藤岡幸夫様

 今回初めてmailする「とちぎのひげさん」です。どうぞよろしく!

 藤岡さんのコンサートに初めて出逢ったのは1997年8月30日、
日フィル名曲コンサート(サントリー)でした。
実は、その夜の僕の目的は前橋汀子さんのメンデルスゾーンVn協奏曲で、
指揮者が誰かも知らずでした。が、一曲目のヴェルディ「運命の力」序曲の
冒頭の2つの和音に脳天を打ちのめされ、以来藤岡さんは僕の最大に愛する
指揮者になってしまったのです。
しかしもっと驚かされたのが後半のチャイコフスキー「悲愴」で…大好きな
(僕のベスト1CD)フリッチャイ指揮(グラモフォン)のに勝るとも劣らな
い演奏に今度は完全に度肝を抜かれてしまったのです。
おかげでメンデルスゾーンはほとんど記憶に残らずでした。(前橋さんゴメ
ンなさい)
 その時の「運命の力」が入った日フィル自主制作CD(JPS-33)は・・・
・「未完成」はやや消化不良だけど、ドボルザークの交響曲8番は「悲愴」
に匹敵する名演と思います・・・・・今や僕の愛聴盤です。
ついでですが同じ日フィルのCD(JPS-30.312枚組)のハイドン交響曲
6番「朝」も、多分藤岡さんがハイドンのスペシャリストに成りえるだろう
な、と思わせる佳演ですよ!
同じCDには他の6人の指揮者の録音も共にあるのですが(同じサントリ
ーホールでのライブ)藤岡さんの見事な音作りの他の人との違いがよくわか
り勉強になります。
 
 と、今回はこの辺で…  とちぎのひげさん  2001.3.9


P.S1 山形はいかがでしたか?「シェエラザード」など想像しただけ
   でワクワクします。

P.S 2 つづいて名古屋ですね。日本人の曲ばかりのようですが中でも
   吉松さんの「カムイチカプ」はCDで堪能しました。多分名演に
   なるでしょう。頑張ってください。。





ひげさんメールありがとうございます。
シェエラザード実は初めてだったんですよ。
今まで振りたいと思わなかったんですが、今回で好きになりました。
オーケストラも独自の雰囲気があって(日本というよりヨーロッパ的
なんです。実際外国のプレーヤーも結構いて)良かったですよ!
今、名古屋の勉強してます。



藤岡幸夫

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