2017年2月分
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2017/2/26 2月27日のエンター・ザ・ミュージックのゲストは関西フィルのクラリネット首席奏者の梅本貴子さん! ラプソディーインブルーやローマの松他オーケストラでの梅本さんの素晴らしいソロ場面やマルコム・アーノルドのとっても楽しいクラリネット協奏曲をお届けします! エンター・ザ・ミュージックの収録が続きました。 吹奏楽シリーズでお馴染みのサックスの須川展也さんと作曲家の石川亮太さんがゲスト。須川さんの奥様のピアニスト小柳美奈子さんが見学にいらっしゃいました。楽しかった! お馴染み音楽構成作家の新井鴎子さんをゲストにバッハのトッカータとフーガのストコフスキー編曲管弦楽版の回。オーケストラの配置の話もします。 人気作曲家の千住明さんをゲストにお迎えしました。 明さんは僕と同じ高校で2年先輩で、妹のヴァイオリニストの真理子さんは僕と中学から同級生だったにも関わらず、明さんにお目にかかったのはこの収録が初めて。 難解な現代音楽の世界と闘ってきた凄みを感じる、過激発言満載の最高に楽しい収録でした。ありがとうございました。 4月13日に僕が指揮する千住さんのオペラ「万葉集」で共演する東京シティフィル・コアとの初リハーサルの模様もお届けします。 収録前の控え室の様子。休憩時間は常に何かを食べ続ける繁田美貴(はんだみき)アナウンサーと制作会社プラネットワイのスタッフ。繁田さんの隣は今回はバッハの担当ディレクターの町屋祐子さん、隣が金多賀歩美さんに小林美穂子さん(スタイリスト)に野間冴子さん。 収録時はこの倍以上の人数でワイワイやってます。 久しぶりに中学の同級生とアラビア料理で飲み会。向かって右から中島信幸くん、元国務大臣の河野太郎くん、有田正昭くん。女子もいたけど集合写真手元になくてごめんなさい!楽しかった!男子の太郎くん以外は剣道部仲間(僕は器楽部と兼部してました)。 というわけでそれでは皆さんコンサートとエンター・ザ・ミュージックでお会いしましょう! 2月26日 毎年恒例大人気のクラシックコンサート・イン東大阪は市民会館老朽化で閉館、新ホール建設中のため今年は大阪国際交流センター大ホールで開催です!新世界は校訂した版を使います。「新世界の真実の音」の話はこちらです。 東大阪市文化振興協会 TEL.06-6736-3660 |
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2017/2/19 <管理人より> 次回2/20(月)の「エンター・ザ・ミュージック」 BSジャパン(7ch)毎週月曜23時~23時半 ヴァイオリニスト古澤巌の魅力 |
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2017/2/18 「菅野祐悟さんの交響曲1番と新しい音楽」の話 (CDのジャケットは菅野さんが描いた絵です)。 昨年の関西フィル4月定期でチケット完売、補助席&立ち見まででた中で初演・録音された菅野祐悟さんの交響曲1番「ザ・ボーダー」のCDが発売された。 菅野祐悟さんは大河ドラマ「軍師官兵衛」や「東京タラレバ娘」他多くの映画、テレビ、ゲーム音楽を手掛ける超人気劇伴作曲家。 劇伴専門の作曲家が交響曲を書くことは殆どないし、ましてやオーケストラにとって中心となる定期演奏会のメインで劇伴作曲家の交響曲が初演されたのは凄く珍しい事だったと思う。 僕は菅野さんの才能に惚れ込み、交響曲を書くべきだと提案してそれが実現した。 実際僕にとって大きなギャンブルだった。菅野さんに出した条件はオケは通常編成の調性音楽。 実はこれほど難しい条件はない。 通常編成の調性音楽は簡単に過去の偉大なクラシック音楽と比較できて、作品が安っぽければ一般聴衆にすぐバレてしまう。言い訳できない。演奏会だって大失敗になる。 奇抜な編成で難解な音楽なら、聴衆が理解してない!と言い訳できる。 菅野さんは見事に期待に応えてくれた。45分をあっという間に感じる新しくて素晴らしい交響曲だ。何より菅野さんの凄い才能を改めて感じる。 