藤岡さま

いまもまだ余韻が残っています。
きのうの、いずみホール最高でした!

第一部では、バレエ組曲「眠れる森の美女」の中の
”バラのアダージョ”が印象的で気に入りました。
藤岡さんは、チャイコフスキーの3大バレエ音楽の中で、
「眠れる森の美女」が一番好きだと話されていました。

第二部の「悲愴」は、曲全体が洗練されていて、もちろん
大迫力、そして音楽のスケールが大きくて、会場全体が
”藤岡ワールド”に包まれているようでした。いや、
響きは会場を超えていたかもしれない!!
実は、第一楽章のCMなどでよく流れるテーマから、
あやうく泣きそうになるところでしたが、帰りの電車内で、
ウサギの眼になって、鼻水グシュグシュで帰るわけにいかないので
必死でこらえました。その後もその波は次々やってきて、
格闘してました(笑)
以前、この曲の演奏会を聴きに行った時は、第4楽章の音楽が
あまりにも深刻すぎて、演奏後に何とも重苦しい気持ちで
帰った覚えがありますが、藤岡さんの演奏は全然違いました。
切なく、深いだけでなく、今もこの胸の中に広がっている
豊かさは何だろう。。。?

  ♪       ♪       ♪

今回のトークは、普段、私達からは見れない楽譜から
読みとれる作曲家からのメッセージが中心でした。
このような説明を聞くと、その曲がすごく身近に感じ
られます。
また、今回は演奏時間が長くトークが短かった分、
パンフレットに藤岡さんからのメッセージや
<曲の聴きどころ>が詳しく載っていて工夫されていました。

こんなに素晴らしい演奏を、生で聴けたことは、私の心の中の宝物です。

胸いっぱいの感動を、ありがとうございました♪



          2006年3月7日 あっちゃん







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