藤岡さん、はじめまして。
FROM MANCHESTERをいつも楽しみに拝見しております。

先日、タワーレコードのトークショーを拝見して、藤岡さんが
「コンピューターなんてだいっ嫌い」
という発言を聞いて大感激。
そうだ、そうだ。素晴らしい!!
吉松さんにもっと言ってやって下さい:-)

私自身はコンピュータを使うことでぬくもりが消えるなんて
信じてはいないのですが、
「ワープロを使うと簡単に漢字が出てくるので漢字を使う率が
 増える」(これは有名な事実です)
様に吉松さんがコンピュータで作曲するようになって
「簡単に楽譜が作れるから、逆に考え無しにメロディを付けたり、
繰り返しを多用したりする」
んじゃないかという疑惑がどうしても抜けません。

実際トークショウで第5番の紹介をする時に藤岡さんが
「繰り返しが多いから恥ずかしい」
「次の交響曲はもっと書きたい気持ちになってから
書いた方がいい」
という事を仰っていたので、吉松さんが
「コンピューターを使うことで安易に作曲しているのでは?」
という私の不安を更にかき立てました。

ただ、じゃあ、第五番が悪かったのか、というとこれは
よく分かりません。
これだけ第五番にたいして悪い先入観を持っている割には
繰り返しCDを聞いてますので(笑い)
それは藤岡さんの力量なのでしょうか?(笑い)
実際最初のモチーフは何回聞いてもゾクゾクします。

残念ながら私自身はクラシックを聞き出したのはここ半年で、
積極的なクラシックファンではなく
(どっちかというとロック代替としての吉松作品のファンですので)
ピントはずれだとは思うのですが・・・


くだらないメールで済みません。
ますますのご活躍を!



            2003年6月10日  大久保均




僕もコンピューターの匂いのする音楽は好きじゃありません。
ただコンピューターが便利だからといって曲が書けるわけじゃ
ありません。
あくまでもペンの代わりであって、才能が無ければ例えばメロ
ディは書けないです。
ただコンピューターにはまだ限界があって、アナログでしか出
せない世界が無くなっているとしたら残念ですね。








藤岡幸夫

ご紹介メール 一覧リストへ戻る



[ HOME ] [ PROFILE ] [ CONCERT SCHEDULE ] [ DISCOGRAFHY ] [ LETTERS ] [ ABOUT THIS SITE ]
[ FROM MANCHESTER ]