藤岡幸夫公認ファンサイトトップへ



2012年9月分

過去の一覧へ

つづき(過去) つづき(先)→

2012/9/26


昨日は関西フィルといずみホールで毎年恒例の夢コンサート。今年で10周年だそうで早いものです。
昨日はメインはストラヴィンスキーの「火の鳥」だったけど、最初の頃はメインがストラヴィンスキーなんて考えられなかった。継続は力なりですね。
前半のソロのソプラノの四方典子さんとテノールの二塚直紀さんも素敵な歌声だった。目下売り出し中のこの2人とは年末の吹田第九でも共演するのを楽しみにしています。


10年間このコンサートを支えてくださってきたスタッフの皆さんありがとうございました。また来年を楽しみにしています!


コンサート後は偶然ホテルで一緒になった親友の飯森範親と一杯やって楽しかった。彼とは何でも話せるので嬉しい。


今日は新阪急ホテルで大阪北ロータリークラブの例会で卓話をさせていただいた。最近講演する機会が増えたけど、大阪を支えている方々の前でクラシックや関西フィルの話をできるのはありがたいことです!


さてさて今週は30日が関西フィルと毎年恒例の高島でのコンサートで今年はメインが新世界。高島はとにかく琵琶湖の西側で行くまでの景色が美しいのも楽しみ。

来週の10月4日は東京で東京フィルとオリンピックコンサート。こちらはBSの収録もかねてメダリストがたくさんゲストでくるそうで曲目はワーグナーの「タンホイザー」、ウォルトンの「インペリアルマーチ」など管弦楽曲集です。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



親友の飯森範親と久しぶりに音楽談義に花が咲いて楽しかった。


   藤岡 幸夫


2012/9/24


週末の土日は芦屋交響楽団とみっちりリハーサル。レヴェルの高いオケなので手応えがあるのが嬉しい。金管がパワフルで弦楽器の中低音がしっかり響くのでブルックナーが予想以上にいい感じでびっくり…今のところ…。


今日は関西フィルとリハーサルで明日は夢チャリティーコンサート(一般非公開)。第一回から僕が指揮して今年で10周年だそうで早いものです。
メインはストラヴィンスキーの「火の鳥」。毎年とっても温かい雰囲気のコンサートなので明日も楽しみです。


今日はリハーサルが早くに終わったので五時前には夕飯をすませてジムで一汗かいてその後はヴォーンウィリアムズの交響曲のスコアにどっぷり。


以前から大好きな作曲家だったけど来年から関西フィルと定期でまずロンドン交響曲(2番)を取り上げる。今夢中になってスコアを読んでるのが田園交響曲(3番)。とにかくその品格の高さと美しさに息をのむばかり…。こちらは再来年の定期で取り上げるつもり。

最近イギリスに住んでた時代がいい意味で懐かしく感じるようになったし、以前気がつかなかったヴォーンウィリアムズの素晴らしさに心を奪われる。歳をとったのかな…?


それではまた!


   藤岡 幸夫


2012/9/21


昨日は広島交響楽団と呉市文化ホールで「平清盛」コンサート。
大河ドラマで演奏してるピアノの舘野泉さん、ソプラノの市原愛さんや、現地の子供合唱に清盛の叔父役の俳優の豊原功補さんまで出演して期待以上に内容の濃い素晴らしいコンサートになった。

それにしても吉松さんの音楽素晴らしいです…!


コンサートの模様はNHKで放映されるのでまたお知らせします。お楽しみに!


さてさて週末は大阪に帰って芦屋交響楽団とのリハーサル(どこまで進化してるか楽しみ!)、来週は関西フィルと毎年恒例の夢チャリティーコンサート、滋賀シリーズ高島公演(湖西線の車窓からの景色が楽しみ)と続きます。


それではまた!



初日のリハーサル後にみんなで飲んで楽しかった!偶然だけど吉松隆さんと舘野泉さんと僕は3人とも慶応義塾高等学校出身で先輩後輩の間柄。こうして一緒に仕事して飲めるのが嬉しいです。



コンサートも盛り上がりました。豊原さんともお会いできて嬉しかったです。


   藤岡 幸夫


2012/9/19

<管理人よりお知らせ>

読響シンフォニックライブの放送は今夜です!


7月5日に東京オペラシティにて収録された演奏会の放送です。
日本テレビ(地上波・関東エリア)9月19日(水) 深夜2時14分〜3時14分

内容
吉松隆:「朱鷺によせる哀歌」
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」

※再放送はBS日テレ 9月29日(土) 朝7:00〜8:00 を予定

2012/9/18


昨日は関西フィルとシンフォニーホールでJAFさん主催のコンサート。満席でたくさんのお客様ありがとうございました。

前半のソリストは僕のリクエストで中国琵琶のエンキさん。彼女の演奏は美しいだけでなく魂を感じる。また共演できるのを楽しみにしています。

後半はこの13年間何度も関西フィルと取り上げてきた十八番の管弦楽曲集。新たな関西フィルファンが生まれてくれればと願います。

素敵な機会をくださったJAFの皆さんに心から感謝します。エンキさん、関西フィルの皆さんお疲れさまでした!

