2008年12月分
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2008/12/30
吹田の第九を始めて3年めになるけど本当にずいぶん良くなったし頑張った!僕は本気で日本を代表するような合唱団に育って欲しいと思ってる。とにかくみなさんが明るいのが強みだ。 今年は第九経験者の団員さんも増えて来年が楽しみ。 それから吹田のメイシアターのスタッフの方たちの熱意にも本当に感謝。スタッフの皆さんのおかげで夏に七夕コンサートと年末に第九を毎年続けてきて地元の皆さんとの絆がしっかり出来てきたと感じるコンサートだった。 ソリストの皆さんも吹田と関わりのある若い方たちですごく新鮮だった。 吹田の皆さんありがとうございました! そして 関西フィル。昨日が今年最後の共演だったけど 関西フィル らしい素晴らしい集中力と生命力。第九が新鮮に感じられました。 いつも僕のやりたいことに応えてくれて本当に感謝しています。 今年一年ありがとうございました! 僕は昨日が今年最後の本番。といっても4日からリハーサルが始まるので、年末年始は仕事部屋にこもります。 新年はまずはいずみホールで関西フィルとのニューイヤーコンサート(1/7)。 ゴージャスないずみホールでニューイヤープログラムを満喫していただきます。前半のソロの中国琵琶のエンキさんとの共演もすごく楽しみにしてる。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS 今日はホテルで朝勉強をすませて東京に戻る。疲れをとるために久しぶりに近所の温泉へ行く。 サウナのテレビで 「のだめカンタービレ」 をやってた。去年もちらっと観たけどリアリティーがあってすごくよく調べてる。コンクールも僕が昔受けたコンクールとそっくり。 しいて言えば・・・ みんなあんな豪華なホテルに泊まらない。みんな安ホテルにこもって勉強したもんだ。 それに僕の日本からの荷物は楽譜以外はほとんどが食料。 米を一合づつ袋に詰めて持って行って飯ごうで米を炊いてた。梅干しと海苔とカップラーメンを山ほど持って行った。レストランで悠長に食事する時間なんてほとんどなかったなぁ・・・。 藤岡 幸夫 ※12/29吹田第九のevent reportはこちら |
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2008/12/28 「Sachioの独り言」 昨日の27日は東京でおふくろの一周忌のミサがあった。一年経つのが信じられないくらい早い。 今日は大阪に移動して関西フィルと吹田の第九のリハーサル。吹田の合唱団は着実に力をつけてきてるので明日の本番がすごく楽しみ。 それにしても第九は難しい。今まで数えきれないほど振ってきたけど毎回緊張するし、コンサート後は必ず悔いが残る。 リハーサル前も無意識にプレッシャーを感じる。 先週関西フィルと第九をやったばかりなのに今日もそうだ。 それが第九の凄みなのだろう・・・・・・。 本当は第九について専門的なこと書こうかと思ったけど書き出したら切りがないんでやめました。 それでは皆さん吹田でお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2008/12/25 昨日のクリスマスイヴの夜は久しぶりに東京でのんびり。DVDで 「めぐり逢い」 を3年ぶりに観た。 この時代の映画は音楽が良く出来ていて、また俳優さんたちの英語が美しく (もちろん日本語の字幕も見るけど) 映画全体に品があって大好きだ。 クリスマスに見る映画で他に絶対お薦めなのが 「素晴らしき哉、人生」 と 「34丁目の奇跡」 (古いバージョン) 。どちらも白黒だけど品があって心が温まる素敵なクリスマス映画だ。 今日はクリスマス。やっぱり去年の25日に書いた話しを思い出す ・・・・・。 今新幹線で大阪に帰るところ。 今晩は29日に共演する吹田 「第九」 合唱団と最後のリハーサル。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS 昨日は神戸の南京町で 関西フィル のアンサンブルと毎日放送の 「ちちんぷいぷい」 の生放送。寒かったー!スタッフの皆さん、 関西フィル の皆さんありがとうございました! 南京町 (中華街) の賑わいは雰囲気があって良かった。 ところで新年1月7日は関西フィルとニューイヤーコンサート。
