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2010年6月分


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2010/06/30


サッカー残念だったけど、魂のこもったプレー充分楽しませてもらいましたね。
日本代表はワールドカップを通じてとても大切なことを教えてくれと思う。
夢をみさせてもらいました。


さてさて今日はサッカーで睡眠不足だったけど午前中から大津へ。毎年恒例の8月の滋賀シリーズのプロモーション。関西フィルとのこの滋賀シリーズは今年で11年目になる。毎年どこもたくさんのお客様で本当に嬉しい。


滋賀に限らず、関西フィル&藤岡を毎年呼び続けてくれるホールがたくさんあることに心から感謝してるし誇りにも思う。


4日の日曜はこちらも毎年恒例の吹田メイシアターでの七夕コンサート。吹田は毎年年末に地元の合唱団と第9も指揮してるし、8月にはここでシベリウスの5番他をレコーディングする予定(関西フィルサポーターを招待します。詳細は近々発表します)の素晴らしい響きのホールです!


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



今日は滋賀シリーズを支えて下さってるしがぎん経済文化センターのスタッフの皆さんに美味しい和食をご馳走になった。僕の好物の名物のふなずし最高でした! 琵琶湖の眺めが素晴らしかったです。


   藤岡 幸夫


2010/06/27


 まずは昨日の文京シビックでの東京フィルの響きの森シリーズ、チケットも完売で沢山のお客様本当にありがとうございました。
 このシリーズは今回が32回目ということで文京区で生まれ育った僕としてはすごく嬉しいです。

 東京フィルも冒頭の祝典序曲から生命力に溢れ、交響曲も色彩豊かで燃焼度の高い素敵な演奏だった。それからソロの須川さんのSAXは魂が込められていてカッチーニでは思わず涙しそうになりました。
 オーケストラの皆さん、須川さんそれにスタッフの皆さんありがとうございました!

 昨日の本番終了後に千葉に移動して夜は千葉大とリハーサル。今日は千葉大オーケストラとコンサートだった。

 千葉大オケは昨日のリハーサルから今日は遥かに良くなってたし本当によく頑張った。トレーナーの先生方の必死な指導もいつもながら素晴らしいことだと思う。 僕自身は演奏会前のリハーサルにあまりいけなくて反省してるけど、いい演奏会になったとほっとしてます。

 欲を言えば(これは千葉大だけに限らず)みんな若いのだからもっとエネルギーが欲しい(音ではなく音楽に対する姿勢の話)。
 僕やとトレーナーの先生方にハッパをかけられて元気になるのではなく、もっと若さを武器にして欲しいです。(僕がみんなから若いエネルギーをもらいたくて指揮してるのだから・・・!)

 でもとっても楽しかった。オケのみんな、共演してくださった先生方、それにトレーナーの先生方、裏方スタッフのみなさんありがとうございました。

 みんなに来年また会えるのを楽しみにしています。


 さてさて僕は明日大阪に帰って、恒例の朝日友の会の関西フィルのアンサンブルコンサート、明後日からはリハーサルや取材が続きます。関西フィルとの次回のコンサートは毎年恒例の吹田メイシアターでの七夕コンサートですね!僕はこのコンサートの雰囲気が大好きなので楽しみです。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!!


   藤岡 幸夫



※6/26 東京フィル文京シビック公演 event reportはこちら
※6/27 千葉大学定期演奏会 event reportはこちら

2010/06/25 NO.2


   チャイコフスキーの 「交響曲第5番」 の話・・・その2


明日26日(土)は東京フィルの文京シビックホール(ゴージャスな響きのする素敵なホールです)の「響きの森シリーズ」でチャイコフスキーの交響曲第5番を取り上げる。

僕は文京区で生まれ育ったのでこのシリーズで指揮できるのがすごく嬉しいし、リハーサルも2日終わって(2日ともシビックホールでリハーサルできたのが素晴らしい)東京フィルは集中力抜群ですごくいい感じできてます。


この5番を振るときいつも思い出すのが以前も書いたブラームスとチャイコフスキーの僕の大好きなエピソード。(当時チャイコフスキーはブラームスの音楽が退屈だと公言していた)

