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2013年12月分

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2013/12/29

<管理人より>
大晦日が近づいてきました。昨年の大晦日の夜のカウントダウンコンサート「東急ジルベスターコンサート」の指揮は藤岡さんでした。
YouTubeで、その生放送された映像がご覧いただけます。
曲はエルガー「威風堂々」です。 (約7分)



http://www.youtube.com/watch?v=m20LnRnSNDM

2013/12/28


さてさて今日から1週間オフです!年末年始をのんびり過ごせるのは久し振りなのでとっても楽しみです。


12月25日に一柳慧先生の協奏曲集が発売になりました!先生が関西フィル&藤岡の演奏を気に入って下さりとても光栄で嬉しかったです!

ソリストは舘野泉さん、山下洋輔さん、種谷睦子さんととても豪華!沢山の方々に楽しんで頂きたいです!


昨日はSEIKOさんが素晴らしいプレゼント(モニターをかねて)をして下さいました。GPS機能で世界中どこでも正確、ソーラー充電にGMT機能付きでファッショナブル!僕は普段はコンサートの時も殆ど電車移動なのでとっても有り難いので愛用させていただきます。

それではまた!


PS この前い言忘れたけど、奈良100年会館の新しいステージのスタイル凄く良くなった。来年4月の定期もこれでいきます!


   藤岡 幸夫


SEIKOのページ http://www.seiko-watch.co.jp/astron/



「一柳慧:協奏曲集」
山下洋輔(ピアノ)、種谷睦子(マリンバ)、舘野泉(ピアノ)、関西フィル(管弦楽)
2013年12月25日発売
Amazon.co.jpのページはこちら
2013/12/26


昨日は毎年恒例の奈良100年会館で関西フィルとクリスマスコンサート。

今年もお客様の雰囲気も暖かくとっても素敵なコンサートになりました。

前半で初演した徳山美奈子さんの「Namukan」は東大寺のお坊さんの声や下駄の音など立体感があってエキサイティング!素晴らしい作品だった。変拍子も多く難しい曲だったけど、関西フィルはリハーサルが1日だけにも関わらず完成度の高い演奏で徳山さんも凄く喜んでくださいました。是非ともまた取り上げたい。

後半はお客様が客席から自由参加で威風堂々の共演。こういう企画って難しいのだけど、小学生から年配の方まで沢山の方々が参加。縦笛やピアニカ、マラカス、フルート、ヴァイオリンは少女や彼氏ときたお姉さん、エレキギター他楽器でない方々皆さんラララで大合唱。やってるこちらもとっても幸せな気持ちになりました。

メインはレスピーギの「ローマの松」。関西フィルと二階席からブラス別動隊で共演した地元のMs SOUND FACTORY の皆さんも素晴らしかったです。

それから100年会館の熱心なスタッフの皆さんにも心から感謝です。
皆さんありがとうございました!

関西フィルとも昨日で仕事納め。今年も1年間本当にありがとうございました!来年はまたいろいろな意味で新たな1年になると楽しみにしています!

それではまた!

PS 今年は久しぶりに年末年始をのんびり出来て嬉しい!!

PS2 ギターで二階席で参加した方サイン会にいらして自主制作のCDをプレゼントしてくれた。竹市真知子さんというのだけど、Jポップ調のシンガーソングライターで音楽のセンス抜群!でビックリ!しいて言えば歌がもっとしっかりしないと何を言ってるのかわからないのが大きな欠点、メロディもいいしヒットする可能性あるくらい素晴らしい才能。頑張ってください!



