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2022年10月~12月分

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2022/12/29

皆様

今年も本当にありがとうございました!
感謝感謝です!

来年は、ウクライナの戦争も終結して、コロナも終息してどうか平和が訪れますように!

さてさて新年は1月3日に東京都交響楽団とのニューイヤー(東京文化会館)、関西フィルと8日(日)が毎年恒例の城陽ニューイヤー、14日(土)はいずみホールでゴージャスなニューイヤー、15日(日)は関西フィルの練習拠点の門真のルミエールホールでニューイヤーと続きます!

2月4日(土)は関西フィルと毎年恒例のバレンタイン・コンサートでジャズやディスコのヒットナンバーをお届けいたします!
(詳しくはチラシコーナーで)

その他、文中、文末のチラシコーナーを参照ください!

皆様のご来場をお待ちしております!



エンター・ザ・ミュージックの視聴者の皆様。今年も一年ありがとうございました!
放送9年目を迎え、来年も相棒の角谷暁子アナ&番組制作のプラネットワイ&テレ東のスタッフの皆さんと、最高に楽しいクラシック番組を目指します!

どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m

大晦日(土)のエンター・ザ・ミュージックは指揮者ゲストの皆さんとの名場面特集!


尊敬する兄貴分の高関健さん!健さんのとっても楽しいトーク!


もう一人の尊敬する兄貴分の広上淳一さんはもう爆笑の連続!


大活躍の山田和樹さんは同門の兄弟弟子で、番組に出たいと言ってくれてとっても嬉しかった!


原田慶太楼さん&鈴木優人さんも新鮮で楽しかった~!

大晦日のエンターをどうぞお楽しみに!
新年の7日(土)のエンターは貴志康一の交響曲「仏陀」の前編です!



12月24日は毎年恒例で関西フィルとザ・シンフォニーホールでクリスマスファンタジア!毎年出演して今年が21回目!ホールいっぱいのお客様ありがとうございました!


ソプラノの熊谷綾乃さんはとっても品格高い歌唱でした!


毎年出演のオルガンの片桐聖子さん!


関西フィルが芸術提携を結んでいる東大阪(僕は特別顧問をしております)の野田義和市長と高階正道ご夫妻も来て下さいました!

ソリスト&関西フィルの皆さん、熱心な主催の朝日放送&関係者の皆様に感謝!
今年もありがとうございました!



翌日の25日は関西フィルと毎年恒例の吹田第九!

合唱団は良く進化して来年も楽しみ!
向かって右から合唱指導の清原邦仁&西原綾子先生、ソロの畑友実子&影原真由美&秋本靖仁の皆さん。
20年以上のお付き合いのメイシアターの皆さん&関西フィルにも感謝!

メイシアターの次回公演は4月です!


それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫
2022/12/21


皆様

もうすぐクリスマスですね!一年早いもんです。若い頃はクリスマスは一大イベントでずいぶん張り切りました。
ディズニーランドに彼女と行って、乗り物に並んでいる間に、彼女に大学生協で月賦(ローン)で買った時計をサプライズプレゼントしたり…まぁそれが今のかみさんなんですが(^-^;

さてさて、12月24日は毎年恒例の関西フィルとのクリスマスファンタジア!ザ・シンフォニーホールで豪華に華麗なる管弦楽曲集!
メインは音を出した解説付きのストラヴィンスキーの「火の鳥」です!

ゴージャスなクリスマスイヴをお過ごしください!

そして、25日は関西フィルと吹田第九!!リニューアルした素晴らしい音響のメイシアターで是非とも!

新年は1月3日に東京都交響楽団とのニューイヤー、関西フィルと8日が毎年恒例の城陽ニューイヤー、14日はいずみホールでゴージャスなニューイヤー、15日は関西フィルの練習拠点の門真のルミエールホールでニューイヤーと続きます!(詳しくはチラシコーナーで)

その他、文中、文末のチラシコーナーを参照ください!

皆様のご来場をお待ちしております!




12月24日(土)のエンターザミュージックは、英国在住のヴァイオリニストの小町碧さんをゲストに、ヴォーン・ウィリアムズ&クリスマス特集!

小町さんのヴォーン・ウィリアムズゆかりの地をバックにした素敵な演奏映像や、関西フィルや東京シティフィルの演奏を須黒清華アナと楽しくお届けいたします!



小町碧さんが翻訳されたヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の本とっても面白いので是非!!
僕はこれまでRVWを積極的に取り上げてきたけど知らない話しも沢山あって興味深い。
因みに、来年4月の関西フィル定期で僕の愛するRVWの世にも美しい交響曲5番を取り上げます。




17日は東響と北区第九でした。合唱団はパワフル&本番進化して嬉しかったし東響はドラマティック!

素敵なソロの梶田真未&向野由美子&工藤和真&岡昭宏の皆さん&素晴らしい合唱指導の佐野正一先生!皆様に感謝。ありがとうございました!

コンサート後は大阪へ。




翌18日は関西フィルと城陽第九!合唱団は明るく良く頑張った!参加した少年少女合唱団の声も気持ち良かった。

関西フィルも完成度の高い熱演!素敵なソロの森田裕子&太島優希&小餅谷哲男&田中由也の皆さんと合唱指導 中西秀樹さん&紺谷貴さん!共演した皆様と文化パルク城陽の熱いスタッフの皆さんに感謝!ありがとうございました!

1月8日は毎年恒例の城陽ニューイヤーです!



エンターザミュージックのトーク収録がありました。お馴染みの松本記念音楽迎賓館で相棒の角谷暁子アナと楽しく収録。


ヴァイオリニストの戸澤采紀さんは21歳!高校1年で日本音楽コンクールで優勝!現在はドイツ留学中。当番組でお馴染みの戸澤哲夫さんのお嬢さん!

今回は、高関健さん指揮の東京シティフィルとのラロのスペイン交響曲。

堂々とした素晴らしい演奏!



新井鴎子さんをゲストに迎えて、僕の愛するシューベルトのミサ曲6番は2週連続で。

自分が天国へ逝くと分かっていて作曲された傑作(作曲された3ヶ月後に31歳の若さで夭逝)の魅力をお伝えします。



《12月21日のSNS投稿》













12月24日



12月25日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/12/13

皆様

お元気ですか?いよいよ第9シーズンに突入しております。
第九は各合唱団との合唱だけのリハーサルが続くので体力を消耗するので毎日焼き肉の日々です(笑)

群響とはすでに2回(伊勢崎&前橋)共演して残る第九は3回!

17日(土)は東響と北区、関西フィルと18日(日)が城陽(京都府)、25日(日)が吹田です!各合唱団凄く頑張って気合い充分!
お時間ある方は是非とも!

