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2012年7月分

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2012/7/30


昨日はシンフォニーホールで関西フィルと毎年恒例のサマーポップス。今年も補助席、立ち見までいっぱいのお客様ありがとうございました。関西フィルもいつもながらポップスでも本気でシンフォニーのように演奏してくれてよく鳴ってたし、弱音も綺麗で楽しいコンサートになったと思います。毎年お馴染みのピアノの竹下さん、ギターの福栄さん大西さん、ドラムの江森さんも素敵でした。
皆さんありがとうございました!シンフォニーホールと朝日友の会のスタッフの皆さんにも心から感謝です。

今年もこのコンサートから新しい関西フィルファンが生まれることを願います!



さてさて明後日の1日は大阪城の野外で府内の有名高校吹奏楽部4校を指揮します。どうなるかお楽しみに!


そして5日の日曜日は毎年恒例の夏の滋賀シリーズで長浜公演。今回は2公演。昼の部は解説をするので親子で楽しめるのでお薦めでまだチケットあるそうです(夜の部は完売)。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS もう咲いてもいいはずのベランダのミニひまわりが全然咲かない…。
それにしてもポップスで毎年「ひまわり」を取り上げてるけど、今年も竹下さんのピアノ心にしみました…!
ありがとうございました。





   藤岡 幸夫


※7/29サマー・ポップス・コンサートのevent reportはこちら
2012/7/28


昨日は阪哲朗君の指揮する関西フィルの定期演奏会に行ってきた。阪君素晴らしかったです。関西フィルも彼のやりたいことによく応えて洒落っ気のあるそれでいて品格の高いサウンドを出していて、素敵な演奏会でした。阪君にも久しぶりに再会出来て嬉しかったです。皆さんお疲れ様でした。


さてさて今日は関西フィルと明日の日曜日の毎年恒例のサマーポップスのリハーサル。今年で11年めになるが毎年補助席、立ち見までいっぱいのお客様。
我々関西フィルはポップスでもシンフォニーのように本気で演奏して新しいファンを増やします。


明日も完売だけど、立ち見ともしかしたら普通席の当日券がでるかも知れないそうです。


それでは皆さん、あしたは熱い夏を感じてください。お楽しみに!


   藤岡 幸夫



2012/7/26


今日は昨日に続き8月26日の関西フィルとの城陽定期演奏会のアウトリーチで26日のソリストのサックスの須川展也さんと城陽周辺の中学校の吹奏楽部のボランティア指導。


今日もとっても楽しかった。中学生ってオトナでも子供でもない多感な時期。みんなの笑顔を見ながら、自分が指揮者になる夢でいっぱいだったマセた中学生時代(学校でトランペットと指揮者をしてた)を思い出して懐かしかった。

それに昨日も書いたけど、サックスパートに混ざって本気で吹いてくれる須川さんの音色はみんなにとって凄い刺激になったと思う。


昨日、今日ととっても楽しかった!吹奏楽部の皆さんありがとうございました!8月26日のコンサートでまた会いましょう!


(※各写真をクリックすると拡大します)

南城陽中学校の吹奏楽部の皆さんと





北城陽中学校吹奏楽部の皆さんと


   藤岡 幸夫


2012/7/25


今日は8月26日の関西フィルの城陽定期のアウトリーチ活動で、ソリストのサックスの須川展也さんと城陽周辺の小中学校の吹奏楽部にボランティアで指導に行って来た。


須川さんとは以前も2人でボランティアで吹奏楽の指導をしてるが、須川さんがサックスパートに加わって本気で吹いてくれるから学生さん達は喜んで全体の音もどんどん変わる。

みんな期待以上に頑張ってて何より楽しい。須川さんも僕もみんなの笑顔に癒されました。明日も続きます。

それではまた!


(※各写真をクリックすると拡大します)


富野小学校金管バンドの皆さんと



城陽中学校吹奏楽部の皆さんと



東城陽中学校吹奏楽部の皆さんと


   藤岡 幸夫


2012/7/22


この週末はユニコーンオーケストラのリハーサル。段々形が出来てきた。可愛い後輩達は家族みたいなもんで一緒に音楽ができる時間が楽しい。


土曜日の午前中には10月4日のオリンピックコンサートのスタッフの皆さんと打ち合わせしてきた。すごくスペクタクルな企画で面白そう。


今日はALM RECORDSのスタジオで関西フィル定期のシベリウスの7番と、数年前の東京公演のシベリウスの2番のCD編集。と言ってもライブ録音なので(編集することは殆ど無く)あっという間に終わったので久しぶりに家でのんびりしてる。


さてさて今週は明後日から2日間サックスの須川展也さんと城陽市周辺の小中学校の吹奏楽部にボランティアで指導に行く。どうなるかこちらも楽しみ。


日曜日は関西フィルと毎年恒例のシンフォニーホールでのサマーポップス。今年も早くから補助席立ち見まで完売だそうで、ここでまた新しい関西フィルファンをどこまでつかめるか勝負です。


それではまた…!