向かって右が徳山美奈子さん。左ははるばる東京から聴きにいらした徳山さんのお友達。


   藤岡 幸夫


※12/25奈良クリスマスコンサートのevent reportはこちら
2013/12/25


21日は大変御世話になっている関西フィル理事長のダイキン工業井上礼之会長のお招きでさだまさしさんのディナーショー。関西フィルの今後の計画をご報告して理事の皆様から力強いお言葉を頂けました。ディナー後にさだまさしさん登場。僕は昔からさだまさしさん大好きで、旋律の美しさと日本語の美しさに優しさ…!泣きました。

22日は毎年恒例の吹田第九。前半は地元高野台小学校合唱部を僕が指揮した。今年4月に学校に赴任された八木田先生が結成。みんな腕白で放課後はスポーツか塾なので毎日早朝練習で励んでいきなり8月のNHKのコンクールで入賞!素晴らしい歌声でした。また共演するつもり。

第九合唱団は毎年あっという間に250人集まりリピーターと若い人が多いのも魅力。今年で8年目になるが、今年はぐっと良くなって凄く嬉しかった。ソリストの皆さん(周防彩子さん、山田愛子さん、小餅谷哲男さん、片桐直樹さん)も素敵でした。それから熱心なメイシアターのスタッフの皆さんありがとうございました!
来年を楽しみにしています!

23日はシンフォニーホールで毎年恒例のクリスマスファンタジア。今回はメインがダフニスとクロエ第2組曲で2ヶ月以上前から補助席まで完売。当日は立ち見のお客様もたくさんいらして有難いことです。

関西フィルは連日休み無しで大変なのに集中力高く我々らしさを楽しんで頂けたと手応え。
連日たくさんのお客様ありがとうございました!

昨日のイヴは関西フィルとのリハーサル後にかみさんとディナーのはずが、僕の体調が悪くレストランはキャンセルで僕は早寝。かみさんは独りで映画舘にいたそうで申し訳なかった…。

今日は毎年恒例の奈良100年会館でのクリスマスコンサート!メインはクライマックスで2階席からブラス別動隊が活躍する色彩豊かで豪華絢爛のローマの松です。
今回から前方の客席を無くしてステージが広く客席の中に張り出すスタイルになります。どうなるか楽しみ!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



高野台小学校をたった4ヶ月でコンクール入賞させた八木田薫先生。ぜひまた共演しましょう!



吹田合唱指導の向かって左から角地正範先生、角地直子さん、野間直子さん。来年も頑張りましょう!


   藤岡 幸夫


※12/22吹田第九公演のevent reportはこちら
※12/23クリスマスファンタジア公演のevent reportはこちら
2013/12/21


もうすぐXmasですね。1年早いものです。残すは関西フィルと22日が吹田第九、23日がシンフォニーホールで25日が奈良100年会館でそれぞれXmasコンサートだけとなりました。

以前書いた大切なクリスマスプレゼントの話2つを紹介します。




2010/12/24付from sachio

  「クリスマス・プレゼント」

 僕は高校二年まではクリスマスは必ず家族と一緒で、ミサに行くのを毎年楽しみにしていた。

高校三年からの青春時代に突入後は、クリスマスになれば彼女とどう過ごすか真剣に考えたもんだった。 車で流すクリスマス専用のカセットテープを編集して、行くお店もドライブコースも吟味して・・・・。

ところで小学校6年まで僕はサンタクロースを信じてた。イヴの夜は教会に行って次の日の朝にプレゼントがツリーに置いてあって・・・。

あと年末恒例のベートーヴェンの第九のコンサートもクリスマスとマッチして大好きだった。

 僕は10歳のころから指揮者になりたいと夢みてたマセ・ガキだった。

中学1年のクリスマスに指揮者の小沢征爾さんが目白の大聖堂で第九を振るコンサートのチケットをおふくろがプレゼントしてくれた。

僕のおふくろの従兄弟がその大聖堂で神父様をしていて、小沢さんの第九のコンサートのリハーサルをこっそり見せてくれた。

柱の影で寒くてかじかみながら 生まれて初めてみたプロのオーケストラのリハーサルと指揮台のOZAWA。 的確な指示を飛ばしながらオーケストラをぐいぐい引っ張っていく指揮姿に、冷えていたはずの僕の身体がどんどん熱くなっていく。

