2021年2月分
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2021/2/25/ 皆さん、如何お過ごしですか? 2月22日の日本フィル公演の後、今週は珍しく東京の勉強部屋にこもって、3月7日東京混声合唱団定期の譜読み。音だけでなく、三善晃さんの作品に使われている詩や、ラターで使われている旧約聖書(英語版)の勉強が面白い。 ところでラターは何度か英国でやってるけど、今回の室内楽版は初めて。 それを言っちゃあおしめーよ、ですが、この室内楽版の方がオーケストラ版より格段に良いです。勉強してびっくり!シンプルで各楽器のソロが美しく、オルガンの響きが効果的で、清澄な素晴らしい世界が拡がります。本番がとっても楽しみです。 さて2月27日(土)のエンター・ザ・ミュージックは新井鴎子さんをゲストに相棒の繁田美貴(はんだみき)アナウンサーとベートーヴェンの交響曲第7番の魅力を楽しくお届けいたします! 昨年6月の東京シティフィルの無観客定期の演奏をお届けいたします。 動画(クリックで再生) ↓ どうぞお楽しみに!詳しくは番組ホームページ https://www.bs-tvtokyo.co.jp/enterthemusic/ 2月22日は日本フィルと渋谷オーチャードで九州へ愛を込めて特別公演。 毎年2月の日本フィルの歴史ある九州演奏旅行は昨年で45周年。僕も今まで4回指揮させて頂いてる。今年も2週間で10公演予定されていたけど中止。 とにかく、各地にボランティアで熱い実行委員会が組織されていて、公演毎に凄い盛り上がり。現地の皆さんとの終演後の飲み会も毎回すごく楽しい。 今回の公演は動画配信され、長崎と大分のホールではライブビューイングもされました。 今回の演奏旅行に参加するはずだった藤田真央さんのベートーヴェンのピアノ協奏曲4番は絶品でした! 魔法のように美しいタッチと、力強い音楽のバランスが抜群。 何度も真央くんの美しい音色に息をのみました。4年ぶりの共演最高でした。 メインは「新世界より」で日本フィルも濃厚なサウンドで、ダイナミックにエキサイティング! リハーサルから本番まで楽しかった! 皆さんありがとうございました。 日本フィルとは7月の杉並&横浜定期を楽しみにしております! 2月28日は関西フィルと毎年恒例の和泉市公演!辻宏康市長をはじめ地元の皆様が熱心に応援して下さり、今回もコロナ禍の中で実現。感謝感謝です! 弥生の風ホールはとっても素敵で美しいホールなので今から楽しみです。 それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
2021/2/17 皆様、如何お過ごしですか? 先週は13日が東京シティフィル定期、 14日が関西フィルとヴァレンタインと充実した演奏会が続きました。昨年は丁度このヴァレンタインが最後の演奏会で、あとは全てキャンセルが続きコロナ禍となったので、あれから1年か…と色々考えさせられました。 そして、改めてこうして今、演奏会が出来ることを幸せに感じています。一回、一回のコンサートを大切に、お客様に喜んで頂けるよう精進して参ります! どうかいち早くコロナ禍が終息しますように! そして、医療従事者の皆様、感謝の言葉も見つかりません。本当にありがとうございます! ※朝日新聞関西版の毎月第2木曜日掲載のエッセイは今月は18日(木)に掲載されます。 2月20日(土)のBSテレ東 エンター・ザ・ミュージックは神尾真由子 第5弾! マユコ先生のレッスン④&ウォルトンのヴァイオリン協奏曲をお届け! (クリックで動画再生↓) 前回流せなかった2人の門下生 関朋岳(2018東京音楽コンクール1位)さんと前田妃奈(2020東京音楽コンクール1位)さんとの三重奏もお届けいたします! 最後は関西フィルとのウォルトンのヴァイオリン協奏曲1楽章! 番組ホームページ https://www.bs-tvtokyo.co.jp/enterthemusic/ 2月13日はサントリーホールで東京シティフィル定期でした。チケット完売ありがとうございました! 菅野祐悟さんのサックス協奏曲初演大成功!須川展也さんは圧巻!凄かったです!菅野祐悟さんの宇宙的な夢のような世界は素晴らしい新境地!全く新しい調性音楽の傑作!今年、来年と続く宮田大さん(関西フィル定期)や神尾真由子さん(シティフィル定期)との新作協奏曲も楽しみ😊 シティフィルはリハから凄いテンションで弱音も美しく素晴らしかった!