「チャイコフスキーは自作の交響曲5番を指揮しにハンブルグに来ててその時ブラームスも同じホテルに泊まってた。ブラームスは自作の4番を指揮しに来てたのだ。

ブラームスはわざわざ滞在を延ばして チャイコフスキー の5番を聴いて、そのコンサート後に チャイコフスキー と食事をして大いに飲んだそうだ。

ブラームスは素直に 「4楽章の最後以外は素晴らしい」 と感想を伝えた。

チャイコフスキーはというと自分の弟宛ての手紙でいかにその日が楽しかったかを伝え、ブラームスは素晴らしい人物で大好きだと伝え、さらに自分も実は自分の交響曲の5番の最後は嫌いなのだと書いている。

あれほどブラームスを嫌ってたのにチャイコフスキーも人の子、なんとも微笑ましい。


ところで実際この4楽章の最後がワザとらしくて指揮するのを嫌う指揮者も結構いる。でも僕はこの最後は嫌いじゃないし(というか好きです)、この4楽章には悪魔的な何かが宿ってるような魅力を感じる。
調性も途中で狂ったようになるし、ヴァイオリンには「feroce」という書き込みがあるがそれは「強暴な」とか「荒々しく」といった強烈な意味で、この楽章の持つ性格が出てる(話はそれるが6番「悲愴」の4楽章にもさりげない書き込みがあって、それがその楽章の性格を決定づけていると僕は思ってる)。

 そして何より構成がしっかりして生命力溢れる1楽章、旋律美とロシア情緒たっぷりの2楽章、品格が高く繊細な3楽章が素晴らしい(僕はこの3楽章をいかに優雅に美しくできるかが一つのポイントだと思ってる。)

 オペラも得意とする東京フィルとこの交響曲を共演するのももちろん初めてなので明日はどうなるかすごく楽しみにしています。
 

 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!!


PS
この交響曲を勉強すると必ずラフマニノフの3番を思いだす。
ラフマニノフの3番は素晴らしい交響曲なのだけど、最後に無理やり派手に終わらせようとしてこちらは失敗してる。
何度か指揮したけど、この最後が本当に残念。

今までいろいろな作曲家と話をしたが、最後は静かに終わるほうが
作曲しやすいという人が結構多い。最後派手に終わらせようとすると安っぽくなりやすいからだそうだ。R.シュトラウスも同じようなことを話してる。


PS2
明後日は千葉大とのコンサートでグリーグの「叙情組曲」、ブリテンの「4つの海の間奏曲」にサンサーンスの交響曲3番「オルガン付き」。みんながどこまで力を出し切れるかすごく期待してます。頑張って欲しい。



明日の前半のサックスソロの須川さんとリハーサル後に控え室で。須川さんのサックスは情熱的でセクシーだ。素晴らしいです。


   藤岡 幸夫


2008/7/3付 fromsachio 「チャイコフスキー交響曲第5番の話・・・その1」 はこちら

2010/06/25 NO.1


もう最高ですね!!
僕は録画して明け方から観戦。興奮した〜!

ワールドカップ開催前イングランド戦から(負けたけど)手応えを感じてました。

チームワーク(頭を使って愛し合う)と気合いがいかに大切か教えてくれた最高の試合でしたね。
疲れもぶっ飛んだ!!


皆さん今日も1日頑張りましょう!


   藤岡 幸夫


2010/06/22


   渡邉暁雄先生とラフマニノフの「鐘」 の思い出の話


 まずは20日の毎年恒例の梅田芸術劇場での「レクサス・プレミアム・コンサート」、沢山のお客様ありがとうごいました。
 このコンサートで新しい関西フィル・ファンができたらすごく嬉しいです。前半の丁寧で思いのこもった川井郁子さんも素敵でしたね。皆さんありがとうございました。


 ところで今回取り上げたラフマニノフの「鐘」は最近フィギュア・スケートの浅田真央ちゃんが使ったので有名になったが、僕には思い出の曲。といっても原曲のピアノ曲の話ですが・・。

 僕の師匠である日本を代表する名指揮者だった渡邉暁雄先生にテストを受けて弟子入りを許されたのが今から25年前。
 
 1週間に5日くらいは先生のお宅に行って先生の家で勉強する。
午前中から伺って夕方に帰るのもしょっちゅうで、勉強するだけでなくてかばん持ち、運転手、留守番、鯉の餌やりと何でもした。
 また僕のために当時音楽監督をつとめていた日本フィルに「指揮研究員」というポストを作ってくださった。
 暁雄先生と出会ってなかったら指揮者になれなかったと思ってる。

