ロマンティック in 空海に準備された会場は、
五重塔のライトアップがほのかなグラデーションを秋の夕暮れにやわらか
く・・・・・彩る景色から始まりました。
東門の開く音・・・・・
静かな木立の影がかさなる道を会場まで照らす・・・・小さなキャンドル
のアプローチ・・・・
それを抜けると・・・・神々しい五重塔がおこしやす!っと
座席へと見送ってくれる・・・・・

関フィルの演奏も時間を忘れるくらい楽しかったです
音楽が・・・そーーーっと消えるように終ると・・・・虫の音がお喋りを
しはじめる・・・・
南門を背に・・・・私たちは演奏を聞いていたので、おそらく門前の小僧
ならぬ門前の鯉たちも・・・・堀の中で聴いていたと思います。
本当は演奏者を見ないで聴くのは・・・失礼だったのですが・・・・
関フィルの演奏が・・・・・五重塔を見ながら聴くと・・・・・木のぬく
もりを感じるような・・・・
影絵のような・・・・庭を見ながら聴くと・・・・・・流れる空気を感じ
るような・・・・
とても素敵な空間でした。

アンコールの曲が静かに終る頃には・・・・
そーーっと、冷たいベールのような空気が会場を包み込んで・・・・・
ロマンティックな・・・・・時の演出・・・・

やっぱり・・・・会場に足を運んで聴く!にかぎると思いました。
マエストロだけが聴けたロマンティック in 空海の感動のお裾分け
歴史ある木の中でのゲネプロのお話も
西濱さんの楽しいお話も・・・・
CDでは聴けないです。

東洋と西洋のコラボと自然とテクノのコラボ!絶妙^^
とっても・・・・とっても・・・・素敵でした。
ありがとうございました。
なにも考えないで・・・・・・弘法大師に感謝しました。空が・・・・
海みたい!でした。
時節柄・・・・ご自愛ください。




       2006年10月17日 URAN









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