そして・・・全身鳥肌が立って口もきけなくなっていた・・。

僕の身体全体が、それまでの「指揮者になりたい」という気持ちから「指揮者に絶対なる!!」という決心に変わっていた。

あの鳥肌は神様がくれたクリスマス・プレゼント。

仕事が上手くいかなかったり何かあると、必ずあのときの鳥肌を思い出す。

今でも僕の最高の宝物・・・・。

毎年この時期に必ず一回は思い出す僕の大切な思い出です。

(2007年に書いた文章です)

目白の大聖堂



   藤岡 幸夫


こちらも大切なクリスマスプレゼントの話です。
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の想い出の話 2010/12/13付From Sachio

2013/12/20


今週は23日のシンフォニーホールと25日の奈良100年会館のクリスマスコンサートの勉強とリハーサル。

23日のメインのラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲はこれまでに関西フィルと何度か取り上げてるが、勉強する度に森の夜明けの美しさにため息…!
ラヴェルの音楽は魔法です…。
チケットも10月中に補助席まで完売してしまったそうで有難い事です。

25日の奈良のメインは威風堂々にローマの松。
ローマの松は色彩感溢れ華やかでありながら艶っぽく本当にローマの匂いがしてくる…最後は豪華絢爛で2階席からブラス別動隊も参加して壮大な響きになります!

また奈良を題材にした徳山美奈子さんの新作「Namukan」も必聴です!

しかも今回から奈良100年会館のステージを大幅に変更。一階前方客室数列を無くしてそこにステージが張り出し、お客様とオーケストラの距離が近くなり臨場感溢れます!

25日はまだチケットあるそうです!

その前に22日は吹田で今年最後の第九。毎年指揮して8年目になるが、今年はステップアップ出来る手応え!前半で共演するNHKのコンクールで賞をとった高野台小学校合唱団の美しい歌声も楽しみです!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫





<管理人より>

こちらもご覧ください。
ラヴェルの 「ダフニスとクロエ」 と 「ラ ヴァルス」 の話 2009/04/28付 From Sachio

2013/12/17


土曜日は東京都交響楽団のプレミアムコンサート武蔵野公演。このシリーズはこれまでに何度か指揮させて頂いてるが贅沢な企画。プログラムはくるみ割り人形、火の鳥他で都響サウンドはとにかくゴージャス。とっても楽しいコンサートでした。皆さんありがとうございました!

日曜は関西に帰って関西フィルとお馴染みの城陽文化パルクで第九。

実は前回のリハーサルで僕は激怒してしまったのだけど、それもこの第九は7回目になる訳で、もっと高い所を目指して欲しかったから。今回は小学生が40人近くも加わり(初演当時も少年少女が加わってたそうだ)、中村貴志先生と北澤雅恵先生(少年少女)が良くまとめてくださって皆さん本当に良く頑張ってくれました!

それから毎回とても熱心な文化パルク城陽のスタッフの皆さんにも感謝です。

合唱団、ソリスト、関西フィル、関係者の皆さんありがとうございました!

城陽では来年1月12日の毎年恒例のニューイヤーコンサートを楽しみにしてます。今年は威風堂々にボレロがメインです。

さてさて今年は残すところ毎年恒例で22日が吹田第九、23日がシンフォニーホールでクリスマスでメインはダフニスとクロエ第2組曲、25日が奈良100年会館でクリスマスでメインがローマの松です。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


今年のニューイヤーでも共演した少年少女合唱団のみんなと本番前に。みんな暗譜で大きな声で歌ってくれました。みんなの笑顔にとっても癒されました。次回も歌ってね!写真に入りきらなかった人達ごめんなさい!
(※写真クリックで拡大します)


   藤岡 幸夫


※12/15城陽第九公演のevent reportはこちら

2013/12/13


   「年末の第九」の話


いよいよ第九シーズン真っ只中ですね。
関西フィルも今シーズン5人の指揮者と10回第九を演奏するが、この2週間は毎日リハーサルか本番で第九を演奏してる。

おそらく多くのオケは各指揮者がそれぞれの週でまとめて指揮するが、関西フィルの場合例えば今年は僕がシーズン最初に一回指揮した後に4人の指揮者がやって来て違う第九を振り、昨日また僕が戻って日曜のためにリハーサルして、今日は先週1回関西フィルとやってる親友の飯森ノリチカがまた明日の本番のためにリハーサルする。