第九の合間に12月24日は毎年恒例の関西フィルとのクリスマスファンタジア!ザ・シンフォニーホールで豪華に華麗なる管弦楽曲集!
メインは音を出した解説付きのストラヴィンスキーの「火の鳥」です!

ゴージャスなクリスマスイヴをお過ごしください!

詳しくは文末のチラシコーナーを参照くださいませ。




12月17日(土)のエンターザミュージックは僕の愛するシベリウスの交響曲1番!
相棒の角谷暁子アナと楽しくお届け!


関西フィルの熱いパフォーマンスをお届けいたします!



6日の読響との高崎公演後は高崎に残り、翌日から各合唱団とリハーサル。
群響と10日伊勢崎、11日前橋の第九でした。


伊勢崎の第九合唱団は85人にも関わらすパワフルでクオリティー高くてびっくり!群響も燃焼度高くエキサイティング!
素晴らしいソロの中江早希&小泉詠子&山本康寛&大西宇宙の皆さんに強力な合唱指導の角田和弘先生!





大西宇宙さんとは初共演。素晴らしい歌唱でした!お人柄もとっても素敵(^-^)
中高は強豪校の吹奏楽部でチューバを吹いていたそうです。
僕のエッセイ集2冊両方読んでくれていて素直に嬉しかった!
意気投合して終演後は焼き肉(笑)


前橋の合唱団は50周年!!おめでとうございます!!満席のお客様で大盛況。素晴らしい歴史で合唱団の更なる進化発展が楽しみです!!
素晴らしいソロの中江早希&山下裕賀&山本耕平&黒田祐希の皆さん!群響はこの日も熱かった!


僕の師匠渡邉暁雄先生のお孫さんの首席ヴィオラの渡邉信一郎くんとの再会も嬉しかった!

リハーサルから楽しかった!皆さんに感謝!ありがとうございました!


今年も残り僅か!頑張ります!



12月17日



12月18日



それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫



関西フィルと奈良県立橿原考古学研究所が提携を結びました!
考古学とクラシック音楽の連携で裾野を拡げるという新しい試み!



2022/12/07

皆様

日本代表スペインに勝利!最高でしたね!
明け方から独りで叫びまくって観戦しました!


12月10日~先ずは群馬交響楽団と第9シリーズ(10日伊勢崎、11日前橋)に突入! 17日は東京交響楽団と北区の第9、関西フィルとの第9は18日城陽(京都府)、25日が吹田と続きます。

12月24日は毎年恒例の関西フィルとのクリスマスファンタジア!ザ・シンフォニーホールで豪華に華麗なる管弦楽曲集!
メインは音を出した解説付きのストラヴィンスキーの「火の鳥」です!

詳しくは文末のチラシコーナーを参照くださいませ。


クロアチアに敗戦ざんねん涙
それでも今回のワールドカップで沢山の元気をもらいました!!
日本代表に感謝!ありがとう\(^o^)/



12月10日(土)のエンターザミュージックはアマオケシリーズで今回は佐賀県のアルモニア管弦楽団!


音大卒業生も多いセミプロのようなレベルの高いアマオケです。「展覧会の絵」をお届け!


久留米シティプラザ素晴らしいホールで満席のお客様でびっくりでした!
楽しかった~!
どうぞお楽しみに!



12月1日~東京交響楽団とリハーサルで、
3日ミューザ川崎、4日新潟りゅーとぴあ公演でした!


若きコンサートマスターの小林壱成さん!
堂々としたリードが気持ち良かった!ソロも素敵でした。


向かって右はマ・メール・ロワで使われる、鍵盤付きグロッケンシュピーゲル(左のチェレスタとは音色が全然違います)。
普通の鉄琴で代用される事が多く、日本でこの楽器を使うの見たの初めて。


ミューザ川崎公演は完売でした。
東響&東響コーラスは完成度高くとっても美しく、東響のラヴェルは色彩豊かでエキサイティング!素晴らしい演奏に感謝!合唱団は噂通りレベルが高い!


素敵なソロを披露して下さった砂川涼子さんと与那城敬さん!


新潟のりゅーとぴあも素晴らしいホール!
たくさんのお客様ありがとうございました!
にいがた東響コーラスもマスクを付けてだったけど品格高く美しかった!


オルガンの石丸由佳さんと小林壱成さん!

リハーサルから本番2日間とっても楽しかった!皆様に感謝!ありがとうございました!

東響の皆さんとは17日の第9を楽しみにしております!



12月6日は読売交響楽団との高崎公演でした。早くからチケット完売で沢山のお客様。






清塚信也さんと久しぶりの共演。お人柄そのままで優しいオーラ全開&エキサイティング。一緒に演奏していて幸せになります(^-^)
後半は読響が豪快にして繊細!強烈なベートーヴェン!!リハから本番までとっても楽しかった(^-^)
コンマスの長原幸太さんとの再会も嬉しかった。皆様に感謝です!!

読響との次回は大晦日です(^-^)




この写真は、金沢出身の国文学者だった曾祖父藤岡作太郎が懇意にしていた夏目漱石からの手紙であります。
高校生の時に親父が「お前は指揮者にはなれない。この手紙を一枚づつ売って生計を立てろ。」と見せられたのが懐かしい。
金沢ふるさと偉人館に寄贈する事になり、学芸員の方々が解説に来て下さいました。

とりあえず、指揮で食えるようになって良かった…(^-^;



12月10日



12月11日



それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/11/30

皆様

お元気ですか?
いや~ワールドカップドイツ戦は久しぶりに興奮しました!最高でしたね!

今この文章は鹿児島空港で書いているのですが、コスタリカ戦前半は残念ながらフライトで観れず、羽田着き次第スマホで観戦です!


さて12月3日(ミューザ川崎)&4日(新潟定期)は東京交響楽団と久しぶりの共演楽しみです!

前半はフォーレのパヴァーヌと僕の愛するレクイエム(作曲者自身が好んだ編成のラター版)に、後半は大好きなマ・メール・ロワにボレロという凄いプログラム!
新潟のりゅーとぴあコンサートホールも素晴らしいと聞いているのでとっても楽しみです!

12月6日は読売日本交響楽団と高崎公演。素晴らしいホールで、清塚信也さんとの再会もとっても楽しみ!(チケット完売)

12月10日~先ずは群馬交響楽団と第9シリーズに突入!

12月24日は毎年恒例のクリスマスファンタジア!

詳しくは文末のチラシコーナーを参照くださいませ。


羽田に着いてスマホでコスタリカ戦を観戦。あり得ない…(涙)
スペインに勝つしかない!!!!!




