「吉松ファンより感謝を込めて」
ついに5月23日がやって来ました。
今日はマエストロサロンに、そして25、26日は
サントリーホールに、3日共行きます。
めちゃめちゃ楽しみです。
それもこれも藤岡さんのおかげと、感謝しています。
だって、例えば今回のSy3。勿論曲が素晴しいのです。
でもそこにもし、音楽への深い愛情と、
素晴しいものは世に送り出したいという情熱と行動力と、
まわりを納得させてしまうだけの
指揮者としての実力と人間的魅力を兼ね備えた、
「人生の半分を吉松隆に賭ける指揮者、藤岡幸夫」
の存在が無かったら、Sy3は未だにオクラ入りした
ままかもしれないーなんて想像しただけで
背筋が寒くなります。
本当に吉松作品に惚れて下さって感謝!

今後、新作も旧作もほとんどCD化して下さるというし、
今回は眩しいほどのコンサートホールでのSy3。
その上、Mostlyにレコ芸の特集まで…。
家でSOHOしながら吉松三昧していた私には、
まるで盆と正月とXマスが一緒に来たみたいで、
うれしいやら、うれしすぎるやら…。

さて、Sy3に戻りますが、
CDを手にして間もなく1年です。
最初は、とにかく2楽章が好きでした。
あの心地よさは何なのでしょう?
無関心な統一感?無秩序の秩序とでもいうか。
あ、すみません。ただただ好きなのです。
それから3楽章にはまり、
8月頃には朝、家族が出かけた後、
コーヒーを入れ、エアコンのスイッチを入れ、
Sy3を近所迷惑寸前の音でじっくり聴いてから
1日が始まる。
というのが、すっかり日課になっていました。

吉松さんの曲はどれも聴く度に新鮮で
ドキドキものなのですが、
交響曲まるごと1曲ワクワクドキドキしながら
聴ける曲ってすごいですよね。
9曲書くまでは。なんておっしゃらずに
ハイドンをめざして?欲しいです。ファンとしては。

長々と失礼いたしました。
3日間お会いできるのを、そして素晴しい「音楽」を
楽しみにしています。 (…今日の漫才も・)

               それでは また。。


               平成12年5月23日
                       東京都 かなだ





お手紙ありがとうございます。
2楽章が好きなんて相当の吉松ファンですね。
ぼくも初めてこの曲を知った時この楽章に
最も感銘をうけました。
才気だっていると同時に考え抜かれていて
見事な構造美ですよね。
他の楽章もすばらしいですよ。特に1、4楽章
はCDではその良さが伝わり難いと思います。
生演奏を楽しみにしていてください。




藤岡幸夫
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