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2013年1月分

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2013/1/31


   「生きること」


僕の仲の良かった同級生が突然体調を悪くして天国へ逝ってしまった。

中学時代はテニス部のキャプテンでバンドもやっててギターも上手くアイドル的存在だった。


歯科医として有名で全国を飛び回りながら、その一方でオヤジバンドも続けていて数年前に聴いたときはその演奏が見事なもんでびっくりした。


僕のコンサートにしょっちゅう来てくれただけでなく、僕の宣伝をしてくれたり僕の家にも飲みに来てくれたりして最近も仲良くしてたので、彼の突然の訃報は本当にショックで言葉が出なかった。


この悲しい知らせをどう受けとめればよいのかわからないまま、以前から予定していた加山雄三さんの銀座の小さなライブハウスでのコンサートに行って来た。

加山さんの歌声は心に響き、歌だけでなくギターも弾いて何曲も歌の無い曲を演奏したが、その音楽は躍動感あふれギターを奏でる真剣な姿はとても75歳には見えず、背筋が伸びて若々しくそして美しかった…。



小さなライブハウスいっぱいに集まったお客さん達はすごい熱気で、みんな満面の笑顔だった。


加山さんにはじめてお会いしてお話をさせてもらったけど、予想以上に若大将のあのままで、明るくフレンドリーでそしてとても丁寧な方で、素晴らしいお人柄だった。




以前も書いたけど歳を重ねるということは悲しいお別れをたくさんしていくことで、そして天国に逝ってしまった人たちは残された人たちに大切な何かを教えてくれてるのだと思ってる。


天国へ逝ってしまった同級生は本当にいい男で、無念さが晴れたり、悲しみが和らいだりした訳ではないけれど、昨日の加山さんの明るく真剣で優しい姿から、僕たちは先に逝ってしまった人たちの分まで本気で生きなきゃいけないんだと改めて教えられた気がした。


宇野澤くん 今まで本当にありがとう。どうか天国でゆっくり休んでください。

心からご冥福をお祈りします。


   藤岡 幸夫


2013/1/29


日曜は関西フィルと加古川市民会館の40周年記念コンサートだった。合唱団も端正ですごく良くなってたし、地元6高校の吹奏楽部選抜メンバーとの共演も迫力満点で楽しかった。バンドネオンの三浦一馬くんは品格高く、最後のボレロも盛り上がりました。


そして毎年お付き合いさせていただいてる加古川市民会館の熱心なスタッフの皆さんに心から感謝です。
皆さん本当にありがとうございました!


今日はこれまで何度か指揮させてもらってるいずみホールでの大阪城南女子短期大学の音楽鑑賞会。
今回も新しいクラシックファンが生まれてくれればと願います。


関西フィルも午前中からの演奏会なのにテンション高く良く鳴ってていい演奏会になったと思います。
皆さんありがとうございました!


それではまた…!



大阪駅で時々みかける子供時代を思い出す特急電車「こうのとり号」。懐かしい気持ちになります。加古川行きの電車を待ってたら目の前に停まってました。



三浦一馬くんはまだ22歳とは思えない品格の高い大人の音楽。4月の奈良定期でまた共演できるのが楽しみです。



昨日は関西フィルメインスポンサーのダイキン工業のいつもお世話になってる皆さんと恒例の楽しい食事会。毎回笑いっぱなしで盛り上がるし、いろいろな勉強もさせてもらってます。


向かって手前左が明るくて切れ味鋭い水口部長、その奥が昨年からサントリーから関西フィルに来て下さった小谷専務理事、向かって右手前がこれまで何度も相談にのってもらってきた、リーゼントヘアを貫き通す昭和男児の南部長、僕の隣がこの会の親分格の厳しくて愛情溢れる下路部長。
本当に楽しい男子会でいいリフレッシュになりました。ありがとうございました!


   藤岡 幸夫


※1/27 加古川市公演のevent reportはこちら
2013/1/26


明日27日は関西フィルと毎年必ずお世話になる加古川市民会館の40周年記念コンサート


地元の6高校の吹奏楽部の選抜メンバーとの共演や、地元合唱団との共演に加えてソリストにバンドネオンの三浦一馬さんを迎えてのピアソラの他に、威風堂々にボレロなど盛りだくさん。 加古川の皆さんとの絆が深まるコンサートにしたい。すごく楽しみにしてます!