前半のソロは中国琵琶のエンキさんと再共演。エンキさんの中国琵琶は必聴! (初共演のときにその音楽の強さに圧倒された) 情熱的でありながら繊細で美しい中国情緒に溢れるエンキさんと 関西フィル とのコラボレーションだ。 後半はシュトラウスの豪華なニューイヤープログラム。リハーサル時間もしっかりもらえてるのですごく楽しみ。いずみホールは日本で最も美しいホールのひとつ。こちらもお楽しみに! 藤岡 幸夫 ※2007年12月25日のお手紙はこちら |
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2008/12/24 21日の日曜は 関西フィル と姫路第九合唱団との3年ぶりの 「第九」 。 みんなよく頑張ったけどこれだけ歴史のある合唱団ならもっと良くなるはず。頑張ってください! ここの打ち上げは毎年すごくて餅つきで大いに盛り上がる。みんなめっちゃ明るくて元気。癒されました。合唱団、ソリストの皆さん、 関西フィル やスタッフの皆さんありがとうございました! 昨日は毎年恒例のシンフォニーホールで 関西フィル とのクリスマス・ファンタジア。 今年も不景気だというのにあっという間に補助席まで完売したそうで本当にありがたいことです。 前半のソプラノの石橋さんはすごく品のある美しい歌声 ・・・・・! オルガンの片桐さんとは何度も共演しているが、パイプオルガンの魅力を改めて感じさせてくれた。 そして 関西フィル &藤岡ならではの一体感ある演奏を楽しんでもらえたと思います。 皆さんありがとうございました! 昨日のコンサート後は独りで焼き肉行ってからホテルの部屋でファンの方から頂いた日本酒をいっぱいやって早寝。 昔はホテルで若いカップルを見ると羨ましく思ったりもしたが、昨日はなんだか若い頃を思い出して心が温まる ・・・・・ だけだった・・・。 今朝はひと勉強した後ジムで泳ぐ。 今日はこれから神戸行ってテレビに出たあと、 クリスマスイヴなので東京へ戻ってカミさんとDVDでも観るつもり。 クリスマスになると見たくなる好きな映画のひとつが 「めぐり逢い」 (1957) (デボラ・カーとケリー・グラントのカラー初期のバージョン) 久しぶりに見ようとDVDを買っておいた。 さてさて今年も残るは 関西フィル と吹田 「第九」 合唱団との29日のコンサート1本!! 合唱団の皆さん!頑張ってください! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 ※姫路「第九」の打ち上げの様子event reportはこちら ※クリスマス・ファンタジアの様子event reportはこちら |
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2008/12/18 先日 アンサンブル金沢 と岐阜でコンサートしてきた。 当日の朝は天気がよくてホール近くの川と山が美しく日本の冬っていいなぁと実感。 (ヨーロッパの冬は天気が悪く日が短くてとにかく暗い) プログラム前半のソリストの 奥村 愛 さんはビジュアルなイメージがあるが実力派で音色が美しい。アンコールの民謡も心に染みる。 後半はハチャトリアンの 「仮面舞踏会」 組曲のあとにソリストはジャズボーカルの マリーン さん。 僕はクラシック以外のジャンルの歌手の方と共演するの初めてで正直言って最初はなんだかなぁという気持ちだったけど彼女とリハーサルしてびっくり。 彼女の歌はすごい。 アンサンブル金沢の演奏も伴奏ではなくて マリーン とコラボレートして素晴らしい演奏だった。 僕が シェフ をしてたマンチェスターカメラータ (室内管弦楽団) と アンサンブル金沢 は全く同じサイズでよく分かるのだけど、オーケストラのサイズが小さい分各プレイヤーがしっかり音を出すからサウンド全体が生命力に溢れる。 