今日は名古屋に移動して名古屋フィルとの第九で共演する名古屋市民合唱団との初リハーサル。伝統ある第九コンサートで毎回公募で抽選で選ぶ大合唱団。

全体的にまだまだだけどポテンシャルが高い。男性陣のレヴェルが高い反面女性陣がどこまで良くなるか。次回の練習を楽しみにしてます!

明日は広島交響楽団とリハーサルで明後日がコンサートです。


それではまた!



エンキさんと久しぶりの再会。共演曲ももちろん素晴らしかったけどアンコールのソロの四面楚歌は何度聴いても心の奥に届いてきます。


追伸 まだ頭の中で一柳先生のハーメルンのメロディがぐるぐる回ってます…(笑)


   藤岡 幸夫


※9/17 JAF公演のevent reportはこちら
2012/9/17


昨日で一柳先生の新作オペラ「ハーメルンの笛吹き男」は終わり。全公演完売で一昨日に続き昨日も昼、夜とも素晴らしい出来で大成功。すでに各地で再演の話がでて実現しそう。

今回はとにかくスタッフ全員のチームワークが本当に素晴らしく、徹底的に練習を重ねてクオリティの高いパフォーマンスになったと思う。


歌手の皆さん、子供たち、オーケストラ、演出をはじめ舞台を支えてくださった裏方の皆さん、音楽を支えてくれたコルペティに副指揮の皆さん、公演を実現してくれた神奈川県民ホールのスタッフの皆さん、そして素晴らしいオペラを作曲してくださった一柳先生、皆さん本当にありがとうございました&お疲れさまでした。


子供たちだけでなく、大人の歌手の皆さんやオーケストラのメンバーが終わってしまって寂しい、終わりたくないと口々に言っていたのが印象的でした。
みんな明るくて素晴らしい時間でした。


さてさて昨日の夜大阪に帰って今日はこれから関西フィルとシンフォニーホールでJAFのお客様のコンサート。こちらも満員だそうで新しいクラシック&関西フィルファンを増やしてきます(昨日まで一柳先生の世界にどっぷりで切り替えがかなり大変です。)


それではまた!



圧倒的なソプラノで驚愕の岡本知高さんとご機嫌の一柳先生。



向かって右は市長役で見事な歌と演技で大活躍の三戸大久さん。左は今回のオペラの中心のコーラス精鋭7人組のテノールの都留(つる)さん。



いつもダンディーで司祭役では美声にくわえて妖しい匂いが素敵だった土屋広次郎さん。





今回は素晴らしいソロ、アンサンブル、合唱を担当した精鋭7人組が稽古とパフォーマンスを引っ張り続けてくれた。
とにかく音楽だけでも大変なのに演技も激しく、連日体育会の練習のようでした。子供たちとも家族のような一体感が生まれ素晴らしい歌と演技とチームワークでした。ありがとうございました!

男性は向かって僕の左が岩崎恭男さん、右が高森弘明さん中央が都留俊輔さん。
女性は向かって左から藤井直美さん、南智子さん、神野智子さん、人見珠代さん



見事な演出をしてくださった田尾下哲さん。妥協しない稽古で緻密な演技を実現してくださいました。台本の長屋晃一さん(写真なくてごめんなさい) とのコンビも最高でした。



コルペティの松井啓子さん(向かって左)と平川寿乃さん。とっても頼りになるプロフェッショナルなお二人でした。



控え室でお弁当。このメンバーの会話も楽しかった。中央は子供たちのトレーニングや副指揮をしてくれた石崎真弥奈さん(左)と高山美佳さん



生き生きと演奏してくれたオーケストラのメンバーと元気いっぱいの子供たち(全員そろってなくて残念!)。


追伸 オペラの本番前、かみさんは隣のホールに間違えて行ってしまい、そうとは気づかずどうどうと楽屋の部屋に入ったら徳永英明の部屋だったそうです(隣のホールでワンマンショーしてた)。ここでは書けないサザエさんみたいな話がたくさんあるかみさんです。


   藤岡 幸夫


※9/15&16 オペラ公演のevent reportはこちら
2012/9/15


昨日はオペラのプレスと関係者を招待したゲネプロ(本番と全く同じ)。
オケはちょっと固かったけど、作品の素晴らしさが伝わるいい仕上がりだったと思う。

今日から気を引き締めて本番です!