オリンピックコンサートの打ち合わせ。スタッフの皆さんの熱い思いが伝わってきて楽しいミーティングでした。本番楽しみにしています。



関西フィルとのシベリウス交響曲シリーズでお世話になってる素晴らしいミキサー&エンジニアの山中さんと。


   藤岡 幸夫


2012/7/20


一昨日の僕の古巣の日本フィルとの杉並公会堂シリーズのコンサート、チケットは早くから完売でたくさんのお客様ありがとうございました。


毎回言ってるけど日本フィルサウンドの魅力は濃厚で音が大きく凄みがある。チャイコフスキーもストラヴィンスキーも日フィルならではの素敵な演奏だった。前半の横山幸雄さんのショパンも素晴らしかった。横山さんとショパンは何度もやっているけど、品格高く、繊細さと力強さのバランスが見事でとにかくタッチが美しい。横山さんの音色は倍音が多く含まれてるといつも感じる。


それから杉並シリーズを指揮するのは今年は二度目だけど、どんどんお客様と日フィルの距離が近くなってると感じる。素晴らしいことですね!


皆さんありがとうございました!


杉並公会堂では8月19日にユニコーンオーケストラとコンサートします。


さてさて僕は昨日、今日と1ヶ月ぶりの休日。大好きな湘南の森戸海岸に来ています。
それではまた!




横山さんと







   藤岡 幸夫



※7/18 杉並公会堂公演のevent reportはこちら
2012/7/17


昨日は阪大オケとの本番。オールシベリウスでフィンランディア、交響曲3番と2番というプログラム。みんな凄くよく頑張ってレヴェルも高かった。


フィンランディアも2番もよく鳴ってたし学生オケとしては素晴らしい出来だったけど、難しい3番は期待以上だった。


3番はプロのオケだと3日間で仕上げるからオケが曲の良さをしっかり理解するのは(たとえプロでも)なかなか難しい。 今回はみんな半年近くみっちり練習してたからオケが曲の良さを凄く理解してくれてた。
3番は精緻にかかれてるし決して客ウケする曲ではないけれど昨日の演奏は完成度が高くてびっくり。


とにかく3曲ともリハーサルに行く度にみんなの技術が上がっていてずっと上昇カーヴなのには驚きました。

みんなありがとう!最高に楽しかったです。またやりましょう!

それからたくさんのお客様!ありがとうございました。



さてさて昨日は打ち上げのあと東京に戻って、今日はこれから古巣の日本フィルとリハーサルで明日は大好きな杉並公会堂のシリーズの本番。


メインは火の鳥とロメオとジュリエットというロシアンプロ。前半は横山幸雄さんと大好きなショパンの1番です。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



阪大オケの特徴は男子が多いこと。みんな明るくてすれてないからホッとするし可愛い。リハーサルののみこみもすごく早い。とてもレヴェルの高い学生オケ。
(※写真クリックで拡大)


   藤岡 幸夫


※7/16 大阪大学交響楽団公演のevent reportはこちら
2012/7/15


昨日は京都コンサートホールで京都ミューズ合唱団と京響とのコンサート。
満席のお客様で気持ちの良い演奏会でした。


モーツァルトのレクイエムは合唱団がすごく頑張ってソリストの皆さんの素敵なソロともうまく絡み合っていい演奏になったと思う。京響サウンドは品格高く音が濁らない。レクイエムはもちろんピアノ協奏曲の伴奏でも山本貴志さんの繊細なピアニシモとの掛け合いが美しかった…!


リハーサルから本番まで気持ちよくやらせてもらえてとても楽しかったです!皆さんありがとうございました!