オーケストラ絶好調!でお客様のハートをしっかり掴んだ手応え。楽しかった!シティフィルの皆さんありがとうございました! エンターザミュージック収録したので放送お楽しみに! 翌日は関西フィルと恒例のバレンタイン・コンサート!毎年完売で今年もチケット売り止めでありがとうございました! 昨年大成功した林そよかさん(向かって左端)のジャズ風ピアノ協奏曲改訂版初演!これは凄い傑作です!世界的ジャズピアニストの小川理子さんもエキサイティング!そしてとにかくタッチが美しくとっても素敵な演奏でした! 林そよかさんはアイリッシュ・ハープ協奏曲を8月11日のMeet The Classic で初演するのが今からとっても楽しみです! 関西フィル首席の2人、クラリネット梅本貴子さん(向かって左)とヴィオラ中島悦子さんのブルッフのクラリネットとヴィオラのための協奏曲も、とってもノーブルでロマン溢れた演奏で素晴らしかった! 関西フィルはジャズ&ディスコナンバーでもノリノリでゴージャス!我々にしか出来ない演奏会になった手応え!関西フィルの皆さんありがとうございました‼️ エンター・ザ・ミュージック収録したのでこちらの放送もどうぞお楽しみに! 《要注意!》 2月22日の日本フィルとの演奏会の開演時間が変更になりました! ※18時開演です! 日本フィルの歴史ある九州演奏旅行(僕もこれまで4回指揮してます)が中止。 九州の皆様に愛を込めて配信もします。 久しぶりの藤田真央さんとの共演とっても楽しみ!!しかもベートーヴェンの4番! メインはドヴォルザークの交響曲「新世界より」を真実の音?バージョンでお届けいたします! ドヴォルザークの真実の音? ↓ https://youtu.be/jKWhsB_asH4 それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
2021/2/10 あっという間に2月半ばですね! 13日は東京シティフィル定期(サントリーホール)で菅野祐悟さんがスーパースター須川展也さんに書いたサックス協奏曲の初演!翌14日は関西フィルバレンタインコンサートで林そよかさんが世界的ジャズピアニストの小川理子さんに書いたピアノ協奏曲改訂版初演! どちらも誰でも楽しめる素晴らしい傑作!! 新しい作品の誕生はワクワクします! 2月13日(土)のエンター・ザ・ミュージックは昨年12月の群馬交響楽団と高崎の合唱団との奇跡の第九! (クリックで動画再生↓) 一度キャンセルになった第九公演が根性で復活するまでのドキュメンタリーをお届けいたします! 番組ホームページ↓ https://www.bs-tvtokyo.co.jp/enterthemusic/ 2月6日は群馬交響楽団と桐生市公演でした! 群響は熱くてパワフル!メインのチャイコフスキー交響曲5番もエキサイティングでリハーサルから本番まで楽しかった!ありがとうございました! 前半は話題のピアニスト角野隼斗さんとラフマニノフの2番! 情熱と知性のバランスが素晴らしく、ダイナミック!凄いのびしろを感じました。 これからどこまで進化していくのかとっても楽しみです! 行きの車中で、僕が教えた洋楽「愛がすべて」が気に入った隼斗くん(笑) お人柄もとっても魅力的でした! あと、とっても感激したのは角野くんの熱狂的なファンの皆さん!ラフマニノフが終わり熱狂的なスタンディングオベーションのあと、皆帰っちゃうのかと思ったけど、ちゃんと後半も聴いて、しかも前半と同じようにスタンディングで盛り上げてくださり(笑)いやはや…とても礼儀正しく素直に嬉しかったです。 8月の関西フィル城陽定期でも皆さんお待ちしております! 2月13日は僕が首席客演指揮者をつとめる東京シティフィル定期(サントリーホール)! 冒頭はウォルトンの華麗なる「スピットファイア」のフーガと前奏曲! 菅野祐悟さんがスーパースター須川展也さんに書いた壮大なサックス協奏曲初演! この作品は協奏曲の概念をぶっ壊した壮大な宇宙!! 須川さんが美しくも激しく叫びます!! メインはホルストの「惑星」!! ビッグスケールの傑作!!平原綾香さんで「ジュピター」が有名ですが、それ以外の星の音楽も本当に素晴らしい!! チケットはなんと!! U20 1000円 U30 2000円 シティフィル 03 5624 4002 https://www.cityphil.jp/concert/detail.php?id=171& 2月14日は関西フィルと毎年恒例のバレンタインコンサート!