 先生に弟子入りを許されてから最初の半年以上は棒のレッスンはなくてひたすらピアノを弾かされていて、弟子になって最初に勉強したのがベートーヴェンのソナタとこのラフマニノフの前奏曲「鐘」だった。

 真央ちゃんが滑るまで「鐘」のオーケストラ版があると知らなかったし指揮したのも先日が初めて。いろいろなことを思い出してなんとも懐かしかった。

 ちょうど今日は渡邉暁雄先生の命日。今でも毎日必ず暁雄先生のことを思い出す。 天国の先生に呆れられないように精進しなきゃと心が引き締まる。

 ところで専門的な話になるが今回のオーケストラ版は原調より半音低いCmoll で、楽譜をもらったときびっくり。次回は是非Cis mollの版でやりたい(暗くてよりなんともいえずロマンティックな響きがする)。

 次回はチャイコフスキーの交響曲5番の話をします。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


渡邉暁雄先生のお話集
<旧公式HP>
先生との出会い、内弟子時代の教え、そして奥様の書かれた絵の話 (2001年2月15日)
コンクール、そして結果を先生に報告された話 (2006年5月19日)
最後の面会 (2006年6月5日)
<ファンサイト>
先生からスコアをいただいた シベリウス 「2番」の話 (2008年1月31日)
渡邉暁雄先生の思い出 (2008年6月24日)
渡邉暁雄先生の奥様、信子夫人の思い出 (2009年2月11日)
渡邉暁雄先生の遺言( 2009年6月23日)

2010/06/19


昨日は慶応ワグネルのコンサート。みんなよく頑張ったし、気持ちの良いコンサートだった。


1曲めのサンサーンスの「死の舞踏」はヴァイオリンソロが見事だったしスケールの大きな演奏になったと思う。


2曲めのプロコフィエフの「古典交響曲」は本番はちょっとカタかったけど、学生オケでここまでできるのはたいしたもんだと思う。


メインのショスタコーヴィッチの12番は燃焼度の高いみんなの気持ちが一点に集まったいい演奏だった。本番が一番良かった。


この10年でオーケストラのレヴェルは確実にアップしてて時にドキッとするほど驚かされる。


ただ一言いうなら、これはワグネルに限らず今の若者は(このセリフが出たらオヤジの証拠だけど) 「あれやっちゃいけない、これやっちゃいけない」が先行していい子過ぎる気がする。

若いうちはもっと「こうやりたい!」が先行してやり過ぎてもいいんじゃないかな。


とにかく若いエブリバディには熱く青春して欲しい。それが若さの特権なのだから・・・!


オーケストラのみんな、コーチの先生方、皆さんありがとうございました!すごく楽しかったです!


またみんなに会えるのを楽しみにしてます!


今日は朝一番の新幹線で大阪に帰って関西フィルとリハーサル。


明日は大好きな梅田芸術劇場で毎年恒例の「レクサスコンサート」でプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」をメインに華麗なるオーケストラサウンドをお届けします。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫





※6/18 慶應義塾ワグネル定期演奏会 event reportはこちら
2010/06/17


明日(18日金曜日)は慶応ワグネルソサエティオーケストラの本番。

前半のサンサーンスの「死の舞踏」とプロコフィエフの「古典交響曲」は学生オケとしてはかなりのレヴェルだと思う。

心配だった後半のショスタコーヴィッチの12番は今日のリハーサルで意地を見せてくれたので明日が楽しみ。

このショスタコーヴィッチの12番、生で聴かないと良さがわからない。
一般的には評価はあまり高くないが、実はソ連でだからこそ生まれたわかりやすい名曲だと思ってる(この交響曲が生まれたのは1961年で、この頃西側ではわかりやすい音楽は認められなかった)。


この交響曲は深みこそ欠けるが鮮烈なオーケストレーションでショスタコーヴィッチならではの強烈なサウンドを理屈抜きで楽しんでもらえます。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫



2010/06/15


13日の日曜は兵庫県の市川町のひまわりホールでお馴染みの関西フィルブラスのコンサート。

関西フィルブラスは本当にチームワークが素晴らしく回を重ねるごとにさらに磨きがかかってるし、これは普段の関西フィルの演奏にもいい影響を与えてる。素敵なことだ。そして何よりトランペットの川上さんの編曲が抜群!