今日は朝からホテルで勉強。夕飯は茶屋町あたりをぶらぶらして新しいお店を見つけるつもり。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫



2013/1/22


   「中学生時代」の話


取材でよく「普通大学出身なのになんで指揮者になったのですか」と聞かれいつもちょっとムッとしてしまう。


僕はイギリスで王立の音楽大学に入りなおして大学と大学院で5年間みっちりくそ真面目に勉強したし(大学は飛び級で3年生から編入した)、自慢じゃないが2年目から大学院卒業するまでの4年間は特別奨学金特待生で王室からかなりの奨学金を頂いてたのだ。


僕がトスカニーニの椿姫を聴いて指揮者になろうと思ったのは小学校4年の時でかなり早かった。それまでピアノはずっとやってたけど指揮者になると決めてからは、ソルフェージュや聴音やらの勉強も始めて、トスカニーニがチェリストだったのでチェロも始めた(祖父と親父がアマチュアチェリストだったのも影響したけれど)。


指揮者を目指すなら一度普通大学を卒業しなさいが両親の条件だった。中学から大学までの一貫教育に行くようにすすめられたが大学まで受験しなくてすむ分音楽に集中できるのも理由だった。


指揮者を目指すと決めてからは音楽だけでなく中学受験の塾に通い始めると同時に剣道の道場にも行かされた。指揮者に必要な気合いや闘争心、目力を養うためだ。おふくろもピアノが上手だったし、指揮者に何が必要か分かっていたのだ。

晴れて中学に入学してからは器楽部に入ってひたすら指揮者になる夢を追いかけてた。部活は月水金が運動部、火木土が文科系と決められていたので剣道部とも兼部できて勉強なんてしなかったし、テストでたまに良い点をとると親父からは「お前は落第スレスレでいいから音楽の勉強をしろ!」と言われたりしたが、今ではすごくありがたかったと思ってる。


中学1年のときのピアノの上手な彼女との初デートは秋葉原の当時日本で一番クラシックレコードの大きなお店だった石丸電気レコード舘で、彼女にラヴェルのピアノ協奏曲のLPをプレゼントしたのを良く覚えてる。


とにかく濃厚で生意気な中学生時代を送っていたのだ。


前置きが長くなってしまったけど、数年前から毎年一度は母校の器楽部の指導に行くようになって、いつもすごく楽しみにしてる。

僕は当時特別に2年生の時から指揮者をさせてもらってたけど、可愛い後輩くんたちと音楽をする時間はあの頃のエネルギーや夢を再充電できる気がして最高のリフレッシュになる。
音楽室は新しくなったけど、教室のある校舎はあの時のままでいろいろな記憶が蘇るのも嬉しい。


中学時代は大人になる前の多感な特別な時代なんだとつくづく感じる…。


昨日は久しぶりにまたみんなと音楽できて最高に幸せだった。


みんなありがとう!!
また会えるのを楽しみにしてます!


(こちらの写真はクリックで拡大します。)

慶應義塾中等部の器楽部は今では部員は106名もいて、中学なのにヴィオラもチェロも10人以上いる。昨日はブラームスの交響曲1番(もちろん全楽章)を指揮してきました。
まだまだ良くなるからみんな頑張って!!



僕もこんな感じの男子だったのかなぁ…。当時音楽室ではみんなでスコアを読むのが楽しかった。特に3年生のころは「春の祭典」のスコアに夢中になってた…。



僕の左が音楽の先生で指揮をつとめる高柳先生。器楽部を大きく発展させてくださいました。







   藤岡 幸夫


2013/1/20


今日は毎年恒例の水口(滋賀県)でお馴染みのあいこうか市民ホールで関西フィルとニューイヤー。

今年で水口公演は11年めで今回はオールチャイコフスキー。前半は管弦楽曲の他に、地元に住んでる関西フィルのヴァイオリン奏者の藤原利佳さんをソリストに「なつかしい土地の思い出」という小品を取り上げた。藤原さんのソロはとても素敵で、僕はこの曲は知らなかったのだけどとても好きになりました。


後半はこれまで何度も取り上げてきたチャイコフスキーの5番。関西フィル&藤岡らしい演奏を楽しんでいただけたと思います。
皆さんありがとうございました!


今日から東京でちょっと一息ついて週末の27日(日)は関西に帰って加古川市民会館の40周年記念コンサートでボレロ他です。

それではまた!



前半でソリストだった関西フィルの藤原利佳さん。真っ赤なドレスから休憩で着替えて後半は交響曲をオケ中でしっかり演奏。素晴らしいプロ根性ですね。ありがとうございました!



関西フィル&藤岡を11年呼び続けて下さってるあいこうか市民ホールの熱いスタッフの皆さん(向かって左が角前館長で右手端が担当の黄瀬さん)。来年も水口公演が決まっていて本当にありがとうございます!