12月3日(土)のエンターザミュージックはお馴染み新井鴎子さんをゲストにシューベルトの交響曲第2番を角谷暁子アナと楽しくお届け!


シューベルトが17歳!の時に書いた、若さ溢れた幸せいっぱいの傑作を関西フィルのエキサイティングな演奏でお届けいたします!




11月24日は毎年恒例で大阪4オケの来シーズン発表記者会見。
関西フィルの目玉は数年前から僕が事務局にお願いしていた鈴木優人さんの首席客演指揮者就任!!とっても楽しみです!
(関係ないけど僕のネクタイは関西フィルの皆さんが還暦お祝いでプレゼントして下さったジョルジオ・アルマーニのネクタイ!)

来シーズン定期





翌25日から鹿児島の霧島入り。素晴らしいロケーション。鹿児島在住の音楽家が集まったみやまアンサンブルとリハ。クオリティー高く生命力溢れた室内オケ。
木嶋真優さんとの久しぶりの再会。


みやまアンサンブルはこれまで外国人のソリスト(皆さん指揮もする)の方々と共演を続けてきていて、日本人との共演は初めてだそうでびっくり!


本番の木嶋真優さん今回も悪魔(良い意味で笑)。自由奔放でどっしりとしたユダヤ人が書いた音楽と刻印された濃厚なメンデルスゾーン!とっても新鮮でした!




オケはエネルギーと歌に溢れリハから凄く楽しかった!
みやまコンセールは素晴らしい響きのホールで、美しい自然に囲まれロケーションも最高!温泉も堪能しました!

木嶋さんとの次回の共演楽しみ。皆様に感謝!ありがとうございました!



12月3日



12月4日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫


2022/11/23

皆様
お元気ですか?

本来はアイルランドのダブリンでメサイア公演だったのがこのご時世で残念ながらキャンセル。おかげでちょっと一息で、ひたすら片付けをしていました。この週末から再び怒涛のスケジュールで一気に正月まで駆け抜けます!

さて、11月27日は鹿児島の霧島国際音楽ホール(素晴らしいホールだそうで楽しみ!)でみやまアンサンブルと初共演!いつも僕が悪魔と呼んでしまうヴァイオリニストの木嶋真優さんとの再会も楽しみ!

ロケーションも最高だそうなので観光がてら是非とも!

12月3日(ミューザ川崎)&4日(新潟定期)は東京交響楽団と共演。

前半はフォーレのパヴァーヌと僕の愛するレクイエム(作曲者自身が好んだ編成のラター版)に、後半は大好きなマ・メール・ロワにボレロという凄いプログラム!
新潟のりゅーとぴあコンサートホールも素晴らしいと聞いているのでとっても楽しみです!

12月6日は読売日本交響楽団と高崎公演。素晴らしいホールで、清塚信也さんとの再会もとっても楽しみ!(チケット完売)

その他のコンサートたくさんあるので本文中と最後のチラシコーナーを参照して下さい!




11月26日(土)のエンターザミュージックのゲストは兄貴分の素晴らしい指揮者!広上淳一さん!毎回大反響で今回は4回目の登場!
ラフマニノフの交響曲第3番をお題に、須黒清華アナと楽しくお届け!


今回も大爆笑でした!こんなクラシック番組があって良いのか!?


日本フィルとの素晴らしいパフォーマンスをお届けいたします!
因みに、広上さんが日本フィルの正指揮者時代に僕は日本フィルの指揮者で(この時の音楽監督は小林研一郎先生)、この頃の思い出話も(笑)



父が他界して、実家を処分することになり実家にあった仕事部屋を近所の我が家に引っ越しすることに。

この写真は我が家で使っていたアップライト。元々は小学校入る前から使っていた祖母のピアノで色々な想い出があり、実家から引っ越してくるピアノと交代でお別れ…ちょっと寂しい(涙)

このアップライトは指揮者になりたくてしょうがなかった小中学生時代の相棒だったのであります!


日本に帰国してからは、実家の近所の我が家で使っていました。


こちらは実家の仕事部屋。以前雑誌取材の時の写真。


この部屋には楽譜やモノが多く、引っ越しが大変!この休暇中はずっと片付けをしていました。




世田谷区の松本記念音楽迎賓館で、相棒の角谷暁子アナウンサーとエンターザミュージックのトーク収録がありました。

お馴染みの神尾真由子さんとは、マユコ先生のレッスン、伊福部昭の協奏曲、宗次ホールの演奏会の3本撮り。


関西フィルとの貴志康一の交響曲「仏陀」の前編は貴志の母校で資料室がある甲南中学・高校の山内守明校長がゲスト!
貴重なお話を伺えました。


「仏陀」の後編のゲストは音楽評論家の奥田佳道さん!1935年という時代に自らベルリンフィルを指揮して初演したこの素晴らしい交響曲の魅力と、28歳の若さで天国へ逝ってしまった貴志康一の凄さについて語ります!奥田さんのお話とっても面白かった!



角谷暁子アナウンサーと、大晦日のトーク。これまでに出演した指揮者の皆さんとの名場面集をお届けいたします!


《11月22日のSNS投稿》







11月27日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/11/16

皆様
お元気ですか?

10月入ってからの怒涛のスケジュールが終わり、アイルランドのダブリンでのメサイア公演がこのご時世で中止になってしまったおかげでちょっと一息。
それでも第9の各合唱団とのリハーサルが始まり、いよいよ師走へ突入ムードです。

11月27日は鹿児島の霧島国際音楽ホール(素晴らしいホールだそうで楽しみ!)でみやまアンサンブルと初共演!いつも僕が悪魔と呼んでしまうヴァイオリニストの木嶋真優さんとの再会も楽しみ!

ロケーションも最高だそうなので観光がてら是非とも!

12月1日(ミューザ川崎)&2日(新潟定期)は東京交響楽団と共演。

前半はフォーレのパヴァーヌと僕の愛するレクイエム(作曲者自身が好んだ編成のラター版)に、後半は大好きなマ・メール・ロワにボレロという凄いプログラム!
新潟のりゅーとぴあコンサートホールも素晴らしいと聞いているのでとっても楽しみです!

12月6日は読売日本交響楽団と高崎公演。素晴らしいホールで、清塚信也さんとの再会もとっても楽しみ!

その他コンサートたくさんあるので本文のチラシコーナーを参照して下さい!




11月19日(土)のエンターザミュージックは関西フィルの首席ヴィオラの中島悦子さん&首席クラリネットの梅本貴子さん!
相棒の角谷暁子アナと楽しくお届け!


