさんでかみさんも合流してワイワイやって楽しかった! 今日はさすがに昨日昼から飲みっぱなしだったので勉強を切り上げた後ジムでアルコール抜いて、今は京都に向かってます。今日はこれから城陽第九合唱団とリハーサル。 若者といるとついつい飲み過ぎてちょっと反省。 それではまた! 根津の贔屓にしてるお蕎麦やさん「鷹匠」。とても品格があります。 素敵な店内で、昼間から木の香りを楽しみながら飲む時間は至福の時間。わかめと海苔は焙炉(ほいろ)に入れて食べる時にだすのも粋です。 向かって左が吉田君で右が高橋君。珍しく名物のシュークリームを食べました。 二人の若者はそのまま我が家にやって来て夕空を楽しみながらワイン。昨日の空は美しかった! 藤岡 幸夫 |
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2013/10/30 先週末は毎年恒例のユニコーンオーケストラとリハーサル。前半で取り上げる鈴木桂太郎君の新作の交響曲2番なかなか良いのだけど演奏が酷すぎる。これでは作曲家が可愛そう。本番までどこまで進化できるのか…? 一昨日は高松の東急ホテルで関西フィルメンバーとディナーショー(僕は司会とお話だけ)。たくさんのお客様ありがとうございました。関西フィルが毎年共演してる第九合唱団(僕も6回指揮してる)の皆さんも来てくださり嬉しかった!演奏もとっても素敵でした。 皆さんありがとうございました! 一昨日高松に着いてすぐうどん屋さんへ、昨日の朝も違ううどん屋さんへ。高松は讃岐うどんが美味しいです。 明日は恒例の城陽第九合唱団の皆さんと今年最初のリハーサル。楽しみにしてます! それではまた! 藤岡 幸夫 |
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2013/10/27 今日10月27日はショルティとの思い出の日です。 ショルティにはアシスタントだけでなく、自宅でのレッスンや僕の演奏を聴いてアドヴァイスを下さったり、英国でのブルックナーフェステバルに出演できるように(交響曲3番を振らせてもらった!)推薦して下さったりして大変お世話になったし、かけがえのない多くの事を教えていただきました。 この日を思い出すと身が引き締まります…! 藤岡 幸夫
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2013/10/23 先週の土曜日は恒例となった倉敷公演。とっても楽しいコンサートだった。再来年は倉敷の合唱団の皆さんと第九が予定されてるそうでとっても楽しみ! 20日の日曜は関西フィルのコンサートマスターの岩谷裕之くんと関西フィルメンバーで咲くやこの花芸術祭に参加。岩谷くんのソロ相変わらず素晴らしかったというより凄かったです。僕は司会とピッチカートポルカのトライアングルだけ。しかも肝心のトライアングルお客様に見つからないようにとし過ぎて失敗。かなり落ち込みました…。 皆さんありがとうございました!中之島公会堂は毎年3月に定期をやってるが、今回ゲネを客席でゆっくり聴けたので改めて素晴らしいホールと感激してしまった! さてさて今日から来月半ばまでゆっくりできる。 といっても、一橋大学オケや後輩が集まった毎年恒例のユニコーンオケに加えて各合唱団とのリハーサルがかなりあるので、残念ながら去年のような一人旅はできそうにない。 なんだか大阪ではまた大好きな金木犀の香りがするようになったけど、東京でも二度咲きしてるところあるかな…? それではまた! 藤岡 幸夫 ※10/19倉敷公演のevent reportはこちら ※10/20咲くやこの花芸術祭event reportはこちら |
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2013/10/18 昨日の関西フィル定期たくさんのお客様ありがとうございました。 前半のドヴォルザークはゴムツィアコフが情熱的にして繊細、一音一音を丁寧に歌いそれでいてスケールが大きくて素晴らしかった。 後半のヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲はいろいろ言いだしたらきりがないけれど、でもこの作品の魅力が伝わる演奏になった思います。いつもながら僕のやりたい事に真摯に応えてくれる関西フィルに心から感謝です! 皆さんありがとうございました! ヴォーン・ウィリアムズはシベリウスと共に今後どんどん取り上げます。来年関西フィルのニューイヤーで二村英仁君と「揚げひばり」、6月の東京シティフィルの定期で交響曲5番、再来年の関西フィルの定期で田園交響曲…etc さてさて明日は関西フィルと昨年に続いて倉敷でのコンサート。20日(日)は中之島公会堂で関西フィルメンバーと咲くやこの花芸術祭に参加します。 それでは皆さん、コンサートでお会いしましょう! 昨日ドヴォルザークで素晴らしいパフォーマンスをしてくれたゴムツィアコフと夕飯。この後彼はシアトル交響楽団→ゲルギエフ・マインスキー劇場管弦団と共演だそうです。とにかく人柄も魅力的で楽しい! PS ちょっと前に買ったスーツをかみさんに「ちんどん屋みたい!」と酷評されたので、20日用にスーツを衝動買いしてしまった。なんせお店の人が、サイズ見事にぴったりです!お似合いですね〜。なかなかぴったりの方いらっしゃいませんよ。とほめてくれたので…とかみさんに報告したら「アナタ、関西では誰にでもそう言ってくれるに決まってるじゃないの!」… 藤岡 幸夫 ※10/17関西フィル定期演奏会のevent reportはこちら |