それからお客様にもこれは喜んでもらえるなぁという確かな手応えを感じる。


市川町のひまわりホールは響きが素晴らしく、周りの自然が美しい。鳥たちの声に癒され、山々のシルエットに見惚れてしまった。

関西フィルそしてホールのスタッフの皆さんに温かいお客様、皆さんありがとうございました!


昨日はリハーサルのあと夜はいっぱいやりながらサッカー観戦。
岡田ジャパンとりあえずやってくれましたね!


今週は金曜が東京芸術劇場で慶応ワグネルのコンサート、日曜は関西フィルと梅田芸術劇場で毎年恒例のレクサスコンサート(問い合わせはレクサス販売店にお願いします)。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫



左がひまわりホール


ホールの前の通り。山々のシルエットが美しかった。


姫路から30分ちょっとの甘地駅。


※6/13 市川町ブラスセクション event reportはこちら
2010/06/13


昨日は僕の母校の慶応中等部の同窓生による慶応ユニコーンオーケストラの第一回めの演奏会。このオーケストラの指揮を依頼されたとき喜んで引き受けたもののリハーサルを通してかなり心配だったけどいい思い出となる演奏会になった。


一曲めは同窓生で作曲家を目指す近谷君の新作(彼は大学3年で今回もオーケストラの中でヴィオラを弾いてた)。なかなかの傑作で、僕もみんなもこの曲にすごく共感を感じてるのが伝わるいい演奏だったと思う。


未完成はさすがにてこずったけど運命は期待以上の出来というよりテンション?
生命力満ち溢れる演奏で、僕も久しぶりに「運命」を振ってて楽しかった!


今中等部の器楽部は部員がなんと120人(弦楽器が16型を超えるそうだ)だそうで、ユニコーンオーケストラの未来は明るい。


近い将来エキストラ無しで「春の祭典」をやるのが目標。実力も伴った素晴らしいオーケストラにしていきたいと思ってるし、それが僕を指揮者にしてくれた中等部と器楽部への恩返しだと思ってる。


皆さん昨日はお疲れ様、そしてありがとう!来年を楽しみにしてます!



リハーサル前に早く着いたので、コンサートホール「ティアラこうとう」の前の公園を散歩した。夏の香りがして気持ちよかった!奥に見えるのは東京スカイツリー。



一緒に映ってる男性はニューヨークに住む素晴らしいオーボエ奏者(ニューヨークフィルでも吹いてる)の伊熊君。 実は彼は僕が高校3年で学校のオーケストラの指揮者をしてた時の1年生。慶応大学を卒業してからジュリアードに行ってその後素晴らしい活躍をしてる噂はよく聞いてた。

昨日はなんと隣のホールで彼がピアノの加羽沢美濃さんとリサイタルをしててお互いにびっくり。30年ぶりに再会した。一緒にいる女性2人は彼と同級生でオーケストラでヴィオラを弾いていた。彼女たちは彼のコンサートに来てたのでみんなびっくり。嬉しい再会でした。



コンサート後の飲み会で。みんなから元気をもらってきました。


   藤岡 幸夫


※6/12 Unicorn Symphony Orchestra 第1回定期演奏会 event reportはこちら
2010/06/10


今朝は久しぶりにのんびりして大好きなひまわりに癒された。


ひまわりは太陽に向かって恋をしてるんだそうだ。

夏だね・・・・・・!


PS 映画「ひまわり」で別れてしまった2人が再会するシーンは僕にとって恋愛映画の中でもっとも好きな場面。久しぶりにまた見たくなった。


   藤岡 幸夫



2010/06/09


昨日は僕の誕生日でいつのまにか48歳になってしまった(ファンメッセージありがとうございます)。

それぞれ人によって違うだろうけど、歳を重ねるというのは、家族や友人との悲しい永遠のお別れと向き合いながら自分の残りの人生を大切に生きるようになるものなのかなと最近では思ってる。


僕は楽譜を勉強してる時間が以前よりも増して何より一番幸せだと思ってるし、オーケストラと音楽をできることを本当に神様に感謝してる。


これから自分がどう歳をとっていくのかやっと楽しみに思えるようになった。


誕生日の昨日は僕の母校の慶応中等部の同窓生オーケストラのリハーサル。以前も書いたけど下は高校生から上は僕の同級生までで母校の音楽室で練習してる。僕にとって自分のルーツを感じさせてくれる。


やっと形になってきたので12日(土曜)の本番が楽しみ。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!