関西フィルとのブルッフの隠れた名曲!二重協奏曲をお届け!旋律美溢れた素晴らしい作品です!

どうぞお楽しみに!



11月10日は首席客演指揮者をしている東京シティフィルとオペラシティで定期演奏会でした。


リハーサル前日に寺田悦子&渡邉規久雄ご夫妻と打ち合わせ。
僕は規久雄さんの父上の名指揮者だった渡邉暁雄先生から息子のように可愛がって頂いていたので、お二人とは長いお付き合い。


ヴォーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」は弦楽オケが2つに分かれる。
第2オケは金管楽器の位置に配置。パイプオルガンのような美しい響きを生み出してくれました!

この演奏を聴いて、ヴォーン・ウィリアムズを好きになった方が生まれたに違いないという手応え。


ヴォーン・ウィリアムズの「2台のピアノのための協奏曲」は指揮者の目の前にピアノを配置。


品格高く味わい深い素敵な演奏ありがとうございました!久しぶりに共演できて嬉しかったです!


コンサートマスターの戸澤哲夫さん!
後半のドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」「海」も戸澤さんの素晴らしいリード&各パートの素敵なソロで、オケは色彩豊かでエキサイティング!(僕自身は色々反省点あったのですが)。

シティフィルの皆様とお客様に感謝!
エンターザミュージック収録したので、放送お楽しみに!




翌11日は朝イチで新幹線移動して、毎年恒例(僕が指揮するのは3度目)兵庫県たつの市の赤とんぼホールでコンサート。チケット売り切れありがとうございました。
とっても素敵なホールで、今年25周年でおめでとうございます!
熱心なホールスタッフ&関係者の皆様に感謝!




東京に戻り13日は、僕の地元の北区の第9合唱団と初リバーサル。各パートバランス良く力強い。


翌14日は群馬県前橋の第9合唱団と初リハ。
(写真撮り忘れた!ごめんなさい!)今年が50周年の歴史ある合唱団!一曲目にはベートーヴェンの「静かな海と楽しい航海」を取り上げるがこれが大変!

各合唱団がどこまで進化するか、とっても楽しみにしております!



《11月11日のSNS投稿》









それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/11/8


皆様
お元気ですか?


  「デビュー記念日でした」





11月6日はデビュー記念日でした。
1993年11月6日、英国BBCフィル定期でデビュー。ヨーロッパ各地にFM生中継の大きな演奏会で、幸運にも大成功。BBCフィルはそれまでなかった副指揮者のポジションを僕のために作って下さり、指揮者の道をスタートすることが出来たけれど、それからが大変…

上手くいった時は「成功は失敗のもと」そうでなかった時は「失敗は成功の始まり」と自分に言い聞かせ続けてなんとか今までやってこれました。
それも、これまで接してきた全ての皆様のおかげです。

改めて皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもどうかよろしくお願いいたします!

※2018年のブログ「デビュー記念日に想う事」はこちらをご覧ください



さて11月10日(木)は首席客演指揮者をしている東京シティフィルの定期!
前半は僕の愛するヴォーン・ウィリアムズ!「タリスの主題による幻想曲」は僕の大好きな作品で、実はシティフィルと取り上げるのは今回が3度目!
弦楽オーケストラが2つに別れ、第2オーケストラはパイプオルガンの響き!世にも美しい傑作!

「2台のピアノのための協奏曲」はとっても立体的でエキサイティング!渡邉規久雄&寺田悦子夫妻の息の合った華麗なるパフォーマンスを堪能して頂きます!

後半はドビュッシーの超傑作を2作品!
「牧神の午後」はどこまでもセクシーで美しく!「海」では色彩豊かに豪華絢爛に力強く!
絶対に楽しんで頂きます!しかも、
20歳以下1000円
30歳以下 2000円

11月27日(日)は鹿児島で、室内オーケストラみやまアンサンブルと初共演!
木嶋真優さんとメンデルスゾーンにベートーヴェンの交響曲7番!
エキサイティングな演奏会になりそうで楽しみ!

12月は3&4日が東京交響楽団とオールフレンチ豪華絢爛プログラムでスタートします。

詳細は、文中と文末のチラシコーナーを参照下さいませ。




11月12日(土)のエンターザミュージックは僕がプロデュースしているThe 4 Players Tokyo のチェロ奏者の矢口里菜子さん!


日本音楽集団との共演の模様や、昨年の杉並公開堂の演奏や舞台裏をお届け!


林光さんの「レゲンデ」は弦楽四重奏の傑作!必聴です!




10月31日は関西フィルと関西フィル・コアとで練習拠点の門真ルミエールホールでレコーディングがありました。内容はオフレコ(^-^;




11月2日は関西フィルと甲南女子中学(午前)高校(午後)の鑑賞会。
僕の大叔母の藤岡ひろ子が昔ここの先生だったり、母が甲南小だった御縁もあり特別な想い。
甲南女子大学芦原講堂はとっても素敵なホールで音響も素晴らしくオケも熱演!


ホール前の素晴らしい眺め!
今回の演奏会で新たな関西フィルファンが増えていたらとっても嬉しい(^-^)




11月3日は阪急インターナショナルで後援会の皆様とパーティーでした。


パーティーで素晴らしいヴァイオリン演奏を披露してくれた中3の杉谷歩の佳(ほのか)さんと伴奏の硲千保さん!
杉谷さんとは来年の8月3日にいずみホールで共演します!


ファンサイトの管理人の児玉純子さん親子。もう15年以上お世話になっています!本当にありがとうございます!


大野英人楽団長(向かって右)と松井清悟事務局長。浜橋元・専務理事と写真撮り忘れた!


22年間後援会を運営し、殆どの演奏会に来て毎回写真を撮り、毎月手作りの会報を会員さんに出し続けて下さった藤井文明&春美ご夫妻!
感謝の言葉もありません!

今まで本当にありがとうございました!

また、写真をとりそこねてしまった会長の青戸統子さんにも心から感謝!

青戸さんと藤井さんご夫妻にはこれ以上お願いするのは申し訳なく、後援会はこれで一旦お休みして、来年は新たに誰でも気軽に参加できるファンの集いとしてパーティーを開くつもりです!

青戸統子さん、藤井文明&春美ご夫妻をはじめ関係者の皆様、会員の皆様、これまで本当にありがとうございました!

そして、これからもどうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m




写真家の山岸伸さんが、阪急梅田本店での個展で僕の写真を出して下さいました。
ダイヤモンドホールでは5枚。
ライカの売り場にも一枚だして下さいました。しばらく展示されているそうなのでよろしければ(^-^)


山岸伸さんの写真は本当に素敵で、これまでエッセイ集2冊のカバーやプロフィール、チラシで使わせて頂いております!本当にありがとうございます!