おまけ1 水口は毎年電車の旅が楽しい。大阪から京都を通り過ぎ草津で乗り換える昭和っぽい電車。



おまけ2 貴生川からまた乗り換える。なんと黄金時代のライオンズのロゴがたまりません…!



おまけ3 草津線の車内のポスター。関西はテレビも含めコマーシャルが面白いです…。


   藤岡 幸夫


※1/20 甲賀市ニューイヤー公演のevent reportはこちら
2013/1/19


今日は関西フィルといずみホールで毎年恒例のニューイヤー。早くからチケット完売でたくさんのお客様ありがとうございました!

前半はマリンバの種谷睦子さんのために作曲された一柳先生の協奏曲が生命力溢れる素晴らしい作品で種谷さんのソロも凄かったです。関西フィルもすごく良くて一柳先生からもお褒めの言葉をいただきました。早速来年の奈良定期で再演することにしました。


後半のシュトラウスも楽しかった!

皆さんありがとうございました!


明日の20日(日)も毎年恒例の水口のニューイヤーコンサートでこちらはオールチャイコフスキーでメインは交響曲5番。3楽章の品格の高さと4楽章の悪魔が宿った狂気をどこまで表現できるか…? 水口のホールはオーケストラサウンドがダイレクトに届いて臨場感溢れるので絶対楽しんでいただけます!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



演奏会終わって一柳先生と種谷さんと。皆さんご機嫌で幸せでした。種谷さんの奏でるマリンバの音色の美しきは絶品でした。


   藤岡 幸夫


※1/19 Meet the Classicニューイヤー公演のevent reportはこちら
2013/1/17


<管理人より>
放送を見逃された方のために・・・

YouTubeで「東急ジルベスター」の映像がご覧いただけます!

2012年12月の大晦日の夜、カウントダウンコンサートが生放送されました。
曲はエルガー「威風堂々」です。

YouTubeのリンク先はこちら(約7分)


また、

2009年スペイン・オヴィエドで藤岡さんが指揮をしたオペラの映像もチェック!

2009年9月、スペイン・オヴィエド歌劇場のシーズンオープニングとしてリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を指揮(全4公演)しました。

その舞台映像の一部をYou Tubeでご覧いただけます(約3分半)

※藤岡さんはオーケストラピットなので映像には出ていません。


2013/1/14


土曜日は毎年恒例の城陽ニューイヤー。たくさんのお客様ありがとうございました。ソプラノのソロの森田裕子さんも素敵だったし、モルゲングランツ少年少女合唱団と城陽市少年少女合唱団も素晴らしかった!青きドナウで途中ソロを歌ってくれた2人の女の子もすごく良かった!


城陽ニューイヤーは今回で13年目で今年は3月31日8月25日に城陽定期、年末は第九とあと3回関西フィルと出演するのでありがたいことです。文化パルク城陽の熱心なスタッフの皆さんに心から感謝です。


今日はこちらも毎年恒例の橋本ニューイヤーで橋本は14年目。関西フィルの指揮者として初めて指揮したのがこのコンサート。
毎回ソリスト無しで今回のメインはドヴォルザークの8番。関西フィルも熱演でこちらも素敵なコンサートになりました。
橋本市文化スポーツ振興公社と地元の応援団体のグループフィルの皆さん達が熱心で本当に嬉しい限りです。橋本は今年の夏からサマーコンサートも実現しそうですごく楽しみ。


城陽も橋本も熱心なスタッフの皆さんのおかげで継続は力なり。皆さんありがとうございました!


さてさて今週末も毎年恒例のニューイヤーコンサートが続きます。土曜日がいずみホールでのニューイヤー、日曜日の水口でのニューイヤーは今回はオールチャイコフスキーでメインは交響曲5番。お楽しみに!



文化パルク城陽の熱心なスタッフの皆さんと新年会。イタリアンレストランでマフィアのよう。今年は3月、8月、12月とあと3回お世話になります。



橋本の大好きな「紀ノ川」を本番前に散歩。僕は「紀ノ川」という映画も大好きでDVDも持ってるが、とにかく美味しい空気に冬の香りに鳥たちの声に川の音…最高でした。



橋本のスタッフの皆さんとの打ち上げ。今年はサマーコンサートも実現しそうで嬉しい限りです。
(※写真をクリックで拡大)


PS 昨日は今度のいずみホールで共演するマリンバの種谷さんと一柳先生の協奏曲(初演)の打ち合わせで種谷さんの圧倒的なパフォーマンスに感動しました。すごく魅力的な作品なので今から楽しみ。