さてさて今日は大阪大学交響楽団とのリハーサルで明日が吹田メイシアター(関西フィルとでお馴染みの素敵なホール!)で本番。


今回はオールシベリウスでみんな凄くレヴェルが高い。フィンランディアや交響曲2番はもちろん、交響曲3番もすごく楽しみ!
何より学生たちがみんなかわいい。若さをもらってます。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 京都ミューズ合唱団とは関西フィルとタッグを組む以前からの15年の付き合い。今回は5年ぶりの共演だったけどあの頃のスタッフの方々や団員の皆さんと会えてとても嬉しかった。
とにかく明るくて力強い合唱団。何度も練習した箇所は本番が一番上手くいってたいしたもんです!
また皆さんに会えるのを楽しみにしてます。



昨日は帰りに独りで祇園祭りをぶらぶらして京都の夏を感じてきました。


   藤岡 幸夫


※7/14 京都ミューズ合唱団公演のevent reportはこちら
2012/7/13


昨日は京都ミューズ合唱団と京響とのモーツァルトのレクイエムのリハーサル。合唱団も頑張ってとってもいい感じできてる。前半のピアノ協奏曲9番も僕の大好きな協奏曲。明日の本番がすごく楽しみです。


ところで香川選手のマンチェスターユナイテッド入り凄いですね!
僕はマンチェスターに15年くらい住んでたけどその頃は丁度ベッカムがデビューして絶頂期を迎えた期間。とにかく凄い人気でユニフォームの胸のSHARPのロゴが日本人の誇りだった。あの熱狂的な最高峰のピッチに日本人選手が立つなんて!


当時かみさんが日本人レストランでアルバイトをしていて現地のSHARPの方にチケットを頂いてよく観戦しに行ったが、とにかく普段おとなしい紳士淑女も試合が始まると豹変する。この人たちは肉食動物なんだとつくづく痛感させられた。

日本人は元来草食動物だけど、僕は肉食動物の作曲家たちの曲を指揮してるわけだから、常に肉食動物でいなきゃいけないと思ってる。もちろん日本人ならではの繊細さを保ちながら…。


話が大きくそれてしまったけど、明日の京都でのオールモーツァルトお楽しみに!

そうそう明日から祇園祭りだそうで時間に余裕あったら帰りがけにぶらぶらしようと思ってる。

それでは…!


   藤岡 幸夫


2012/7/11


1週間過ぎるのが本当に早い…!


先週の今ごろは読売日本交響楽団と吉松、ボッテジーニ、ムソルグスキーとゴージャスなサウンドの世界にどっぷりだった。


その後土曜日は関西フィルと未完成、モルダウ、ドヴォルザークの8番と全然違う世界。大自然を感じるプログラムでこれまで何度も関西フィルと取り上げてきた作品たちだけど新鮮だった。


日曜日は関西フィルと和歌山で森川先生の故郷への深い愛情と優しさの世界。合唱団も頑張って邦人作品の素晴らしさを改めて感じる世界だった。


今日から京都市交響楽団とオールモーツァルト(ピアノ協奏曲9番とレクイエム)でこれまた全く違う世界だ…!


数日ごとにこれだけ違う世界だと切り替えがなかなか大変だけど、同業者たちはみんな独自の術を持ってるようだ。僕にも切り替え方法がいくつかあるがそれはヒミツ。


ところで先週から指揮してる展覧会の絵も未完成もモルダウもそれからモーツァルトのレクイエムもみんな作曲家は存命中に実際に音を聴いてない(モルダウはスメタナは生きていたが、作曲したときは完全に耳が聞こえなくなっていた)。それを考えるとその凄さにため息がでる…。

素晴らしい作曲家たちの世界に浸れて本当に幸せです。


今日は京都市交響楽団とリハーサルでオーケストラの集中力もレスポンスも抜群。土曜日がすごく楽しみです。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫





こちらもご覧ください。
モーツァルト 「レクイエム」 の話・・・その1 2010/07/15付from sachio
モーツァルト 「レクイエム」 の話・・・その2 2012/02/13付from sachio

2012/7/10

昨日は今年も関西フィルとの滋賀シリーズでお世話になる野洲の山仲市長にご挨拶してきた。
関西フィルの野洲公演は今年で15周年(僕は3回目から毎年指揮させてもらってる)で毎回たくさんのお客様でありがたいことです。今年も滋賀シリーズを楽しみにしてます!


山仲市長はスポーツマンであると同時に音楽好きでクラシックにも詳しい。毎年ご自分でチケットを購入して聴きに来てくださる。ありがたいです。


   藤岡 幸夫


2012/7/9


先週の金曜日は関西フィルとリハーサルの後、サイバー適塾の講演。
以前も紹介したが、サイバー適塾とは江戸時代末期に大阪で福沢諭吉などを生んだ適塾の現代版で、大阪の一流企業の幹部候補生の皆さんが一年間ライバル企業も関係なく関西・日本のために一緒に勉強している会で、僕は6年前から毎年講師をしてる。毎回素晴らしい方々に出会えて嬉しい。今回も飲み会も盛り上がりすごく楽しかったです。
皆さんありがとうございました!皆さんとの再会を心より楽しみにしています!