11月5日は関西フィルと加古川公演でした!
地元の多木化学の主催のシリーズで今回が2回目。満席の熱いお客様で関西フィルも生命力溢れ、ブラボーがでちゃいました!
コロナ感染対策で本当は禁止だけど嬉しかったです(笑)

この演奏会は多木化学の社員の皆様がホールスタッフとして素晴らしいホスピタリティー!
地元の加古川市民の皆さんをすごく大切にしているのが伝わってきて素晴らしい!

たくさんのお客様、多木化学の皆様、関西フィルの皆さん、ありがとうございました!



11月10日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫


2022/11/2


皆様

お元気ですか?
いよいよ冬の気配がして来ましたね。
11月10日東京シティフィルのあとは、本来アイルランドのダブリンでメサイア公演の予定でしたが、このご時世で残念ながら中止。
この期間は久しぶりの休暇となり、身体をしっかり休めます。

さて11月5日(土)は関西フィルと加古川公演!前半は華麗なる管弦楽曲集!
後半は大人気のドヴォルザークの「新世界より」を数ヶ所真実の音?に変更した改訂版でお届けします。しかも一般1000円!高校生まで500円! 


11月10日(木)は首席客演指揮者をしている東京シティフィルの定期!
前半は僕の愛するヴォーン・ウィリアムズ!「タリスの主題による幻想曲」は僕の大好きな作品で、実はシティフィルと取り上げるのは今回が3度目!
弦楽オーケストラが2つに別れ、第2オーケストラはパイプオルガンの響き!世にも美しい傑作!

「2台のピアノのための協奏曲」はとっても立体的でエキサイティング!渡邉規久雄&寺田悦子夫妻の息の合った華麗なるパフォーマンスを堪能して頂きます!

後半はドビュッシーの超傑作を2作品!
牧神の午後はどこまでもセクシーで美しく!海では色彩豊かに豪華絢爛に力強く!
絶対に楽しんで頂きます!しかも、
20歳以下1000円
30歳以下 2000円

11月27日(日)は鹿児島で、室内オーケストラみやまアンサンブルとコンサート!
木嶋真優さんとメンデルスゾーンにベートーヴェンの交響曲7番!

12月は3&4日が東京交響楽団とオールフレンチプログラムでスタートします。

詳細は、文中と文末のチラシコーナーを参照下さいませ。




11月5日(土)のエンターザミュージックは放送400回記念放送!!
ミスター・タイガースの掛布雅之さんをゲストに狩野恵里アナの司会で楽しくお届け!


関西フィル練習拠点の門真ルミエールホールでの公開収録の模様をお届け。
掛布さんが9回裏に巨人の江川から逆転ホームランを放つ「六甲おろしファンタジー」(巨人の星のテーマも出てきます笑)他を楽しくお届け!
コロナ対策で入場者制限50%だったのが残念だけど、楽しかった!


掛布雅之さんとは以前から個人的にお付き合いさせて頂いて、関西フィルのコンサートにも何度か来て下さってた。

一昨年の関西フィルのクラウドファンディングでは、ユニフォーム、バット、グローブ他を提供下さり、今回はその御礼を兼ねた収録。コロナで2回延期になってやっと実現しました!




10月28日の関西フィル定期の初日リハーサル後に、エンターザミュージックのトーク収録!

首席ヴィオラ中島悦子さん&首席クラリネット梅田貴子さんをゲストにブルッフの二重協奏曲の回。
めっちゃ盛り上がりました。



定期2日目のリハーサルから伊福部昭のヴァイオリン協奏曲2番の神尾真由子さん凄かったです!


定期当日、沢山のお客様ありがとうございました!
1曲目の木島由美子さん(写真撮り忘れた涙)「あめふり」はとっても優しく色彩豊か!
伊福部昭の神尾真由子さんはこれ以上の演奏はあり得ない!ほど凄かった!

貴志康一はオケが全身全霊を込めた演奏で素晴らしかった!この曲の素晴らしさが客席にしっかり届いた手ごたえ!

皆様に感謝!ありがとうございました!


聴きに来て下さった指揮者の角田鋼亮さん(向かって右)、色々お世話になってる元朝日放送の菊池正和さん!




「作曲家 貴志康一に想うこと」



10月28日の関西フィル定期のメインで
貴志康一の交響曲「仏陀」を取り上げる。

この天才は28歳の若さで病死するが、この交響曲は1934年25歳の時にベルリンフィルを自ら指揮して初演した。

この時代にこれだけの交響曲を作曲した日本人がいたというだけでも驚愕だが、ベルリンに留学していたとはいえ、ベルリンフィルを指揮して初演とは…!

貴志は、日本的な要素をこの交響曲の中に融合させようとしていて、それが大きな魅力だし、斬新な和声進行も試みていて効果を生んでいる。そして何より魅力的な旋律に溢れている。

これだけの才能ある作曲家があまり知られていないのは、恐らく戦後の日本の現代音楽界からみたら、貴志康一のスタイルは前衛的ではなかったので評価されなかったのではないか?

何れにせよ、この若い音楽家が、この戦前の時代に強烈な夢と情熱をもって書き上げた交響曲に惹き付けられるし、色々考えさせられる。

明治以降、多くの偉大な日本人音楽家達が、そのもの凄い情熱で日本のクラシック界を発展させてきた。そのスピードたるや…!

貴志康一の青春時代の1920年代は宝塚のオーケストラが日本で初めて定期演奏会を始めた程度で、音楽会といえば軍隊の楽隊の演奏が殆どだった。

それが第二次世界大戦を挟み、日本は敗戦国だったにも関わらず、次々にオーケストラが生まれ、僕の師匠の渡邉暁雄先生が日本フィルを創設したのが、戦後たった11年後の1956年!