学校の裏にあるグランドを30年以上ぶりに見に行った。僕はこの土のグランドが大好きでこのグランドの横に木造のボロい剣道場があって僕は剣道部も兼部してたのですごく懐かしい。汗と道場のカビの匂いを思い出した。





昨日はリハーサルの飲み会でみんながサプライズで誕生日を祝ってくれて嬉しかった!


   藤岡 幸夫


2010/06/07


昨日は関西フィルと奈良100年会館で一回めの定期演奏会。

今まで奈良とは関西フィルのプレイヤーによる学校訪問(僕も行きました)やワークショップそれに奈良100年会館での親子コンサートやアンサンブルコンサートなどで関係を深めてきたけど昨日は定期演奏会が実現して嬉しい!


奈良の皆さんとは是非ともこれから年間を通じて深いお付き合いをしたいと心底願ってます!


それから100年会館の熱いスタッフの皆さんにも心から感謝です!


JR奈良駅のすぐ横にある100年会館はすごく素敵なホール。ホールの音響には特徴があるけど関西フィルもこれまでの経験で鳴らし方もわかってきて昨日の演奏会も関西フィルのラテン的な情熱がよく伝わる演奏になったと思うし、奈良出身の若きコンサートマスターの岩谷君のソロも素晴らしかった。


ホールスタッフの皆さん、関西フィルそして奈良の温かいお客様、皆さんありがとうございました!次回のコンサートを楽しみにしてます!


今日は13日(日曜日)に兵庫県市川町である、お馴染みになった関西フィルブラスとのリハーサル。

関西フィルブラスはトランペットの川上さんの素晴らしい編曲でレパートリーを拡大して依頼演奏会も増えて進化してる。

プレイヤーのチームワーク、モチベーションも素晴らしくエキサイティングで楽しいパフォーマンスを楽しんでもらってます。


市川町では久しぶりにサンサーンスの「動物の謝肉祭」と川上さんの新作「市川町ファンタジー」を取り上げる。どちらも素晴らしい作品なので今から楽しみ!


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



今日は関西フィルの練習場オークホールで関西フィルブラスのリハーサル。関西フィルブラスは先月天国に急に逝ってしまったトロンボーンの石川さんの思い出がいっぱいつまってる。今日はなんとなく天国で見守ってくれてる石川さんの声が聞こえた気がした・・・・・・。


   藤岡 幸夫


※6/6 第1回奈良定期演奏会 event reportはこちら
2010/06/05


今日は40日ぶりの完全休養日。ちょうど6月5日は義父(かみさんの父)の命日で、また師匠の故渡邉暁雄先生の誕生日で僕にとって特別の日。ちなみに3日は去年急逝した叔父(子供の頃からずっと同じ建物で暮らしてた)の命日でもある。


今日はお昼には完璧にスイッチを切って東京から来たかみさんと合流。


かみさんが調べて予約したという芦屋のイタリアンでランチして義父の眠る甲山墓園へ。天気が良くて気持ちよかった。


帰りに苦楽園、夙川をぶらぶらして梅田に戻って阪急で買い物して、生まれて初めて念願のたこ焼きのお店に入った(以前から行ってみたかった)。美味しかった!
今日1日いいリフレッシュになりました。


明日は関西フィルと奈良定期で幻想交響曲!この狂ったシンフォニーがどこまで客席に伝わるか気合いが入ります。
前半の奈良出身の若きコンサートマスター岩谷君の素晴らしいソロもお楽しみに!


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



義父の眠る甲山墓園からの眺めは気持ち良くて大好き。青い空に緑の香りに鳥の声・・・!癒されました。



江戸っ子の僕にとってたこ焼きはお祭りの屋台の食べ物で、関東ではたこ焼きのお店は見かけない。以前から一度入ってみたかった。
期待以上の美味で嬉しかった!たこ焼きは関西の食べ物だと実感しました。


   藤岡 幸夫


2010/06/04


4月下旬から移動かリハーサルか本番が続いてやっと明日は久しぶりのオフ。

関西フィルとのリハーサルはいい感じで来てるので6日の奈良定期が凄く楽しみ。


久しぶりのオフの前夜。今日はもうスコアを開かないことにして、ジムに行ってから部屋で独りでチューハイ飲みながらでサッカー観戦。その後は最近大人買いしたDVDでも見るつもり。のんびりできて嬉しい。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



ラジオ収録で久しぶりにお会いした桂米團治さんと角野啓子さん。楽しかったです。


こちらはコンサートで何度か司会をしてもらってお馴染みの武田和歌子アナウンサーがパーソナリティーをつとめるラジオ放送に生出演してきました。関東じゃあり得ないノリでこちらも楽しかったです。もうひとりのパーソナリティーの井之上チャルさんも一緒に。


どちらもいつもお世話になってるABC放送。皆さんありがとうございました!