つまりこの2週間関西フィルは毎日のようにリハか本番で体力のいる第九を演奏するだけでなく、違う指揮者が次々に現れ「オレは他の指揮者と違う」といろいろ要求をされてる訳で、それに真摯に付き合うオーケストラは立派だなぁ…と昨日も頭が下がる思いだった。それに僕は関西フィルとはこの14年間で第九だけでも60回以上はやってるから何も言わなくても僕のやりたい第九を思い出してくれるのも有難かった。

ところで年末の第九は日本だけの習慣で、それを嫌がる人もいるが僕は素晴らしい日本の伝統だと思ってる。

日本は演奏者やオーケストラの平均レヴェルは欧米と肩を並べる先進国だし、素晴らしいコンサートホールの数も世界一だ。アマチュアオーケストラの数も世界一だし、コアなクラシックファンの数も多分世界一(クラシックCDの売り上げは日本が世界一らしい)のはずだ。

問題はクラシック音楽界を支える裾野がまだまだ狭いことだと思ってる。
普段クラシックのCDを買ったりしないし詳しくないけど、クラシックのコンサートに月に1回くらい行くというタイプのお客さんがヨーロッパには沢山いてクラシックを支えてるが、日本では全国的に見れば恐ろしく少ない。

年末の第九は裾野を拡げるのにも素晴らしい伝統だと思うし、また欧米ではめったに演奏されない偉大な第九を、日本では何度も指揮できるのが幸せだ(と僕は思ってる。僕にとって第九は振ってみなきゃわからない事だらけの曲なのだ)。

また日本のオーケストラは第九を良く知ってる。欧米だったら第九をやるならリハーサルは2〜3日するが、日本では大抵1日だから日本の各オーケストラには、その歴史からある程度のスタイルが出来上がってると思う。そのスタイルと相性が良ければ上手く行くし、悪ければ大変な思いをする。また同じオケでもコンサートマスターによって全然違うのも良い意味でとっても興味深い。

僕がデビューしてすぐ京都市交響楽団が関西で第九5回連続のチャンスを下さったが、この時僕はスタイル以前の問題で全く振れず本気で指揮者を止めようかと悩んだくらいだった。
翌年の年末は海外に逃げたが、京響の事務局と関西の主催者の方が逃げたらアカンと次の年からまた関西で連続5回の第九を2年続けて振らせて下さった。

この時団員さんからも沢山の事を教えてもらって随分勉強になったと感謝しているし、今でも京都駅を降りると第九に振り回されて悩んでたあの頃を思い出す。最も今でも第九は難しい…。

日本では年末になると各地で第九が歌われる。人口5万くらいの小さな町でも素晴らしいアマチュア合唱団が第九を歌ったりして日本って凄い国だなぁと感動する…!

という訳で今年僕が第九を振るのはあと2回で15日の城陽と22日の吹田 です。お楽しみに!

その後はこちらも関西フィルとの毎年恒例で23日がシンフォニーホールでのX'mas、25日が奈良100年会館でのX'masコンサートと続きます。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫





<管理人より>
こちらもご覧ください。
ベートーヴェン 「第九交響曲」 の話・・・その1 2008/10/04付 From Sachio
ベートーヴェン 「第九交響曲」 の話・・・その2 2013/9/20付 From Sachio

2013/12/10


日曜は来年2月の毎年恒例の関西フィル小野公演のソリストオーディション。最終選考を審査するのは僕1人なので責任重大。今年もレヴェルが高く迷ったが、共演曲のベートーヴェン3番でスケールの大きな演奏を聴かせてくれた上ノ町文香さんにお願いすることにした。今からとても楽しみ!

昨日は奈良100年会館での関西フィルと毎年恒例のクリスマスコンサートで共演する皆さんとリハ。
今回から前方の客席を無くしてステージが広く客席に張り出すスタイルをとるので、臨場感溢れたオーケストラサウンドに激変するはずでこちらも凄く楽しみです!