本番前に子供たちと音程の最終チェック。みんな元気で可愛い。



終演後の関係者の皆さんとのレセプションでオケのメンバーと岡本さんと。一柳先生をはじめみなさんご機嫌でした。


   藤岡 幸夫


2012/9/14


一柳先生の新作オペラ「ハーメルンの笛吹き男」のリハーサルがいよいよ大詰め。

歌手の皆さん、子供たち、オーケストラ、演出ととてもクオリティが高くすごくいい感じで仕上がってきて一柳先生もご機嫌。
とにかくチームワークが素晴らしくパフォーマンスに一体感がある。

今日はプレス向けの公演で明日から本公演でチケットは全公演完売。

どうなるかすごく楽しみです。



神奈川県民ホールの前の港に面した山下公園を散歩。高校生時代よくここでデートして県民ホールのコンサートに行ったもんだった。詰襟の懐かしい青春時代を想いだした。



ご機嫌の一柳先生と。コンパクトでメリハリの効いた素晴らしいオペラ。子供たちがすごく活躍するのも楽しい。


   藤岡 幸夫


2012/9/10


昨日は大阪で関西フィルと来週あるコンサートのリハーサル。


ところで先週からデュメイがくるはずだったけどケガでキャンセル。代役で関西フィルを指揮してくださってるのは、カラヤン時代のベルリンフィルの首席ヴィオラだったクリストさん。

実はクリストさんとは10年くらい前にシドニーで共演してるし(この時はクリストさんはソリストで僕が指揮するコンサートの前半でクリストさんのために書かれた新作の協奏曲を演奏した)今回は指揮も素晴らしいということで是非とも聴きたかったし再会したかったのだけど、どうしても東京に戻らねばならずコンサートを聴けずすごく残念。


今日はオペラのリハーサルは無かったので朝からヴォーン・ウィリアムズのスコアにどっぷり。実は僕はヴォーン・ウィリアムズが大好きで来年の関西フィルの定期ではロンドン交響曲を取り上げる予定だけど、今やってるシベリウス・チクルスと並行してヴォーン・ウィリアムズのチクルスもやりたいと本気で思ってる…なんて書いちゃっていいのかな?


それではまた!


   藤岡 幸夫


2012/9/7


今週は一柳先生の新作オペラ「ハーメルンの笛吹き男」のリハーサルに毎日お昼前から夜9時までどっぷり。

ソリストの皆さんはもちろん、少数精鋭のコーラス(アンサンブル、各自のソロ、セリフ、踊りが多い)、子供たちも素晴らしい。細かいところまでこだわると同時にホールいっぱいに使った演出、そして何より一柳先生の音楽が、無調だったりモーツァルト的だったりetc…メリハリが効いていて分かりやすく凄く楽しい。オーケストラパートもパイプオルガンまで使われて色彩豊か。


とにかく凄くクオリティが高く、ホールの空間をいっぱいに使った臨場感溢れる素晴らしいオペラになりそう。

今日は別々に練習していた歌手の皆さんとオーケストラの最初の合わせ。


来週からセット、照明、衣装をつけたリハーサルが始まります。

それではまた!



ソプラニスタの岡本知高さんと。とにかく凄いです。強靭でありながらこんな美しい男性ソプラノの声は聴いたことがない。びっくりしました。
歌手の皆さんは明るく、稽古中も笑いが絶えないのですごく楽しい。


   藤岡 幸夫


2012/9/2


昨日は来月コンサートをする芦屋交響楽団と初リハーサル。 実は芦響はイギリス留学する前の今から25年前くらいに松尾葉子先生の下振り(代わりにリハーサルする)で3回ぐらい振りに行ったことのある懐かしいアマチュアオーケストラ。


東京以外で初めてギャラを払ってくれたオーケストラで関西で初めて指揮台にたったオーケストラ。新幹線に乗っての移動が嬉しかった。ちなみに僕の亡くなったおふくろの生まれも芦屋でいろんな思いがある。


とはいえ、社会人オーケストラは久しぶりなのでかなり覚悟して行ったが、さすが伝統あるオーケストラでどうしてどうして凄く頑張ってる。アンサンブルもいいし、大人数だから良く鳴る。このレヴェルまできたらあとは発音と音色と音程をどこまで磨けるかだ。本番を凄く楽しみにしてます!


今日は関西フィルと毎年恒例の滋賀シリーズ野洲公演。今年もチケット完売でありがとうございました!今年は15周年だそうで僕は13回目だけどありがたいことです。
野洲はお客様との一体感があって今日も素敵なコンサートになったと思います。
皆さんありがとうございました!


さてさて明日はリーガロイヤルホテルで講演(13時半から)、明後日からは一柳先生の新作オペラのリハーサルにどっぷり。
9月30日は滋賀シリーズの高島公演です。

それではまた!



野洲公演お馴染みのロビーコンサートで大人気。出店まででてグッズや何故かパンを売ってる。



終演後のSSシート(サチオシート)券のお客様とのパーティー。中央の後ろ姿は客演コンマスの日比さん。


   藤岡 幸夫


※9/2 野洲公演のevent reportはこちら

つづき(過去) つづき(先)→

過去一覧へ