今回は十六銀行主催でたくさんのお客様に来ていただけて、新しいクラシックのファンが増えるような素敵なコンサートでした。 皆さんありがとうございました! 来週は 関西フィル と姫路の 「第九」 、シンフォニーホールで毎年恒例のクリスマス・ファンタジア! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS 今日の夜はテレビでサッカー観戦。マンチェスターも大阪も僕の第2の故郷だ。僕がマンチェスターにいた16年間はマンチェスターの黄金時代でカントナがまだいたし、ギグスやベッカムがデビューしてから全盛期まで最高の時代だった。 しかもメインスポンサーが SHARP でマンUのユニフォームの胸に大きく光る SHARP のロゴが日本人として誇らしかった。 あのマンチェスターユナイテッドを本気にさせてガンバ大阪が3点も取るなんて!! 感無量だった。 つかの間の最高の息抜きになった。 藤岡 幸夫 |
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2008/12/15 「ハチャトリアン」 の話 今週はアンサンブル金沢とコンサート。プログラムの中に僕の好きなハチャトリアンの 「仮面舞踏会」 組曲があるがこの中の 「夜想曲」 や 「ロマンス」 はなんとも言えずセクシーでエキゾチックだ。一曲めのワルツはまるで悪魔にとりつかれたようでゾクゾクする(先日フィギュアスケートの浅田真央さんが優勝したときにフリーで使ってた曲)。 このハチャトリアンという作曲家は昭和育ちの人には 「剣の舞」 が有名(運動会では必ずどこでもこの曲がかかった)。 グルジア人で貧しい製本業の息子に産まれ、18歳まで楽譜も読めなかったのに音楽専門学校に学んだ後モスクワに留学してる。 彼の特性はなんといってもグルジアの血だ(彼の両親はアルメニア人だが)。グルジア人にはいろいろな血が入ってて優秀な人が多く、あのスターリンもグルジア人だし関西フィルのコンサトマスターのゴギさんもグルジア人だ。 ハチャトリアンの音楽にはロシアのスタイルの中にアルメニアやアゼルバイジャンといった独特の血が流れその音楽は妖艶でなんとも麻薬のような響きがする。 今日は 「仮面舞踏会」 をリハーサルしながらハチャトリアンの交響曲を勉強してみたくなった・・・。 PS フィギュアスケートでは真央ちゃんも好きだけど僕はなんといっても村主さんが好き。他の人のスケートを観るとフィギュアはやっぱりスポーツだなぁと感じるけど村主さんの滑る姿は美しく芸術だと感じる。 藤岡 幸夫 |
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2008/12/13 今週は1回も本番がなくてちょっと一息。大阪で勉強の合間に合唱のリハーサルがあったり、大学のゲスト講師をしたり、企業に挨拶に行ったりしてた。 天満にある東洋一長いと言われる商店街に初めて行ったけど やっぱり大阪ってすげぇ と感心してしまった。道幅があまり広くないので人々の活気と温もりが感じられる。 ところでちまたで流行ってる iPod を買ったが全然使い方が分からず当サイトの管理人さんに指導を受けても全くダメ。っていうか大体僕はパソコンが苦手でダウンロードとかインストールとか上手くいった試しがない。結局時間の無駄になってしまう。 やっぱり僕は昭和のアナログオヤジだ。 来週から3月いっぱいまで毎週コンサートがあって休み無し。気合いが入る。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS1 先日関西フィルの首席クラリネットの梅本さんのリサイタルに行ってきた。彼女の素晴らしい音色とテクニックを楽しんだ。彼女の人柄もいっぱいのお客様に伝わったいいコンサートだった。アーノルドのクラリネット協奏曲を彼女とやりたくなった。 PS2 今日の明け方窓の外を見てびっくりした。月が大きくて力強く明るい!思わず息を呑んだ。朝飯のときに今日は一番月が地球に近づいた日だと新聞で知った。 自然は美しい・・・・・・。 藤岡 幸夫 |