CDの解説で日本の現代音楽界の重鎮作曲家の池辺晋一郎先生も菅野さんの才能を称賛した上で2番以降が凄く楽しみと書かれていてとっても嬉しかったが、僕も本当にそう思う。 コアなクラシックファンにはこの交響曲はエンターテイメント性が強く感じられるだろうが、これは菅野さんにとってたった3作目の管弦楽作品(トロンボーン協奏曲、尺八と琴のための協奏曲を書いてる)なのだ。 勿論この1番は素晴らしい作品だが、この先菅野さんが交響曲を書き続けたらどうなるのだろう!?過去の偉大な作品と肩を並べる傑作が生まれるかもしれない…そんな期待もできてしまう。 先ずはこの交響曲を聴いて欲しい。クラシック以外の音楽も好きで、マーラーやブルックナーは苦手だけどオーケストラが好きという方々には絶対お薦めだ! 今我々オーケストラは過去の伝統を大切にする一方で、クラシックファン以外の多く方々にも愛される新しい音楽を必要としている。 難解な現代音楽を書きたくなくて劇伴作曲家になった凄い才能の持ち主は多い。 これまで僕は劇伴作曲家では菅野祐悟さんの他に、冨田勲先生の作品を取り上げてきたが今後も素晴らしい劇伴作曲家の作品を積極的に取り上げる。 今年は4月に東京シティフィル&コアと千住明さんのオペラ「万葉集」を取り上げるし、関西フィルとは世界的人気作曲家の大島ミチルさんの「平成ゴジラ三部作」を7月に、10月の定期では新作を初演する。また8月には新進若手の林そよかさんの新作を初演する。 (因みに、僕は劇伴作曲家の伴の字がキライ。伴奏だなんてとんでもない!普段はワザと劇版作曲家と書いてる) 劇版作曲家の作品をクラシックの演奏会で取り上げることはこれまで余りなかったが僕はどんどんやっていきたい。そして多くの人々に愛されるオーケストラ作品の新しいカテゴリーとして確立して欲しい。 僕は英国でBBCフィル副指揮者時代に毎月沢山の新作をコンサートや放送用録音で初演させられてきた。彼らの考えはとにかく作曲家にチャンスを与えて新作を初演する。それをしなきゃ何も生まれない。続ければ凄い曲が必ず生まれる。 先ずは菅野祐悟さんの素晴らしいエキサイティングな交響曲第1番「ザ・ボーダー」をお聴きあれ!! 藤岡幸夫
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2017/2/16 12日の日曜は関西フィルと毎年恒例18年目(関西フィルは20年目)になる兵庫県小野公演だった。 小野市民会館は老朽化で閉館になり今年は小野市うるおい交流館エクラホール(とっても素敵なホール!)で開催。 毎年恒例でこのコンサートで関西フィルと共演するために集まった地元吹奏楽団と子供&混声合唱団との演奏楽しかった! 吹奏楽は生き生きとしていたし、合唱団も毎回笑顔で暖かく子供達がとっても可愛い! 後半はコンサートマスター岩谷祐之さんのソロのチゴイネルワイゼン(岩谷さんのヴァイオリンは悪魔的!なのが魅力)にモーツァルト交響曲40番。 司会はこちらも毎年恒例で全国的に有名な小野高校放送部の生徒さん2人。漫才みたいでこちらも楽しかった! 小野公演は毎回ホールいっぱいのお客様でとっても明るく幸せな気持ちになる素敵なコンサートだけど、市民会館が閉館になり今回がファイナル(エクラホールでは客席が足りず採算が合わないらしい)でとっても寂しい。 僕はこのコンサートをとっても大切にしてきたので悔しくもある。その一方で20年間続いたのも凄い! 熱心なスタッフ・関係者の皆さんとお客様のおかげと改めて感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございました! 出来ればまた復活させたいと願ってます! エクラホールもとっても素敵でした! 小野高校放送部は名門で知られ、向かって右はNHK全国コンクール5位の田尻真菜さん、左は1位の杉本菜瑠さん。2人とも甲子園でアナウンサーもしてる。トーク楽しかった! ここの目玉は毎回子供&混声合唱団と管弦楽の作品を初演してきたこと。どれもとっても楽しくて素敵なのに再演してないなんてもったいない…! 