今週15日は関西フィルと恒例の城陽第九。合唱団の皆さんがどこまで進化したか楽しみです!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



小野公演のオーディションで選ばれた上ノ町文香さん。鹿児島県出身で東京の桐朋学園の3年生。ベートーヴェンピアノ協奏曲を弾いていただきます。



奈良100年会館のクリスマスコンサートのメインはスケールの大きな「ローマの松」。クライマックスで2階席からのブラス別動隊を演奏してくれる地元 Ms Sound Factory の皆さん。若々しいサウンドが楽しみです!



客席から自由に楽器や歌で共演する皆さん。今年は威風堂々です!


   藤岡 幸夫


2013/12/8


昨日は一橋大学管弦楽団との本番だった。

ワーグナーのリエンツィ、レスピーギのローマの噴水、エルガー交響曲1番という難しいプログラムだったけど皆良く頑張った!

いろいろ言いだしたらキリがないし悔しいところもあったけど、リエンツィは良く鳴っていたし、ローマの噴水は課題にした和声進行が意識できるようになって管楽器ソロも随分良くなった。

エルガーはアマチュアには絶対無理と思ってたしもの足りないところもあったけど、完成度の高い立派な演奏だった。

エルガーとか例えばシベリウスの3番以降の交響曲ってオケ側が曲を深く理解する事が必要で、普段やりなれていないプロオケだと、3日間のリハで技術的な問題は無くても曲を理解出来ずに終わってしまいやすい。

その意味で今回は皆エルガーを夏からやっていたので最終的に皆がこの奥深い曲を理解してきていたのが嬉しかった。

イギリス・エルガーというと特に日本では渋いイメージを持つ人が多いが、そんな単純ではない。例えばエルガーは高貴にという指示を書くが、本当に高貴な人はそんな指示を書くことすら思いつかない。また彼は英国では異端のローマカトリック教徒だった。エルガーの中には一般的なイメージの真逆な部分もあるのです…

話が大きく反れてしまったけど、とにかく一橋大学オケはアマチュアとしては期待以上の出来だった。

今回は練習に行く度に、30年近く毎回通い続けてるという古い飲み屋に連れていかれ、今時瓶ビールしか飲まず騒ぐというのが何とも昭和っぽくて楽しかった。

昨日の打ち上げも、飲むだけでなく数ヶ月前から本番までドキュメントの映像が最高に良く出来て面白かったし、終わったのが夜中の1時過ぎで、その後全員チャーターしたバスで国立のキャンパスに戻って部室で朝まで飲むのが伝統というから、本当に昭和っぽくていい(笑)

もう皆と会えないのはとっても淋しいけれど、エブリバディには悔いの無い、青春を送って欲しい。

皆ありがとう!最高に楽しかったです!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!




打ち上げで男子達と


   藤岡 幸夫


※12/7一橋大学公演のevent reportはこちら
2013/12/6


昨日は22日の吹田第九の前半で共演する高野台小学校の合唱団のみんなとリハーサル。今年の4月に赴任された八木田薫先生が4・5・6年生で合唱団を結成していきなり8月のNHKのコンクールで入賞した素晴らしい合唱団。

22日の第九の前の前半で共演するのだけど、涙が出そうなくらい美しい歌声!に素晴らしい笑顔!

そして驚いたのが休憩になると、笑い声が絶えずとにかく元気でうるさくてやんちゃ。素晴らしいコントラストで感動してしまった。みんなの明るい笑顔に癒されました!

夜は吹田メイシアターで第九の合唱団とリハ。初回から僕が指揮して8年目。
以前よりずっと良くなってきて今年もさらにレヴェルアップ出来る手応え。

250名以上の団員は若い人も多く増えパワーは充分。
後は個人がしっかり練習して角地先生と野間先生と共にどこまで美しく磨きをかけることが出来るかだ。

初回からこの合唱団が素晴らしくなるまでは、大阪では吹田でしか第九を指揮しないと約束してるので僕にも意地がある(笑)期待してます!!