暁雄先生はストコフスキーやミュンシュ他、当時のスーパースターを客演指揮者に次々に招き、夢のような演奏会を実現した。

小澤征爾さんや岩城宏之先生は、まだ日本は第二次世界大戦の敗戦国で後進国だった時代に、海外で評価されベルリンフィルやウィーンフィルの指揮台に立ち、日本人がクラシックで勝負できる事を証明してくれた。

これまで多くの優秀な日本人音楽家が生まれ、海外で大活躍しているし、日本国内のオーケストラのレベルも格段に進化して、
今では平均的なレベルでいえば、欧米と肩を並べている。(勿論、来日するような超一流のオケは特別ですが)。

貴志康一のこの交響曲を勉強していると、貴志の何もなかった時代から、日本のクラシック界がここまで発展してきて、今我々は何をするべきか?改めて考えさせられ、偉大な先輩方の夢と情熱に改めて圧倒され、奮い立たされるのであります。

※演奏会後記

10月28日関西フィル定期でこの交響曲を指揮して改めて素晴らしい作品だと実感した。

この作品が、ブルックナーをはじめ多くの作曲家に影響を受けているのは当たり前だ。これを作曲したのは弱冠25歳!多くの大作曲家たちも25歳の時は過去の作曲家の影響を受けている。それを理由にこの作品を過小評価するのは間違いだ。

それより1935年という日本に常設オーケストラがやっと生まれ始めた、レコードも無い時代に、この大作を書き上げたのは凄い事だし、何より日本的音楽を真剣に融合させようとして効果を上げている事をもっと評価するべきだと思う。

溢れでる旋律も素晴らしくオーケストレーションも立体的に書かれていてとっても魅力的な交響曲!
1935年に25歳の日本人が書いた作品とはおもえない。

因みに、ベルリンフィルを自ら指揮して初演した時、貴志は前半にグルックの序曲に
ドビュッシーの「牧神の午後の前奏曲」、Rシュトラウスの「ティルオイレンシュピーゲル」を取り上げている。
いやはや…これらは素晴らしい傑作だけでなく指揮するのも難しい!!凄い25歳だ!

これからも取り上げていきたい。



11月5日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫
2022/10/25


皆様

お元気ですか?
秋が深まりますね!二度咲きしてくれたキンモクセイの香りが嬉しいです。
若い頃は断然夏が好きでしたが、今となってはあーた、秋の方が好きかもしれません!

さてさて、28日は関西フィル定期!気合いの入ったプログラムで絶対に楽しんで頂きます!

前半は木島由美子さんの「あめふり」はとってもお洒落!
とっても色彩豊かで、ときに雨の匂いがしてくる素敵な作品です!

そして伊福部昭さんの強烈な傑作ヴァイオリン協奏曲2番!神尾真由子さんが弾きます!
協奏曲というより交響詩のような深淵で濃厚な世界が拡がるのが魅力。
神尾真由子さんの持ち味の強烈にして妖艶な音色にぴったり!
神尾真由子さんのどんな圧倒的パフォーマンスになるのかワクワクします!

そしてメインは1937年に28歳の若さで急逝した天才!貴志康一の交響曲「仏陀」!
なんとベルリンフィルを自ら指揮して初演して、その後ヨーロッパで再演された素晴らしい傑作です!もうびっくり!

若き天才貴志康一が、日本的な音楽を融合させる事を試みた、素晴らしく魅力的でエキサイティングな交響曲!絶対に飽きません!

日本人が1935年にベルリン・フィルを自ら指揮して初演した交響曲を是非とも聴いて欲しい!


11月5日は関西フィルと定期的に訪れている加古川で演奏会!楽しいお話をしながらの名曲集!
メインの新世界よりは、何ヵ所か真実の音?(音楽の話集を参照)に変更して演奏します!


11月10日は東京シティフィル定期!
前半は僕の愛するヴォーン・ウィリアムズ! 
タリスの主題による幻想曲は僕の大好きな作品で、実はシティフィルと取り上げるのは今回が3度目!弦楽オーケストラが2つに別れ、第2オーケストラはパイプオルガンの響き!世にも美しい傑作!

2台のピアノのための協奏曲はとっても立体的でエキサイティング!
渡邉規久雄&寺田悦子夫妻の息の合った華麗なるパフォーマンスを堪能して頂きます!

後半はドビュッシーの超傑作を2作品!

牧神の午後はどこまでもセクシーで美しく!海では色彩豊かに豪華絢爛に力強く!

どうぞお楽しみに!

詳しくは文中のチラシコーナーを参照下さい!




10月29日(土)のエンターザミュージックはワーグナーの「タンホイザー」序曲!
オペラの名場面を紹介しながら、お馴染み新井鴎子さんゲストに角谷暁子アナと楽しく解説した2年前の放送を改めてご紹介します!


序曲に出てくる旋律をオペラの場面を紹介して解説します。関西フィルの演奏をお楽しみ下さい!



10月19日は東京シティフィルと気仙沼公演でした!


ドヴォルザークのチェロ協奏曲のソロの上村文乃さん、向かって左が客演コンマスの大江馨さん、客演チェロ首席の金子鈴太郎さん!


上村文乃さんはスケール大きくダイナミック!お人柄も素敵でこれからが更に楽しみ!


2人とも素晴らしいリード!シティフィルは僕のやりたい事にとことん付きあってくれて感謝!燃え尽きました。

客演コンマス大江磬さんは実は慶應大学の僕の後輩で、卒業後ドイツに留学(因みに僕は卒業後に英国に留学)。
再会できて嬉しかった!

終演後は地元のスタッフの皆さんと打ち上げも美味しいお寿司を頂き最高でした!

リハーサルから本番、打ち上げまでとっても楽しかった!
気仙沼のお客様と、熱いスタッフの皆さん、上村さん、東京シティフィルの皆さんに感謝!

ありがとうございました!



10月21日は慶応ワグネルと本番でした。
学生アマオケとしては最高レベルで、本番でも素晴らしい進化!
リハから本番まで楽しかった!


弦楽器の首席のみんな(向かって左からインペク椎名洸勝くん、ベース久保田誠吾くん、ヴィオラ田口雄大くん、チェロ赤松尚さん、第2ヴァイオリン橋本京佳さん、コンマス古米沙弥さん)!


ブルックナーで素晴らしかったホルン首席の窪田翔くん!

アマチュアを指揮すると、どうしたら良くなるか考えるし新しい発見も沢山あって勉強になる。
コーチの皆さんが毎回リハーサルに来て凄く熱心なのも素晴らしい!

エブリバディ、青春を満喫してください!

皆さんありがとうございました!





ワグネル顧問の高橋宣也教授から、実は僕が留学前に集めたアマオケの演奏会でチェロを弾いていたと聞いてびっくり!
しかもその時の録音を貸して下さり恐る恐る聴くと…オケが予想より上手くて嬉しかったし、指揮者の夢を追いかけて猛進してたあの頃を思い出し、改めてお世話になってきた方々に深謝…!



10月23日は世田谷区の松本記念音楽迎賓館でエンターザミュージックのトーク収録でした。
今回の相棒は須黒清華アナ。


2度目の登場の英国在住ヴァイオリニスト小町碧さんは11月10日にヴォーン・ウィリアムズの本を出版されるので英国話で盛り上がりました!


これまで3回登場して大反響だった尊敬する指揮者の広上淳一兄貴の再登場!話しが盛り上がり3時間ぶっ続けのトーク収録になりました!