向かって右は僕が初めてきたときから昨年まで合唱団の団長でこのコンサートを引っ張ってくださった西村・前団長に左は僕を最初に呼んでくださった市嶋・元市民会館館長。 寂しいです… 合唱団で出会って結婚されて小学生のお子さんと一緒に参加し続けてくださってるご夫婦もいらっしゃいます! 皆さん本当にありがとうございました!再会を楽しみにしております! 14日は関西フィルとザ・シンフォニーホールでこちらも恒例で10年以上のお付き合いになる東大谷高等学校の卒業記念コンサート。生徒さん達がとっても爽やかで明るくマナーもしっかりしていて今年も気持ちいい素敵なコンサートになりました。 学生さん相手のコンサートは元気をもらえて嬉しい。 皆さんありがとうございました!今を大切に熱く青春してください! さてさて2月26日は毎年恒例の東大阪市のコンサート!新ホール建設中のため今年は大阪国際交流センター大ホールでの開催となります! それでは皆さん、コンサートとエンター・ザ・ミュージックでお会いしましょう! 藤岡幸夫 ※2/12 小野公演のevent reportはこちら |
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2017/2/12 <管理人より> 次回2/13(月)の「エンター・ザ・ミュージック」 BSジャパン(7ch)毎週月曜23時~23時半 映画音楽特集 第10弾:恋愛映画の名曲 |
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2017/2/10 昨日は題名のない音楽会の収録だった。本番直前に五嶋龍くんの最後の収録と聞いてびっくり! ショーソンの詩曲とパガニーニの協奏曲1番を収録したのだけど龍くん素晴らしかった!東京交響楽団も品格高いサウンドでエキサイティング!リハーサルから本番までとっても楽しかった! ショーソンは僕も大好きなのだけど、龍くんは情熱的にして官能的でありながら凄く繊細な演奏、一方のパガニーニは真逆で龍くんの悪魔的な超絶技巧!だけでなくパガニーニの歌心の魅力が伝わってきた。演奏はが素晴らしいのは勿論、龍くんの桁外れな感性と明晰な頭脳に改めて感服。 ニューヨークから東京に通っての収録はかなりきつかったらしく、自分のやりたいことに専念するための降板だそうです。本当にお疲れ様そしてありがとうございました!放送は3月19日と26日の予定です。 後任はミュージカル俳優の石丸幹ニさん。以前共演したけど圧倒的な歌唱力だけでなく、音楽家としての素晴らしい才能とお人柄に感動してしまった。龍くんがいなくなるのは寂しいけど、石丸さんの新しい世界も楽しみです。 今回は龍くんの凄みを感じました。ショーソンもパガニーニもとっても楽しかった。忘れられない共演となりました。 題名のない音楽会を引っ張り続けてる敏腕鬼久保美帆プロデューサーと。普段はキビキビしている鬼久保さんも収録後はさすがに涙…! 松尾由美子アナウンサーといつも舞台・進行を仕切ってくれてる新田彩子さん! 3年前に関西フィルと共演した石丸幹ニさん!感動的でした。石丸さんはなんと最初は東京音大でサックスを勉強してその後に東京芸大の声楽科で勉強した異色。素晴らしい才能! 題名のない音楽会の出演は3月5、19、26日ですが勿論!エンター・ザ・ミュージックもよろしくお願いいたします! それでは皆さん、コンサートとエンター・ザ・ミュージックと題名のない音楽会でお会いしましょう! 藤岡幸夫 |
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2017/2/8 皆さんこんにちは。 昨年4月の関西フィル定期でチケット完売で補助席立ち見まででた中で初演・録音された人気劇版作曲家・菅野祐悟さんの交響曲第1番「ザ・ボーダー」のCDが発売されました! 旋律美溢れエキサイティングなあっという間の50分の素晴らしい大作!(ジャケットの絵も菅野さんが描いたそうです)。 この1番はエンターテイメント性が強いと感じる人もいるだろうけど、改めて菅野さんの才能の凄さを感じる。この先2番、3番と書いていったらどうなるのだろう?!凄く楽しみ! まずはお聴きあれ!!