大阪に帰ってジムで走りながらマシンのテレビで久しぶりにちびまる子ちゃんとサザエさんを楽しんで日曜気分を満喫。部屋に戻って一杯やりながら、近鉄オタクの健斗くん(すごく可愛い)が近鉄の車掌さんになる夢が叶うという番組がめっちゃ面白くて、僕は普段テレビをほとんど見ないのだけど久しぶりにテレビを見ながら声を出して笑ってしまった…。

僕は普段はいつも健康のためもあって電車で移動するが、関西はとにかく各私鉄の個性が強烈でたまたま城陽と種谷さんのお宅が近鉄でタイムリーだったし、今日の橋本は南海で、その他阪急(一番よく使う)に阪神と車両のデザインや内部の作りに車掌さんのしゃべり方もそれぞれ個性があって本当に面白い。ちなみに僕は電車オタクではありませんが…。


   藤岡 幸夫


※1/12 城陽市公演のevent reportはこちら
※1/14 橋本市公演のevent reportはこちら
2013/1/11


さてさて明日の12日(土曜)は関西フィルと毎年恒例の城陽ニューイヤーコンサート。もう13年目になるがホールの響きが素晴らしく、明るいロビーの雰囲気も大好き。

天使のような歌声の少年少女合唱団との共演(「美しき青きドナウ」と「アヴェ・マリア」)も楽しみだしソプラノの森田裕子さんも素晴らしいです。
ウィンナワルツは「天体の音楽」や「金と銀」を取り上げます。


明後日14日(祝)はこちらも毎年恒例で14年目になる橋本ニューイヤー。耐震工事が終わって3年ぶりの橋本市民会館(僕が関西フィルとタッグを組んで最初に指揮した思い出深いホールです)。

メインは大好きな(振ってて幸せになります)ドヴォルザークの八番で前半はウィンナプログラムで「ウィーンの森の物語」や「美しき青きドナウ」他を取り上げます。


城陽も橋本も絶対楽しんでいただけるプログラムで僕もすごく楽しみ。
それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 昨日は昼間独りで京都をぶらぶらして初詣。祇園や八坂神社で京都ならではの新年気分を味わってきました…。





   藤岡 幸夫



2013/1/8

   「LP」 の話

僕はLPの音が好きだ。たまに時間をみつけては
レコードの音を楽しむ。ちなみに僕はオーディオマニアではないし普段CDはあまり聴かない。ほとんどの機器は20年以上前にアルバイトで買った国産の中級機。それでもLPはいい音がする。


聴くのはもっぱら室内楽で、スメタナ四重奏団に、ホロヴィッツ、ギーゼキング、ピアティゴルスキー…。

ところで昨年たまたま同じ演奏のブルックナーをCDとLPで聴く機会があって仰天した。頭でわかっていたけどこれ程まで違うなんて!もちろんLPの方が倍音がしっかり鳴ってるから音が広がって柔らかくて美しい音がする。CDのように硬い音がしない。


おまけに凄いLPクリーナー(安くて簡単)を見つけて、これでゴシゴシ拭くと中学生時代の愛聴盤すら殆どノイズの音がしなくなって綺麗な音がする。


このクリーナーと出会ってからはたまに暇を見つけると30年以上前のLPを引っ張り出しては懐かしいジャケットを眺めながら音楽を楽しんでる。この時間は全く仕事と関係なく、まるで中学生のあの頃に戻ったような気がする…。


最近では中古LPをたまに買ったりするが何故かフルトヴェングラーが多い。
以前はあまり聴かなかったし特別ファンではないのだけれど、LPから聴かれるフルトヴェングラーの演奏は、時々「おいおい…?」 とか「そりゃないでしょ…?」とか思わず呟いてしまうがそれでも聴き手の心を揺さ振ってくる…。


アンサンブルの縦の線が合ってるとか合ってないとかとは全く違う次元の魂のこもった音楽なのだ。そしてデジタルでないアナログの音で聴きたくなる…。


イギリスで初めて「春の祭典」を指揮することになったときラトルとバーミンガムsoのリハーサルを見に行った。ラトルは丁寧にアドヴァイスをくれたあと、「前半は何を振るの?」と聞かれ「シューマンの4番です」と答えると「絶対フルトヴェングラーを聴いた方がいいよ」と言われ、僕はそのアドヴァイスを守ったおかげでフルトヴェングラーの物凄い演奏に犯され自分を見失って(春の祭典はまぁ上手くいったけど)大失敗してしまったことがあるが今では懐かしい。