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2013/10/15 今日は関西フィルとの17日定期の2日目のリハーサル。 ヴォーン・ウィリアムズの音楽は目の前に情景が浮かぶ。映画音楽の作曲家達がヴォーン・ウィリアムズを模倣してるが(スタートウォーズやハリーポッターまで聴こえてくる…!)その立体的でスペクタクルなサウンドはヴォーン・ウィリアムズ独特の世界。2楽章の美しさも絶品。 前半のドヴォルザークのチェロ協奏曲も取り上げる度に傑作と感動する。ロマンに溢れ雄大な協奏曲。また各パートとソロの絡みがこれほど素晴らしい協奏曲は少ないと思う。 そして何より、ヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲もドヴォルザークのチェロ協奏曲もスコアを読んでてとっても幸せな気持ちになれます。 17日(木)の関西フィル定期お楽しみに! ゴムツィアコフ素晴らしいです!とにかくスケールが大きく情熱的でありながら繊細。最近ではピリスのピアノでショパンのチェロソナタのCDがドイツグラモフォンからリリースされています。 ドヴォルザークとヴォーン・ウィリアムズでコンサートマスターのソロでも活躍するお馴染みの岩谷さんと。 藤岡 幸夫 |
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2013/10/13 今日は僕を育ててくれた日本フィルと宇部公演。 宇部興産が全面バックアップして市を上げてのイヴェントで、コンサート前日から団員さんたちの地元の生徒さん相手のクリニックや病院などでのコンサートがある。コンサートのゲネプロも沢山の親子連れが聴きに来て、チケットも早くから完売でとっても素敵な雰囲気。 今回はオールブラームスプログラムで前半は渡辺玲子さんとヴァイオリン協奏曲でとってもスリリングで新鮮だった! 後半の交響曲1番はとにかく日本フィルの伝統的な濃密で圧倒的なサウンドが素晴らしく魅力的。会場の重要文化財の渡辺翁記念舘も歴史ある美しいホールで音響も抜群。リハーサルから本番までとっても楽しかった。 皆さんありがとうございました! そして宇部興産と地元の方々と日本フィルとの関係は本当に素晴らしいと感動しました。日本フィルとは来年1月に都民芸術フェスティバルでのシベリウス2番、4月の横浜定期でショスタコーヴィッチ5番でまた共演します。今から楽しみ。 さてさて大阪に帰って明日から関西フィルの17日(木)の定期のリハーサルです。ヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲!お楽しみに! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 懇親会も盛大でした。僕の隣が渡辺玲子さんで、その隣はヴァイオリンの佐々木さんと三好さんヴィオラの新井さんで30年の付き合いになる日フィルの僕にとってお兄さんお姉さん達。 藤岡 幸夫 |
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2013/10/10 僕の大好きな金木犀の香りがするようになりました。秋の紅葉もとっても楽しみです。そう言えば去年はふらふらと一人旅したなぁ(1週間で帰って来ちゃったけど…)。今年も時間見つけて何処かに行けたらと思ってます。 さてさて13日(日)は古巣の日本フィルと宇部でコンサート。オールブラームスでメインは交響曲1番。前半の渡辺玲子さんとの共演もとっても楽しみ。 来週17日(木)は関西フィルとの定期でドヴォルザークのチェロ協奏曲とヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲。 ロンドン交響曲は有名なウェストミンスターの鐘が最初と最後に静かにでてくるのだけど、この鐘の音は実は日本の多くの小中学校で使われていて日本人なら誰でも知ってるメロディ。 とっても品格高く美しくその一方でスペクタクルで迫力満点の聴きやすい素晴らしい交響曲なので絶対皆さんに楽しんでいただけます。ヴォーン・ウィリアムズはこれからシベリウスと共に積極的に取り上げていきます。 前半はスケール大きく旋律美溢れるドヴォルザークのチェロ協奏曲。世界で大活躍のゴムツィアコフとの再会が楽しみ。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS1 今度初共演する浜松フロイデ合唱団と初じめてリハーサルしてきた。合唱指導の齋藤令先生によくトレーニングされていて、難しいフーガもなかなか良かった。後はどこまで細かい音程やフレージングに磨きをかけられるか本番が楽しみです。 PS2 昨日は一橋大学管弦楽団と初顔合わせ。エルガーの1番を学生オケにできるのか心配だったけど、思ったよりかはよく頑張ってる。でもやっぱり心配…!どこまで進化してくれるかこちらも楽しみ。 皆とは初めて会ったけどかなり昭和っぽい。20年以上前から毎回練習後に行くという決まった飲み屋さんにも連れて行かれた。今どき瓶ビールをどんどん注文して、いい音を競いあってポン!!と音をたてて瓶の詮をぬくエブリバディの姿が全然ナウくなくて新鮮だった…! ファンの方に名前を教えて頂いた例のラッキークローバーに花が咲くようになりました。嬉しいですね…! 藤岡 幸夫 |