このCDをきっかけにオーケストラが才能ある人気劇版作曲家にどんどんチャンスを与えるようになればと思ってる。 マーラーやショスタコーヴィッチは苦手だけどオーケストラは好きという人達に喜んでもらえるような新しいオーケストラ作品が少ない。クラシックファン以外の多くの人達にも喜んでもらえる新しい音楽が必要だと僕は思ってるのです。 (ゲーム音楽やポップス歌手とのオーケストラコンサートのチケットが何処でも完売してる。) 今年も関西フィルと世界的人気劇版作曲家の大島ミチルさんや新進若手作曲家の林そよかさんの新作を初演する。今から楽しみ。 現代音楽の次の新しい音楽カテゴリーがしっかり出来て欲しい。 藤岡幸夫 |
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2017/2/5 明日2月6日のエンター・ザ・ミュージック(毎週月曜23時~)は大人気シリーズ サックス奏者須川展也と吹奏楽訪問第12弾!でソニー吹奏楽団に行ってきました。楽しかった~!どうぞお楽しみに! 相棒のテレビ東京 繁田美貴(はんだみき)アナウンサーと。 社会人のソニー吹奏楽団の皆さんとっても明るくて元気でした! 2月4日は九州交響楽団と初共演だった。アクロス福岡の3階席までいっぱいのお客様ありがとうございました。 前半のドヴォルザークのチェロ協奏曲のソロの宮田大さん素晴らしかった。繊細にして情熱的で美しい音色に息をのむ… 九響は生命力溢れダイナミック。時に凄みのあるサウンドがとっても魅力的! 新世界は燃焼度の高い演奏で協奏曲でもソロと絡みながら歌う木管がとっても素敵でした。 リハーサルから3日間とっても楽しかった。皆さんありがとうございました! 向かって右から客演コンマスの須山暢大さん、チェロ首席の長谷川彰子さん(須山さんも長谷川さんも素晴らしい!)、ソロの宮田大さん。なんと須山さんも宮田大さんも九響と初共演!でした。 開演前に僕の30年以上前の師匠の渡邉暁雄先生の鞄持ちをしてた頃を良く知っている東京都響の音楽主幹を長くされていた今村晃さんが楽屋に来てくださり嬉しかった! 今村さんは都響を定年退職後に故郷の福岡に帰り九響で同じ仕事をされてこられこちらも定年退職されて今は宗像アミーレ音楽祭の音楽監督をされてる。 昔話に花が咲いて楽しかった。ありがとうございました。 右端は読響にいらした頃からお世話になって今回僕を呼んで下さった現在は九響の音楽顧問の中野進さん。その隣は中野さんと同時期に読響にいらして現在はオーケストラ連盟専務理事で色々お世話になってる吉井實行さん(たまたまいらして下さりびっくり)。そして今村さん。この3人の方々と一緒なんて凄く貴重。ありがとうございました! 本番前日は福岡在住の親友の飯森範親くんが夕飯に招待してくれた。 水炊き美味しかった~!翌日は夫婦で聴きに来てくれてやりにくいったらありゃしない(笑) 。右端は九響事務局の今村賢さん。先ほど紹介した今村晃さんの息子さん。とっても楽しかった!ありがとうございました。 ノリチカはオーディオマニアで有名だが、超高級オーディオから音がでず2時間近くオーディオと格闘してて僕たちはその間に夕飯が終わってしまった…(笑) でもやっと音が出るようになって聴かせてもらった山形交響楽団とのモーツァルトの録音&演奏びっくりするほど素晴らしかった! といった訳でとっても楽しい福岡滞在でした。皆さんありがとうございました! さてさて9日はオペラシティで題名のない音楽会の収録。五嶋龍くんとガチで2本分収録します。 それでは皆さんコンサートとエンター・ザ・ミュージックでお会いしましょう! 藤岡幸夫 |
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