今回のトーク収録も楽しかった〜!
放送お楽しみに!



10月27日
この企画が1000円!10月28日の関西フィル定期のリハーサルも見学できます!



10月28日



それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/10/19


皆様

お元気ですか? 
ありがたい事に相変わらず超ハードスケジュールで演奏会が続きます! 

19日は東京シティフィルと気仙沼市公演で、こちらは超エキサイティングプログラム!
話題の若手!上村文乃さんとのドヴォルザークのチェロ協奏曲にチャイコフスキーの交響曲5番!
今からワクワクします!

21日は慶応ワグネル定期。ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛と死、ブルックナー交響曲4番他、学生アマオケとしては最高レベルのエブリバディがどこまで進化して、どんなパフォーマンスをしてくれるのか?

28日の関西フィル定期は前半は木島由美子さんの「あめふり」(とってもお洒落!)、に伊福部昭さんの強烈な傑作ヴァイオリン協奏曲2番!
神尾真由子さんがどんな圧倒的パフォーマンスを披露してくださるか?!真由子さんの濃厚な音色にぴったりの作品なのでとっても楽しみ!

そしてメインは1937年に28歳の若さで急逝した天才!喜志康一の交響曲「仏陀」!
なんとベルリンフィルが初演してその後もヨーロッパで再演された素晴らしい傑作です!もうびっくり!絶対あきません!

どうぞお楽しみに!




10月22日(土)のエンターザミュージックのゲストは世界的アイリッシュハープ奏者の松岡莉子さん! 林そよかさんが莉子さんのために作曲した協奏曲を角谷暁子アナと楽しくお届け!


松岡莉子さんのアイリッシュハープの心洗われる美しい音色と、関西フィルの素敵な
パフォーマンスをお届けいたします!




10月14日は毎年恒例でいずみホールの夢チャリティーコンサート!
今年もとっても温かい雰囲気でした。

このシリーズは最初から毎年指揮してますが、なんと19年目!継続は力なり。

関係者全ての皆様に感謝!
今年もありがとうございました!




10月16日は関西フィルと毎年恒例の和泉市公演でした。
辻宏康市長(写真)が肝いりで始めて下さり、今年が4年目。
とっても素敵なホールで、とっても温かい独自の素敵な雰囲気。
来年の日程も決まっていて嬉しい。

関係者の皆様、ありがとうございました!



「作曲家 貴志康一に想うこと」



10月28日の関西フィル定期のメインで
貴志康一の交響曲「仏陀」を取り上げる。

この天才は28歳の若さで病死するが、この交響曲は1934年25歳の時にベルリンフィルを自ら指揮して初演した。

この時代にこれだけの交響曲を作曲した日本人がいたというだけでも驚愕だが、ベルリンに留学していたとはいえ、ベルリンフィルを指揮して初演とは…!

貴志は、日本的な要素をこの交響曲の中に融合させようとしていて、それが大きな魅力だし、斬新な和声進行も試みていて効果を生んでいる。そして何より魅力的な旋律に溢れている。

これだけの才能ある作曲家があまり知られていないのは、恐らく戦後の日本の現代音楽界からみたら、貴志康一のスタイルは前衛的ではなかったので評価されなかったのではないか?

何れにせよ、この若い音楽家が、この戦前の時代に強烈な夢と情熱をもって書き上げた交響曲に惹き付けられるし、色々考えさせられる。

明治以降、多くの偉大な日本人音楽家達が、そのもの凄い情熱で日本のクラシック界を発展させてきた。そのスピードたるや…!

貴志康一の青春時代の1920年代は宝塚のオーケストラが日本で初めて定期演奏会を始めた程度で、音楽会といえば軍隊の楽隊の演奏が殆どだった。

それが第二次世界大戦を挟み、日本は敗戦国だったにも関わらず、次々にオーケストラが生まれ、僕の師匠の渡邉暁雄先生が日本フィルを創設したのが、戦後たった11年後の1956年!

暁雄先生はストコフスキーやミュンシュ他、当時のスーパースターを客演指揮者に次々に招き、夢のような演奏会を実現した。

小澤征爾さんや岩城宏之先生は、まだ日本は第二次世界大戦の敗戦国で後進国だった時代に、海外で評価されベルリンフィルやウィーンフィルの指揮台に立ち、日本人がクラシックで勝負できる事を証明してくれた。

これまで多くの優秀な日本人音楽家が生まれ、海外で大活躍しているし、日本国内のオーケストラのレベルも格段に進化して、
今では平均的なレベルでいえば、欧米と肩を並べている。(勿論、来日するような超一流のオケは特別ですが)。

貴志康一のこの交響曲を勉強していると、貴志の何もなかった時代から、日本のクラシック界がここまで発展してきて、今我々は何をするべきか?改めて考えさせられ、偉大な先輩方の夢と情熱に改めて圧倒され、奮い立たされるのであります。



10月21日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/10/12

皆様

お元気ですか?
先月末から超過密スケジュールが続いております。たくさんのお客様ありがとうございます!

今週は久しぶりに関西に帰り、関西フィルと14日は毎年恒例でいずみホール夢チャリティー(一般非公開)、16日は毎年恒例の和泉市公演。とっても素敵なホールで毎年この和泉公演ならではのプログラム!

19日は東京シティフィルと気仙沼市公演で、こちらは超エキサイティングプログラム!

21日は慶応ワグネル定期。でブルックナー4番がメイン!学生アマオケとしては最高レベル。

28日の関西フィル定期は前半は木島由美子さんの「あめふり」(とってもお洒落!)、に伊福部昭さんの強烈な傑作ヴァイオリン協奏曲2番を神尾真由子さんが弾きます!

そしてメインは1937年に28歳の若さで急逝した天才!喜志康一の交響曲「仏陀」!
なんとベルリンフィルが初演してその後ヨーロッパで再演された素晴らしい傑作です!もうびっくり!絶対あきません!

どうぞお楽しみに!



10月15日(土)のエンターザミュージックは先週に続き伊福部昭の舞踊曲「サロメ」で後編!
伊福部昭の最後の弟子の作曲家和田薫さんをゲストに角谷暁子アナと楽しくお届け!


