交響曲第4番のCD聴きました。

全体で最も印象に残ったのが、
あのトロンボーンの演奏。
すごい!!!いかしてるし基本的だし。
なんていう表現の仕方なんだろう・・・
音のフリーペインティングというか・・・
イギリス人がこんな器用なんて(失礼)・・・(笑)
日本人はこういう表現はできないかも。
オリオンマシーンはもうひとつのCDも
聴いてみたんですが、あくまでも個人的には
このバウスフィールドさんのほうが
断然面白いと思いました。(許)
これは是非、生演奏を聴きたいです。

ハリーポッターなど相変わらず優れた文学
を産みだしているイギリスは、
音楽ではビートルズも産んでいた。
吉松作品がイギリスで認められたのは、
きっとケルト的な自然共生観や、
見えないものを信じる心をもとからもっている
土地だからかも。
95年の夏、エディンバラ演劇祭に参加した
日本の3団体に友人がいたので、ラッキーにも
助っ人としてちょっとだけ参加したんですが、
フェスティバル毎夜はまさに異空間で
創造力は刺激されるに十分すぎる程でした。
育つものも違ってくるって感じでした。
日本はもともとそういう自然共生観だったんだけど・・・

4番はものすごく落ち着ける曲でした。
こういうすばらしい曲を大都会東京で作曲されてしまう
これまた、すごいことです。
多分、マックで文章書いたり作曲とかすると
センテンスなどが短くなってまとめるのが大変だと
思うんですが、統一感はあるし、
聴いていてすっごく心地いい。

アトム・ハーツはこの間コンサートで聴いた
そのものだったです。ガンガンボリューム上げて
聴いてみたら(笑)。一階で寝ている9ヶ月の姪が
起きてしまって泣いていましたが(笑)
ヘッドホン壊れちゃってるんで・・・

ベートーベンが自分が神になったような立場から
作曲したであろう時代の感じとは違って
まさにネオクラシックそのものって感じです。
どんな巨匠画家も傑作は生涯一作品だったりするし、
吉松作品も残したい名曲に名を連ねられるのは、
これは間違いないなあって直感しました。

21世紀は女性の時代!は決定的かも。
男も頑張らなくては。

それでは、またコンサート楽しみにしてます。


             2001年12月4日  片山 卓






いつもありがとうございます。
トロンボーンいいですよね。でももう1枚の日フィルの箱山さん
の演奏も正反対で僕は好き。ノリの良さでは断然箱山さんです。
女性の時代ってどういう意味?僕は女性至上主義者なので、ある
意味人類はずっと女性のおかげでここまで発展してきたとおもっ
てるんですが?







藤岡幸夫

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