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2013/10/7 昨日は関西フィルと毎年恒例の野洲公演。今年でなんと14年目で、開館30周年記念。毎回ホールいっぱいのお客様で山仲市長も毎回チケットを買って来てくださりありがたいことです。 コンサートもとても盛り上がったし、恒例となったSS席の皆さんとの交流会もお客様といろいろお話できてよかった。 ホールの熱心なスタッフとしがぎん経済文化センターの皆さん、いつもながらありがとうございました。来年もよろしくお願いします!関西フィルの皆さん、司会の都築さんもお疲れ様でした。 さてさて明日は関西フィルと初共演する浜松の第九合唱団との初リハーサル、明後日はこちらも初共演の一橋大学のオケと初リハーサル。13日(日)は古巣の日本フィルと宇部公演で来週17日(木)が関西フィルとのヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲と続きます。 ヴォーン・ウィリアムズって誰やねん?という方にも絶対楽しんでいただけます! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS 昨日前半で取り上げた関西フィルのトランペット奏者&編曲者の川上肇さんが作曲した楽器紹介を兼ねた「日本民謡ファンタジー」、指揮するたびに凄い傑作だと思う。他のオケにも是非とも演奏して欲しい。 PS2 昨日取り上げた「美しき青きドナウ」、いつも本当は青くないけど恋人同士には美しく青く見えますと説明してるが、ちょうど先週かみさんとウィーンにいたので2人で観てきたが青く見えないのは当たり前。そりゃ結婚して25年もたったらねぇ…。 今日の夕空も綺麗でしたね…。 藤岡 幸夫 |
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2013/10/4 2日水曜日は関西フィルといずみホールで毎年恒例の夢チャリティーコンサートだった。今年でもう11年目になるのでお客様との距離も近く毎年優しい気持ちになります。 今年はゲストに話題の女流ヴァイオリニストの有希・マヌエラ・ヤングさん。数々のコンクールに受賞して昨年に名門ドレスデン歌劇場管弦楽団の史上初の女性コンサートマスターに就任された方でとっても素晴らしかったし、日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウスから引き出した美しい音色も見事でした。 お父様がドイツ人だけど日本語も堪能で嬉しかったです。 いずみホールの熱心なスタッフと関係者の皆さん、司会の黒谷さん、有希さんに関西フィルの皆さん、そして満席のお客様に心からありがとうございました!また来年お会いできるのを楽しみにしています! さてさて今週6日(日)は毎年恒例の野洲公演で大好きな「展覧会の絵」です。以前も書いたけど、豪華絢爛で華やかなだけでなく、ムソルグスキーの壮絶な想いのこもった素晴らしい作品。ホールは野洲駅から歩いてすぐで、毎年恒例で屋台もでる野外のプレコンサートも楽しみ。 関西フィルとはこの後17日の定期のヴォーン・ウィリアムズへと続きます。こちらも凄く楽しみ! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫
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2013/10/1 17日に関西フィルとは初めて取り上げるヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲はとにかくスケールが大きく品格高く美しい…! いつも思うのだけど、このロンドンという標題が余計な先入観を持たせて良くない。作曲者も標題は忘れるように望んでるが、この交響曲はロンドンと全く関係なくその素晴らしさを堪能して欲しいし、シンフォニーホールにとってもマッチするのでどこまで立体的に美しく響かせられるか楽しみにしています。 とても聴きやすいので絶対楽しんでいただけます! 前半のドヴォルザークのチェロ協奏曲は雄大な傑作と知られるが、ソリストのゴムツィアコフは遅咲きの大器。前回共演したときに「サチオ、去年のオーケストラとの共演は1回しかなかったんだ…」嘆く彼に僕が何処のオケだったのど聞くと「シカゴ交響楽団との定期演奏会」…僕は唖然としてしまったが、超一流のシカゴ響に招かれる素晴らしい大器です。 17日(木)の関西フィル定期お楽しみに! PS 昨日梅田で買ったスニーカーが素晴らしい。Onitsuka Tiger という日本製ハンドメイドを売りにしたメーカーでシルエットが細身でお洒落なだけでなく凄く履きやすく感動。 今までスニーカーはあまり履かなかったけどすっかりファンになりました。 藤岡 幸夫
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