さてさて明日は一橋大学管弦楽団と本番。このオケの特徴は、一橋大学の学生を中心に他大学の学生さんも多く参加していて大所帯で素晴らしいチームワークを生み出し、それが演奏に反映してることだ。

明日の一橋大学オケのリエンツィ、ローマの噴水、エルガーの交響曲1番というプログラムはアマチュアに到底無理と思ってたけどみんな凄く頑張ってる。今日はこれから最後のリハーサルだけどどこまで良くなったか楽しみ。

学生さん達と音楽するのは楽しいだけでなく、(普段プロならやってくれてる事を)的を得た指導をしないと良くならないから凄く勉強させられて面白い。

本番は明日7日で東京芸術劇場19時開演。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


2013/12/5


昨日はシンフォニーホールで大阪アカデミー合唱団と関西フィルとオールシューベルトプログラム。

ミサ曲6番変ホ長調は何度も書いてきたけど、とにかく和声が斬新で凄く難しい。

大阪アカデミーの魅力は毎日各曜日組に分かれて少人数で川端先生の素晴らしい指導を受けられるから、細かいところまで訓練されていることだ。
そして本番ではエキストラを全く使わずに勝負する意気込みも素晴らしい。

昨日も皆さんが普段しっかり鍛えられてるのが一体感として気持ちよいくらい伝わってきた。難しいフーガも練習から一度もアンサンブルが崩れず素晴らしかったし、何より皆さんがこの曲を良く理解してくれてるのが伝わってきて嬉しかった!いろいろ言いだしたらキリがないがアマチュアとしては素晴らしい演奏会になったと思う。
ソリストの皆さん(並河寿美さん、森季子さん、2人のテナー清水徹太郎さん、に松原友さん、井上敏典さん)もとっても素敵でした。

未完成は関西フィルと何度も取り上げてるので今回はさらに掘り下げた演奏を目指せた。完成度も高く、何より関西フィルも僕のやりたい未完成を良く理解してくれてるのが嬉しかった。関西フィル&藤岡らしさをだせた手応え。

今回は未完成とミサ曲変ホ長調という至高のプログラムを組ませて頂き幸せでした。皆さんありがとうございました!

大阪アカデミー合唱団と次回は再来年になりそうで楽しみ。これまで、天地創造、ヴェルディレクイエム、四季、ミサソレムニス、今回のシューベルトと共演してきたが次回は何にするか楽しみです!


さてさて、今日はこれから吹田で今度共演する地元高野台小学校と第九合唱団のリハーサル。明日は一橋大学オケとリハーサルでどこまで進化してるかとっても楽しみです!

   藤岡 幸夫



中央が大阪アカデミー合唱団の兼井理事、右が合唱指揮の川端先生
写真は合唱団の方からご提供いただきました。(管理人より)



※12/4大阪アカデミー合唱団公演のevent reportはこちら
2013/12/1


木曜日は城陽の第九合唱団との練習だった。前回の練習から伸び悩み。各個人の意識が高くならないとどうにもならない。どこまで進化できるのか期待してます!

昨日は浜松フロイデ合唱団と関西フィルと第九。齋藤令先生によく鍛えられてるのが伝わってきて、力強い一体感が素晴らしかった。ソリストの皆さん(小林厚子さん、安念千重子さん、水船桂太郎さん、宮本益光さん)もとっても素敵で、関西フィルも集中力高い演奏で我々らしさを出せたと思います。
満席のお客様と一体感のある気持ち良いコンサートでした。

皆さんありがとうございました!


さてさて今日から大阪アカデミー合唱団とシューベルトのミサ曲6番変ホ長調に未完成という至高のプログラムのリハーサル。

未完成はこれまでに関西フィルと何度も取り上げてるが、シンフォニーホールでは初めて!4日の本番が楽しみです。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫





<管理人より>
こちらもご覧ください。
「シューベルト」 の話 2013/11/27付From Sachio
シューベルト「ミサ曲第6番」の話 2013/5/21付From Sachio
シューベルト 「未完成」の話 2008/02/27付From Sachio


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