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みなさん、お元気ですか? 僕は、来週から始まる吉松さんの4枚目のCD(Symphony No.1と鳥と虹によせる雅歌)の準備でヒイヒイ言っています。でも、この2曲も素晴らしい曲なので、是非楽しみにしていて下さいね! さて、今回は前回の僕の手紙についていただいた、雪村さんの下記のご意見に対するお返事という形でレターを出します。なぜなら、前回のレターを書いた時、必ず雪村さんのような意見の方もいるだろうなと思っているからです。 前回の僕のレターをよんで「そんな必要ないんじゃない?」とか「文化が違うから仕方ないよ」という考えの方も多いのでは・・・?というご意見ですが、「その通り」です。 特に東京に住んでいる方などはクラシックの演奏会は充分すぎる程あるので、そう思われる方も多いでしょう。それに、元々クラシックは西洋文化。はっきり言って、日本のクラシック界がここまで来たことが奇跡だと思っています。 つまり前回の僕の意見は、音楽家としての立場(つまりより多くの人達に聴いて欲しいという)理想論です。 ただし、人にはそれぞれ色々な意見もあるし、僕はこのホームページでは論争をしようと思っていないので、この件についてレターするのは今回限りということで、もう一度お話します。 雪村さんのお手紙 ![]() さて、雪村さんのレターへのお返事ですが(いつもレターありがとうございます)、 まず、僕はクラシックが無くなるなどとは、これっぽっちも思っていませんヨ。 永久に残ります。ただ、演奏会の減少、CDが売れないという現象はすでに始まっています。これは不景気によるものだけとは思っていません。その一方で、J-POP、ROCKは絶好調なのですから。 その結果、将来、クラシックはほんの限られた人達の趣味になってしまう可能性はあります。(何と言っても、子供が少なくなっているし、高齢化現象も含めて)ファンが少なければ、演奏会は減る。演奏会が減ればレパートリーもせまくなり、それこそ新しい作品などは生まれにくくなってしまうでしょう。 僕の意見は気軽にホールに足を運ぶ人を増やせば→企業のスポンサーなどによって現在のオーケストラの金銭面がよくなる→演奏会の数も増える→チケットが安くなる(?)→レパートリーが広がり新しい作品の発表の場が増える、といった単純なものです。 雪村さんは映画を例にとっていらっしゃいますね。それこそ理想的な形です。何故今映画が黄金期かと言えば、気軽に映画館に足を運ぶ人達が沢山いるからです。それは宣伝の仕方がとても上手く、又人々は魅力ある新しい作品にまず興味をもちます。 一般映画ファンの多くは、その演技力(音楽で言えばあなたの言う演奏の魅力に当たるのでは?)よりも先に、作品に感動します。最も、作品よりも俳優さんに惹かれることもあるでしょうけれど。そして映画通と言われる人達は彼等の演技力・監督のセンスetc.etc.に夢中となる訳です。 僕は日本でも、このような自由な楽しみ方を、クラシックでもできるようになれば・・と思っているのです。 ![]() さて、トーク付きのコンサートの件についてですが、雪村さんのようにすでにクラシックを身近に感じていらっしゃるファンの多くの方はあまり好まないでしょう。よく分かります。ただしクラシックファンを増やすために、オーケストラが年に何回かトーク付きのコンサートを行うのは、一向に構わないのでは・・・? 又、雪村さんのおっしゃるように「演奏に魅力があれば、必ず底辺が育つ」はまさにその通りですが、それだけでは仲々簡単に演奏会に人が集まらない(日本全体の底辺という意味で)のが現状なのです。 勿論雪村さんの言う様に演奏に魅力がなければならないのは当然ですね。僕もガンバリます。 さて、今回もちょっと難しいレターになってしまいました。 この件に関しては僕はもうコメントしませんが、このホームページをご覧のみなさんは、雪村さんが書かれていますように、ぜひ、どうぞご意見をよせて下さい。僕も楽しみにしています。 雪村さんも是非又レター下さいね。 それでは又・・・。 1999年9月2日 藤岡 幸夫
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