そう言えば初めて第九を振りますと師匠のサー・チャールズ・グローブスに手紙を出した時の返事も「フルトヴェングラーを聴きなさい」 だった…。


今LPがブームを起こしていて昨年のLPの売り上げは(洋楽も含め)それまでの3倍近くにはね上がったらしい。便利で安いデジタルなものが良しとされる今の世の中で嬉しくなる。


古臭いかもしれないがアナログな指揮者でいたいと思う…。


   藤岡 幸夫


2013/1/7


いよいよニューイヤーシーズン。

週末に取り上げる「ウィーンの森の物語」(14日橋本)や「天体の音楽」(12日城陽)etc… それにドヴォルザークの8番(14日橋本)などなど勉強してるだけで幸せな気持ちになります…。


※各写真をクリックで拡大

一昨日は今月27日(日曜)の加古川市民会館40周年記念コンサートで関西フィルと共演する地元6校の選抜メンバーとリハーサル。このコンサートではバンドネオンの三浦一馬くんとピアソラをやったり合唱団と共演したりでメインがボレロという豪華なプログラム。



昨日は2月17日(日曜)に毎年恒例の小野で共演する吹奏楽団と合唱団とリハーサル。毎回大人と子供の合唱団のための新作を取り上げるが、今回は保科洋先生の3人の琴のソロとオーケストラと合唱のためのファンタジア。毎年共演する子供たちが可愛い。



今日から関西フィルとリハーサルがスタート(今日はちょっと小さい編成ですが)。今年もよろしくお願いします!


   藤岡 幸夫


2013/1/5


皆さんあらためて今年もよろしくお願いします。


このサイトでは音楽以外の話をなるべくしないようにしてるけれど、今年はテレビで話したように東北の復興がよりスピードアップすることを心から願います。去年の3月に震災地を訪ねたときに愕然としました。日本の底力をみせることで日本全体が元気になって欲しいです。


さてさて今年は関西フィルと14年目のシーズンを迎えます。とにかくこれまで通り新しいお客様を増やし続けることが大切。関西2000万人の人口を考えればまだまだたくさんの可能性が残ってるはず。


その一方で定期ではシベリウスチクルスと並行して
大好きなヴォーンウィリアムズをやっていきます(秋の定期でまずはロンドン交響曲)。また今年も邦人作品を積極的に取り上げます。まずは1月にニューイヤーで一柳先生のマリンバ協奏曲の初演、2月の定期で黛さんの「舞楽」や小野公演では保科さんの合唱と琴とオーケストラのためのファンタジア初演、夏には吉松さんのタルカスetc,etc


それから当サイトの管理人さんには心から感謝!ヤフーの部門別人気サイトランキングでは1位がずっと続いてるそうでこれも管理人さんのおかげです(僕は毎回携帯から管理人さんに文章を送ってるだけ)。本当にありがとう&今年もよろしくお願いします!


まずは関西フィルとの毎年恒例の各地でのニューイヤーコンサートをお楽しみに!
それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


2013/1/1


皆さんあけましておめでとうございます。
昨年はたくさんのお客様にコンサートに来ていただき本当にありがとうございました!今年もよろしくお願いいたします。


昨日のジルベスターは無事終わって良かった…!


とにかくリハーサルから本番まで東フィルの皆さんが明るくてテンションが高く素晴らしい演奏をしてくださって、とっても楽しくそして幸せでした。


オーケストラの皆さん、そして豪華なソリストの皆さん、それから司会の茂木さんに森本さんをはじめテレビ東京のスタッフの皆さん、東急の皆さん本当にありがとうございました!


さてさて週末から関西に帰って毎年恒例のニューイヤーコンサートが続きます。こちらもすごく楽しみ。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 昨日のカウントダウンの威風堂々は最後は音を伸ばして終わるから決して難しい曲ではなかったけどさすがに緊張した。テレビで全国で見れる生放送だったので、ここで外したら関西フィルと関西のファンの皆さんに申し訳なくて合わせる顔が無いと凄いプレッシャーだったのでホッとしました…。



終演後に素晴らしいソリストの皆さんと左から須川さん、山口さん、小柳さん、右が金子さん。ここに写ってないけどヴァイオリンの宮本さんも素敵でした。



打ち上げでいつも存在感抜群でセクションをリードしてくれる首席セカンドヴァイオリンの藤村さんと。彼がカウントダウン終わってかけてたサングラス。何にも見えなかった…どうやって楽譜読んでたんだろ…?



元旦でやっとのんびり。近所の大好きな根津神社に初詣してきました。


   藤岡 幸夫


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