   藤岡 幸夫



2010/06/02


  ベルリオーズ 「幻想交響曲」 の話

ルイ・エクトル・ベルリオーズ
Louis Hector Berlioz
1803 - 1869



幻想交響曲というと中学生の頃は19世紀後半か20世紀の作品だと思ってたけど後になってその生まれた年代を知って仰天してしまった。


このロマン溢れる奇想天外な異常ともいえる交響曲が生まれたのは1831年。
ベートーヴェンの亡くなってからたった4年後、ブラームスの交響曲1番が生まれたのはこの45年後だ。

ちなみにベルリオーズはなんとメンデルスゾーンより6歳年上なのだ。


さらに驚くのはベルリオーズは子供の頃音楽教育を受けなかったからピアノはおろか他の楽器も弾けない。12歳のときにギターをちょっとはじめたくらいだという。


そしてこれも有名な話だが、当時無名だったベルリオーズは英国から来たスター舞台女優の熱狂的ファンになり毎日のように公演に行き、情熱的なファンレターを書きまくり、なんとか彼女に会えるようにと追いかけまわした、いわゆるストーカーだった。彼女の方は恐怖さえ感じて逃げ回り、結局一度もベルリオーズに会わずに英国に帰ってしまった。

ベルリオーズは失望のどん底で書きはじめたのがこの幻想交響曲で、なんとその失恋の3年後には彼女をこの交響曲の演奏会に招待することに成功した上に彼女と結婚してしまうのだ!
(結婚生活はうまくいかなかったのだが。)


ベルリオーズは破天荒で誇大妄想、情熱的にして繊細、奇跡の作曲家だ。
そしてこの幻想交響曲は当時としては奇想天外、あり得ないことだらけなのだ。


1楽章 「夢・情熱」

冒頭、「若い音楽家が失恋して深い絶望に落ちアヘンを飲んで自殺を図ろうとする」ところからはじまる。音楽は麻薬が効きはじめ夢うつつのところから始まり、やがて情熱的な恋の動機がファーストヴァイオリンで歌われ、他の弦楽器は心臓の鼓動をドキドキと刻む。(この恋の動機は全楽章でいろいろな形で姿を現す。)

音楽はテンポがジェットコースターのように緩急をつけて(こんな音楽は当時あり得ない)激しい恋に落ちた作曲者の情熱が吹き荒れる。


2楽章 「舞踏会」

夢の中の舞踏会。ハープが2台使われる(これも斬新なアイデア)。僕が好きなのは恋人が遠くに姿を現すところ(木管楽器が恋人の動機を奏でる)。弦楽器が人込みを表し恋人を見失う。人々は踊り続け最後にもう一度こんどはクラリネットが恋人の動機を奏で再会を現す。音楽は喜びで狂ったようにテンポを上げて終わる。


3楽章 「田園の情景」

彼は田園の中で孤独だ。
2人の羊飼いが笛でお互いに呼びあってるのが聞こえる。なんとここではオーボエが舞台裏で演奏する!

そのあとファーストヴァイオリンとフルートがユニゾンで単旋律を演奏するが、これも当時としては斬新で見事に孤独感を表現してる。最初は穏やかな静けさに満たされるが、また恋人の動機が現れて彼の心はかき乱される。

最後は遠くから雷鳴が聞こえるが、なんと4人の奏者がティンパニを叩く。

この3楽章で聴き手をどこまで引きつけることができるか勝負所だ。


4楽章 「断頭台への行進」

今度は彼は恋人を殺してしまい死刑を宣告される夢だ。

群衆の歓声の中、断頭台へと進み死刑執行の直前、クラリネットだけで恋人の動機が奏される。そして刃が落ちる。ピッチカートが頭が転がるところを表してる。
もう異常ともいえる世界だ。