ジャズ、ディスコナンバー、クラシックと楽しくお届け! 若手美人天才作曲家の林そよかさんが世界的ジャズピアニストの小川理子さんに書いたジャズ風ピアノ協奏曲は昨年初演して大成功!!今回はその改訂版の初演!終楽章がさらにエキサイティングに楽しくパワーアップ! 関西フィル首席クラリネットの梅本貴子さんと、首席ヴィオラの中島悦子さんが演奏する、ブルッフのクラリネットとヴィオラのための協奏曲も最高!!旋律美溢れた隠れた傑作です! そして最後はなんと!「君の瞳に恋してる」「愛がすべて」他、ビッグヒットディスコナンバー!! 関西フィル 06 6577 1381 https://kansaiphil.jp/concert/ それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
2021/2/4 皆様如何お過ごしですか? 感染者が少しづつ減ってきましたね。 もう一息頑張りましょう! さてさて2/6(土)は群馬交響楽団とチャイコフスキーの交響曲5番! 前半は話題のピアニスト!角野隼斗さんとラフマニノフの2番! 久しぶりのコテコテの旋律美溢れた濃厚プログラム楽しみ(^-^) 因みに2/13のエンターザミュージックは昨年末の群響&高崎の合唱団と根性で実現した第九のドキュメンタリーです! 2月6日(土)のエンター・ザ・ミュージックは世界的ジャズピアニストでパナソニックの幹部でもある小川理子さん! 昨年、大阪出身で素晴らしい作曲家の林そよかさんが理子さんのために作曲しためっちゃ楽しいジャズ風のピアノ協奏曲をお届けいたします! 理子さんはデビューCDが英国のジャズジャーナル誌の批評家投票で1位になったり、海外の音楽祭に招かれたり世界的なジャズピアニストであるだけでなく、パナソニックの幹部で名門オーディオブランドのテクニクスを復活させた方でもあります。 林そよかさんは大阪府箕面出身で、東京芸大・大学院を首席で卒業。このピアノ協奏曲は昨年満席の聴衆を湧かせて大成功! 今年の2月14日のバレンタインでは更に、バージョンアップした改訂版を初演します! 皆さん、どうぞお楽しみに!! 番組ホームページ https://www.bs-tvtokyo.co.jp/enterthemusic/ エンター・ザ・ミュージックのトーク収録がありました。 番組プロデュースのカルテット The 4 Players Tokyo のリーダ-で、東京シティフィルのコンサートマスターの戸澤哲夫さん! 繁田美貴(はんだみき)アナウンサーと。 今回は高岡と杉並公会堂で取り上げたショスタコーヴィチの7番の回の収録でした。 トークもめっちゃ楽しかったので放送楽しみです! それでは皆さんエンターザミュージックと演奏会でお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
《日経新聞全国版夕刊の2月15日~の「こころの玉手箱」に僕の大切な思い出が掲載されました》 日経新聞「こころの玉手箱」 (1) 渡邉暁雄先生から頂いたスコア https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69095830V10C21A2BE0P00/ (2) サー・チャールズ・グローヴスの形見のカフス https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69133400W1A210C2BE0P00/ (3) ショルティから頂いた指揮棒 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69149080W1A210C2BE0P00/ (4) イングリッド・ヘブラーの大切な思い出 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69208000Y1A210C2BE0P00/ (5) 吉松隆さんが僕に献呈して下さった交響曲3番の手書きのスコア https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69221310Y1A210C2BE0P00/ |
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