12月9日滋賀県びわこホールにてベートーベンの「第9」を聴かせて
いただきました。
藤岡さんの引き締まった、生命力のある、そして情熱的な演奏を期待
しておりました。
第一楽章からぐいぐい引っ張っていこうとする藤岡さんの意気込みは
感じられた(そういう藤岡さんの指揮演奏が私の好みとするところで
すが)ものの京都市交響楽団が少し荒すぎました。
素人でもわかるミスが所々あったのが残念です(もっとも京都会館時
代から比べればましですが)。
「おい京響よ、君たち12月には、いったい何回演奏しているのか?
 管楽器奏者よしっかりしてくれ」
といいたかった。

話は変わりますが藤岡さんの関西での公演はアンダーソンやチャイコ
フスキーのバレエ組曲もたのしいですが、そろそろブルックナー、マ
ーラー、ショスタコーヴィッチあたりやってほしいです。
もっと理想をいうならヴェルディのオペラなんかも取り組んでもらい
たいです。例えば「アイーダ」なんかでアイーダが父親と恋人ラダメ
スに挟まれて悩むシーンやアムネリスがラダメスの裏切りを許すよう
ランフィスに懇願し最後はののしって絶望するシーンなど藤岡さんな
らどのように表現するのか想像すると面白いです。
勝手なことばかりですみません。

          2001年12月10日  たかし








いつもありがとうございます。
来年はショスタコーヴィッチは11番振りますよ。
後、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーンの交響曲を
メインにしたシリーズも始めます。
ブルックナーは大好きですがまだ早いかな。(1番、3番は
イギリスで何度か振ってますが・・・)。
マーラーは4番以外嫌いなんでごめんなさい。
後はシベリウスは積極的にやっていきます。ヴェルディは僕の
最も好きな作曲家ですけど(「椿姫」が指揮者になるきっかけ
でしたから)、今のところ予定は無いですね。
またコンサートでお会いしましょう!







藤岡幸夫

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