5楽章 「魔女の祝日の夜の夢」

当時では想像できないほど下品で野蛮なすごい音楽。冒頭では不気味な音や気持ち悪い笑い声が聞こえる。魔女の祝宴は死刑になった彼の葬式だ。

Es管のクラリネット(管の長さが短く音域が高い)がグロテスクに恋人の動機を奏でるが、当時この楽器はオーケストラでは使われておらず軍楽隊から持ってきたという。

魔女たちの歓声で下品に姿を変えた恋人が迎えられると葬式がはじまる。なんと舞台裏で鐘がなりだすのだ。金管楽器が「怒りの日」を奏ではじめ暗黒の世界。

そしてヴィオラがロンド主題を提示して魔女達が踊り狂いはじめ最後は熱狂的にクライマックスを迎えて幕を閉じる。

とにかく奇想天外な立体的なオーケストレーション、うねりを上げる情熱と狂喜、その一方で凄く繊細(ppppとpが4つも並ぶ箇所まででてくる!)。とにかく当時の常識からはあり得ない桁外れな発想で書かれた強烈な音楽なのだ。



この交響曲が生まれたときメンデルスゾーンのスコットランド交響曲もシューマンの1番「春」もまだ生まれていなかったなんて!


そして6日の日曜日は関西フィルとこの交響曲がたった今生まれたような新鮮な演奏を目指します。


それでは皆さん奈良でお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


2010/06/01


今日でこのファンサイト開設3周年だそうだ。
管理人さんの岡野夫妻には本当に感謝してる。


岡野夫妻は僕のコンサートに通ううちに僕と仲良くなり2人の好意で3年前にファンサイトを立ち上げてくれた。このサイトのおかげで僕だけでなくクラシックや関西フィルのファンも増えたし、またファンの皆さんとの距離も近くなり本当に素晴らしいサイトに進化し続けて言葉では言い尽くせないほどありがたいと思ってる。


これからもどうかよろしくお願いします!


さてさて昨日、一昨日と学生オーケストラのリハーサルをしてきた。


僕はスケジュールが合う限り学生オーケストラを指揮するようにしていて毎回楽しみにしてる。


去年はスケジュールが合わなくて学生オーケストラを指揮できなかったが今年は千葉大学と慶応大学のコンサートを来月振る。


どちらの大学ももう10年来の付き合いでレヴェルも高い。そしてみんなすごく可愛いくてしょうがない(彼らにしてみりゃ迷惑かもしれないが・・・苦笑)。



千葉大は国立らしく復習能力が素晴らしい。その時出来なくても次の練習には必ず出来るようにしてくる努力がみられる。みんな素朴で純粋、楽器を始めたのが遅い生徒たちは根性でなんとかしようとする。昭和の匂いがするのが嬉しい。


一方の慶応ワグネルソサエティオーケストラは学生オーケストラの代表格である伝統が強み。僕が注意したり要求することのほとんどはその場でてきちゃう(その代わり次回同じことを注意されたりするが・・・。) こちらは平成の若者たちって感じで、時にボクがオヤジであることを痛感する。


どちらのオーケストラもトレーナーの素晴らしい先生方がすごく熱心で特に近年のレヴェルはかなり高い。


メインの曲の出来の良さもさることながら、今回は中プロ(コンサートの前半のメインのこと)のレヴェルの高さにびっくり。


千葉大はブリテンの「4つの海の間奏曲」、慶応はプロコフィエフの「古典交響曲」でどちらもプロでも難しい難曲。正直言って、プログラムが決まったときは全然期待してなかったのでびっくり。


そして前プロは千葉大がグリーグの「叙情組曲」、慶応がサンサースの「死の舞踏」、メインは千葉大がサンサースの3番で慶応はショスタコーヴィチの12番。どの曲もみんなすごく頑張っているのでたくさんの方たちに聴いて欲しい。(慶応が6月18日、千葉大は6月27日)


そして僕はみんなから「若さ」を吸い取ってやろうと思ってる。

子供でもなく大人でもない大学の4年間は人生で最もキラキラした、一瞬にして終わる、でも最も大切な時間だ。

エブリバディには熱く思い切り青春して欲しい。





さてさて今週6日の日曜日は関西フィルとの奈良定期がはじまる。久しぶりに関西フィルと取り上げるベルリオーズの幻想交響曲!
関西フィルのラテン的な魅力を存分に客席に伝わる演奏会にしたい。


次回は幻想交響曲の話をします。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫




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