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2008/12/08 「Sachioの 独り言」 いつのまにかクリスマスシーズンだ。 街はどこもクリスマスのデコレーションで華やぐ。 大阪の常宿のホテルにも今年も大きなクリスマスツリーが飾られてる。 去年の今ごろを思い出す ・・・・・ 元気だったおふくろが突然癌の末期でいつ天国へ逝ってもおかしくないと知らされ、僕はリハーサルと本番の合間をぬって出来る限り大阪から東京の病院に通った。 結局おふくろはクリスマスが過ぎた27日の明け方天国へ逝った ・・・ 以前はクリスマスシーズンになるとちょっとウキウキした気分になったもんだったが もうそんな気分になることはないだろう ・・・。 そう言えば敬虔なクリスチャンだったおふくろは、よく若かった頃の僕に 「さちお!クリスマスはお祭りじゃありませんよ!」 と言ってたもんだ。 12月はウキウキした気分にはもうならないけど なんとなく優しい気持ちになる季節になったのかもしれない ・・・。 藤岡 幸夫 |
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2008/12/06 今日は広島交響楽団とコンサート。 広島交響楽団は毎年客演するのを楽しみにしているが、オーケストラの響きが温かく今日も前回の手紙の 「ドヴォルザークの8番」 の話で書いた4楽章の最後の再現部の演奏も美しかった! 前半のモーツァルトのソロのクラリネットの赤坂さんは繊細な響きが魅力的だった。 ところで今回のコンサートは毎年北川鉄工所の主催で行われ今回が17回目だそうでお客さんもいっぱいですごく素敵なことだ。 広島交響楽団と府中市の地元の方たちとの強い結びつきを感じるコンサートだった。 皆さんありがとうございました! 今は東京に向かう新幹線の中。カミさんと顔をあわせるのは1週間ぶり。明日は着替えと楽譜を詰め替えて明後日から大阪。 「亭主元気で留守がいい」 ってやつだ。 3年ぶりに4回めの共演をする姫路は相変わらず明るくてすごく元気!あとは細部の音程をどこまで磨きあげられるかだ。姫路は年間を通じて活動してるのでチームワークが抜群。 30年の歴史のある姫路とは対称的に吹田の合唱団は3年前から始めたばかりだが毎年確実に力をつけてる (去年はどうしてもフラットになりがちだった箇所の音程がしっかり取れるようになってて驚いた) 。 今年もあっという間に定員220名が集まりそのほとんどが去年の参加者だというのも嬉しい。 吹田の合唱団もとにかく明るい。どこまで力を発揮できるようになるか凄く楽しみだ。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2008/12/05 「 ドヴォルザーク 交響曲第8番」 の話 僕の大好きなドヴォルザークの8番。 振っててとても幸せな気持ちになる。練り上げて作曲されたというより音楽が溢れでてきて産まれた気がする。 独創性に富んでいて自然の声が聞こえてくる。昔日本では 「イギリス」 というタイトルがついていたが内容とは関係ない(イギリスにある出版社の関係でそう呼ばれた)。 ドヴォルザークは若い頃ヴィオラ奏者だったがヴィオラが大活躍するのも特徴だ。ドヴォルザークのヴィオラという楽器への想いが伝わってくる。 1楽章は冒頭いきなりチェロ(隠し味のように管楽器も)が素敵なメロディを奏でるが当時としては斬新なアイディアだ。中間の展開部の始まりではこのメロディがダイナミックスとテンポを落として奏されるが単純だけど効果的だ。 圧巻は再現部。冒頭のチェロのメロディをトランペットが高らかに歌いそれに続いてフルートで奏されていたメロディがなんとコール・アングレ*1(この時だけ2番オーボエが持ちかえ)で奏される。なんて大胆なんだろう! 2楽章はまるで大自然にいるよう!森の鳥たちや木々の声が聞こえる。木管やヴァイオリンソロで奏でられるメロディには思わず顔がほころんでしまう。 3楽章の情熱的なメロディに中間部の朗らかさ!この中間部は1幕ものの喜歌劇「がんこ者たち」のアリア「この若い娘に、あんな年老いた男を、」の旋律で、何とも微笑ましい。