僕が首席客演指揮者をしている東京シティフィルの怒涛の演奏をお届けいたします!
(この演奏はCDになりました。)




一柳慧先生の話


一柳慧先生の訃報とても悲しい。
生前は随分可愛がって頂きオペラ「ハーメルンの笛吹」の初演、ピアノ協奏曲2曲の初演や再演、マリンバ協奏曲の初演を任せて下さった。

自筆譜は凍りつくような美しさで、その厳しさにゾッとしたけれど、卓球が趣味でユーモアたっぷりの温かいお人柄。よく食事もご一緒して笑いが絶えなかった…
心からご冥福をお祈りいたします。









10月8日はヘンデルのメサイアでした。
本来は11月に、メサイアが初演されたアイルランドのダブリンの教会で現地の合唱団と歌うために集まった合唱団で、これはその壮行演奏会の予定だったけど、アイルランド公演は残念ながらこのご時世で中止。


アイルランド公演は中止になったけど、泉智之先生の的確な熱い指導の下、皆さんよく頑張った!
メサイアは超難曲にも関わらず、メサイア初心者が7割!
是非ともこれを機会に歌い続け欲しい。


N響メンバーで編成されたオーケストラは素晴らしいパフォーマンス&合唱団に温かく接して下さり感謝!

ソロの皆さんもとっても素敵でした!
向かって左から、アルト城守香さん、ソプラノ髙槁美咲さん、テノール松原陸さん、バリトン宮本益光さん!

出演者の皆さん、スタッフの皆さん!ありがとうございました!



翌日は9日はリハーサルで10月10日はオペラシティでクラシックキャラバン2022のガラコンサートでした。
素晴らしい出演者の皆さん!スーパークラシックオーケストラ(今回ために集まったオケで、仲良よい方が沢山いて嬉しかった)、藤原歌劇団&二期会の混声合唱団(少人数ながら圧巻!)に素敵なソリストの皆さんで楽しかった!


向かって左から司会の松本志のぶさん、ヴァイオリンソロの奥村愛さん、ピアノソロの岡田将さん!


向かって左から、司会の松本志のぶさん、バリトン須藤慎吾さん、ソプラノ迫田美帆さん、メゾソプラノ清水華澄さん、テノール笛田博昭さん!


読響の首席ベースの石川滋さん!


都響の首席オーボエの広田智之さん!


幅広く活躍されてるヴァイオリンの枝並千花さん!


今回の裏方スタッフとしてアテンドして下さりお世話になった日本オペラ振興会の中ノ森伶佳さん!


とっても楽しいコンサートでした!
皆さんありがとうございました!


《10月8日のSNS投稿》











10月16日



10月19日




それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫

2022/10/5

皆様

お元気ですか?大好きなキンモクセイの匂いがするようになりました。
有難いことに超過密スケジュール!ユンケル飲んで(最近はゼナ)頑張っております。

さて、8日はメサイア。素晴らしいソリスト&オーケストラの皆さんとの共演で合唱団も頑張ってます!
10日はオペラシティでガラコンサート。こちらも豪華出演者の皆さんとの共演楽しみ。

関西フィルと14日は夢チャリティー(一般非公開)、16日は和泉市公演。
19日は東京シティフィルと気仙沼市公演、21日は慶応ワグネル定期。

28日の関西フィル定期は前半は木島由美子さんの「あめふり」、に伊福部昭さんの傑作ヴァイオリン協奏曲2番を神尾真由子さんが弾きます!

そしてメインは1937年に28歳の若さで急逝した天才!喜志康一の交響曲「仏陀」!
なんとベルリンフィルが初演してその後ヨーロッパで再演された素晴らしい傑作です!もうびっくり!絶対あきません!

どうぞお楽しみに!



10月8日(土)のエンターザミュージックは人気回の再放送で伊福部昭の舞踏曲「サロメ」の前編です!プロデューサーの西耕一さんをゲストに相棒の角谷暁子アナと楽しくお届け!次週は後編です!


僕が首席客演指揮者をしている東京シティフィルの熱い演奏をお届け!CDにもなった演奏です!


オーケストラトリプティークの演奏も紹介します!



9月28日は関西フィルの練習拠点の門真ルミエールホールでエンターザミュージックの公開収録でした!


関西フィルは年間のリハーサルの9割以上をこのホールでしています!
今回は門真市民から抽選でご招待。コロナ対策で入場5割に制限したのがちょっと残念だったけど楽しかった!


後半のゲストはミスタータイガースの掛布雅之さん!
以前から関西フィルのコンサートに来て下さったり、一緒に食事に行ったりさせていただいていて、昨年の関西フィルのクラウドファンディングではユニフォーム、バット、グローブ、サインボールを提供して下さいました。

今回はそのお礼で、川上肇作曲の「六甲おろし」ファンタジー(9回裏に掛布さんが江川さんから逆転ホームランを打つ交響詩)を演奏しました!


前半は関西フィルの首席オーボエの佛田明希子さんと、首席トランペットの池田悠人さんがそれぞれモーツァルトとアルチュニアンの協奏曲のソロを披露。素晴らしかったです!


司会は狩野恵里アナで、後半はまるごと「オーケストラがやってきた」みたいなスタイルで放送します。一度やってみたかったから嬉しい!どうぞお楽しみに!


サインをもらって喜ぶ、熱狂的なタイガースファンの首席クラリネットの梅本貴子さん(向かって左。小学生の頃入会していた時のファンクラブのハッピ)とコンサートマスターの赤松由夏さん!


一昨年のクラウドファンディングの記者会見。

エンターザミュージック制作会社のプラネットワイのスタッフの皆さんとホール関係者、関西フィルのスタッフの皆さんのおかげで、大成功!ありがとうございました!




翌日は東京に戻り、日本フィルの横浜定期と芸術劇場シリーズのリハーサル!

横浜定期の前半のヴィヴァルディの四季のソロの高木凛々子さんと、コンマスの扇谷泰朋さん!
この曲はコンマスよりソロで弾く回数が断然多いという扇谷さんの素晴らしいアドバイスもあり、高木凛々子さんの素敵なソロが更に進化!
2日間リハーサルできたのも嬉しかった!


芸術劇場の前半は上原彩子さんでラフマニノフの2番。楽譜に忠実でとっても新鮮でスリリング!!


高木凛々子さんは音色が美しく、明るい素直なお人柄がそのままでて、とっても若々しい素敵なソロでした!ありがとうございました!


上原彩子さんのラフマニノフは圧巻!
スケール大きくスリリングで満席のお客様も大喜びでした!


初共演だった首席ヴィオラの安達真理さんと。とっても力強く素敵な演奏ありがとうございました。

両日ともメインはベートーヴェンの7番!
日本フィル独特の濃厚なサウンドでエネルギー全開の豪快な演奏!

リハーサルから4日間楽しかった~!
皆さんありがとうございました!

日本フィルとの次回の共演は、来春の横浜定期、杉並公会堂、相模原です!



10月8日



10月4日



10月10日



それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう!


  藤岡 幸夫


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