いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。
藤岡さんは今はどちらにいらっしゃるのでしょうか。
クリスマスコンサートの後、そのまま関西に残されて、
大阪のホテルでの大晦日コンサートに向けて、練習等なさっているのでしょうか。

突然ですが・・・
数日前の夜中、バイオリニストの葉加瀬太郎さんが
メインパーソナリティーをお務めで、彼の
「愛のために音楽があり、音楽のために愛がある(確かそうだったような・・・)」
という信条を根拠付けるべく(?)、
リスト、ブラームス、ワーグナーの恋愛話と作品の紹介をするという
テレビ番組があったのですが、ご覧になりましたでしょうか?
夜中だったのでビデオを撮っていて、昨晩見たのですが・・・
リスト、ブラームス、ワーグナーも、恋多き(?)男性だったのですね!
それに三人とも不倫とか略奪愛とか、ムチャな恋愛をされてたのですね。。。
お名前失念しましたがゲストの方が「天才は何をやっても許される」と
おっしゃってましたが、その時にはそのコメントに対して
”当事者やったらシャレにならん!”と思わず息巻いてしまいましたが、
でも、凡人がしないような(?)激しい恋愛を数多く重ねたからこそ
あれらの曲ができた、と言われれば ”ま、しゃーないか”とも
思えてしまうから困ったものです。
でも、この番組を見ながら、
”そういえば、吉松さんも藤岡さんのことを『プレイボーイ』と称しておら
れたし(いや、吉松さんの藤岡さん評に対しての藤岡さんご自身のコメント
の中でご自身がそうおっしゃっていたような気も・・・)
お父様も『34才までに指揮者になれなかったら、
結婚詐欺かホストで稼いでお金返せ』とおっしゃったというし、
こないだのクリスマスコンサートでも『大学生の頃は、クリスマス時期には、
どこを歩いてどこでプレゼントを渡して・・・と、
女性とどうクリスマスを過ごすかということにエネルギーを注いでいた』
とおっしゃっていたし・・・・。
作曲家がその音楽を作曲した状況に我が身を置いてみて初めて
作曲家の「思い」が判るということはあるでしょうから
音楽家には恋愛が必須項目なのかなーと、一人納得(?)してしまいました(笑)
この番組を見て、いろいろな作曲家の伝記(?)を読んでみようという気に
なりました。

年越しコンサートの成功をお祈りしています。

          2001年12月28日 京都、キク

PS)先週だったか先々週だったかにも、たまたま夜中にテレビをつけたら、
ABC放送のアナウンサーと長原成樹さん=吉本の芸人さんが、
指揮者の金聖響さんにいろいろとお話を伺うという番組をしていました。
私が知らないだけで、クラシックを身近に!というテーマの番組は
ちょこちょこあるのでしょうか。
でも、この番組、「クラシック解体新書」というタイトルだったのですが、
新聞のテレビ欄をみたら、夜中だから欄が小さく字数制限があるためか、
略して「新書」と書いてあったのです。
たまたまテレビをつけたから見たものの、この番組欄だけだったら
クラシックと関係がある番組だとは絶対判りませんよね(苦笑)
惜しいな〜






そうなんです。天才はみんなめちゃくちゃなことやって
芸術の肥やしにしてるんです。
でもって僕が天才かと言うと・・・? ほどほどにしてます。








藤岡幸夫

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