2番フルート、クラリネットやヴィオラで奏される対旋律が大好き! トランペットのファンファーレで始まる4楽章は生命力に溢れる。ハ短調でちょっと恥ずかしくなるようなテーマがでてくるのもたまらなくいい。 クライマックスの後チェロが4楽章冒頭のテーマを静かに奏で始めるがここからが勝負所。ここから最後フォルテで始まる終結部まで聴き手をいかに惹き付けられるかがとても重要だ(演奏が良くないとすごく退屈)。 この美しく優しい再現部は基本的に8小節のブロックが毎回繰り返しされて音楽が流れるが、一ヶ所だけ繰り返し記号なしに8小節のメロディが2回分の16小節になってる、何故か? それは他の楽器は全く同じ8小節の繰り返しなのにヴィオラだけ繰り返しにあたる9小節め以降が違うのだ!(ダイナミックスも微妙に変えられてる)僕はこの音を変えられたヴィオラの音(287小節めと289小節め)が大好き! ドヴォルザークの温かい人柄が伝わってくる。 ドヴォルザークの8番はデビュー前から最も取り上げてきた交響曲の一つでいろいろな思い出がある。 イギリスの音大に留学して2年目にユースオーケストラとバスでドイツに演奏旅行に行ったけどその時のメインがこの交響曲で僕も含めてみんな若くて毎日ドンチャン騒ぎだったなぁ。 またBBCフィルの副指揮者になった直後にロンドンのロイヤルフィルのデビュー曲がこの交響曲でみんな満面の笑顔で演奏しててすごく感動したのも思い出。コンサート後にすぐ再客演の依頼がきてすごく自信がついた。 その後に日本フィルとの演奏旅行でなんと12回連続で指揮したが、このときは逆に自分の弱点を思い知っていい勉強をさせてもらったのもいい思い出だ。 明日は広島交響楽団(23年前に僕が産まれて初めて指揮したプロオーケストラ)とこのドヴォルザークの8番。すごくいい感じで仕上がってきてるので明日がすごく楽しみ。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫
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2008/12/04 「Sachioの独り言」 昨日まで大阪で今日から広島入り。 夕方早くから前から行ってみたかった鮮魚酒場で夕飯。楽しみにしてた牡蠣の味噌鍋を食べた。 バックではド演歌が流れる・・・・・・ 珍しく、思わず日本酒の熱燗を頼んだ。 独りカウンターで演歌を聞きながら熱燗をちびちび・・・・・・日本の冬・・・ 完璧に昭和のオヤジモードだね。 明日は大好きなドヴォルザークの交響曲8番の話をします。 藤岡 幸夫 |
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2008/12/01 皆さんこんばんは。昨日、一昨日と仙台フィルと初めてのコンサート。 素敵なオーケストラでした。品格があって響きが美しく集中力抜群。リハーサルもたっぷりできてやりたいことを気持ちよくできた。 ソリストの 及川君 とは久しぶりの共演で楽しかった。強烈な個性と素晴らしい生命力。スリル満点! 皆さんありがとうございました! ところで仙台に行く前に 関西フィル の団員さんやファンの方たちが口をそろえて 「牛タンめっちゃ美味しいよ〜」 と言う。みんなに 「仙台行って食べたことあるの?」 と聞くと、し〜ん・・・・・・。 この関西のいいかげんさがかなり好きなんだけど、ちゃんと食べてきました。 美味しかった(笑) 今週は大阪で第九の合唱リハーサルした後、広島交響楽団と府中市(広島県)で ドヴォルザークの8番。すごく楽しみ。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! ホテル前の並木通りの紅葉が美しかった!ヨーロッパを思い出す・・・。 7時から空いてるカフェがあって、毎朝ひと勉強してから開店と同時に外のテーブルで美味しい空気を吸いながらエスプレッソを飲むのが日課になった。 藤岡 幸夫 |
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