土曜日は毎年恒例の吹田メイシアターでコンサート。もう10年近いお付き合いになるが、毎年七夕と年末の第九を通じて吹田のお客様にしっかりと定着してきたと実感できる嬉しいコンサートでした。たくさんのお客様、ホールの熱いスタッフの皆さん、それに関西フィルの皆さんありがとうございました!


昨日の日曜日はこちらも毎年恒例の和歌山の合唱団とサマーコンサート。今回は11年目で、後半は和歌山の作曲家森川隆之さんの素晴らしい作品群を取り上げた(前半の小品集は森川先生の指揮)。僕はメインの大作組曲「紀の川」を指揮したけど(オーケストラ版初演)素晴らしい曲で合唱団もすごく良かった。

合唱団はこの数年で明らかにレヴェルアップしてる。来年はさらに上を目指して頑張りましょう!


そしてお客様も満席で本当にありがたいです。合唱団の皆さん、熱心なスタッフの皆さん、ソリストの皆さん、連日ハードなスケジュールにも関わらず集中力ある演奏してくれる関西フィルの皆さんありがとうございました!


さてさて今日は関西フィルとの毎年恒例の滋賀シリーズのプロモーションで野洲へ向かってます。


明後日から久しぶりに京都市交響楽団とリハーサルで土曜日は京都ミューズ合唱団とモーツァルトのレクイエムです。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



作曲家森川隆之先生と。森川ワールド素晴らしかったです。和歌山の自然への愛に溢れたその音楽は濃厚で美しく優しい…。また先生の作品を取り上げていきたいです。



合唱団のスタッフと打ち上げで。和歌山のこの第九合唱団との付き合いは15年になる。デビューしたての頃に3年間第九を共演(オーケストラは京都市交響楽団)したのが付き合いの始まり。家族みたいなもんです。レヴェルが高くなって来年がまた楽しみです。
合唱団の皆さんありがとうございました!


   藤岡 幸夫



※7/7吹田公演のevent reportはこちら
※7/8和歌山公演のevent reportはこちら
2012/7/7


日本フィルハーモニー交響楽団のコントラバス奏者の桑田文三さんが昨日天国へ逝かれました。享年60歳でした。

僕は文三さんには日フィルの指揮研究員の頃から可愛がって頂き、デビューしてからも随分怒られたけど、本番はいつも笑顔でいてくれる優しい方でした。
闘病しながらも楽器を弾き続けていらしたそうで、今月の日本フィルとの演奏会でお会いできると思っていたのに本当に残念です。

心からご冥福をお祈りいたします。


   藤岡 幸夫


2012/7/6


昨日は東京オペラシティで読売日本交響楽団とコンサート。

「展覧会の絵」では読響サウンドは豪華絢爛で凄みすらあって素晴らしかった。

ボッテジーニではソリストの日下さんと石川さんが最高でした。超絶技巧はもちろんのこと2人とも音楽がしなやかで常に歌ってて、弾いてるという感じがしない。日下さんとも石川さんとも是非ともまた共演したい。


一曲めの「朱鷺によせる哀歌」もすごく美しかったです…!今回はセッティングの時間に余裕があったので作曲家指定の特別配置でピアノが真中に位置する(詳しくはこのために天井からカメラを吊したそうなのでテレビを見てください)。次回からは時間がかかって無理してでもこの配置で演奏しようと決めました。
(CDではこの配置で録音してます。)


リハーサルから本番までこの3日間本当に楽しかったです。読響の皆さん、ソリストの皆さん、日テレのスタッフの皆さんありがとうございました!
テレビの放映日はまたお知らせしますね。


さてさて今は新幹線の中で今日はこれから関西に帰って関西フィルとリハーサル。
明日の土曜日は毎年恒例の吹田メイシアターで七夕コンサート(素晴らしい音響のホール!)未完成、モルダウ、ドヴォルザーク8番と昨日とは全く違う世界!(チケットも2000円とリーズナブルです)。
明後日の日曜日は関西フィルとこちらも毎年恒例の和歌山の合唱団とサマーコンサート。合唱団がどこまで進化してるか楽しみ!


音楽に浸れて本当に幸せです!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



終演後にコンサートマスターのデイヴィッドもすごく褒めてくれて素直に嬉しかった。



日下さんと石川さんと。伴奏しててすごく楽しかった。実は日下さんとは10年以上前に関西フィルと共演してる。今回さらにスケールアップして音楽も艶っぽくて素晴らしかった。また共演したい。



石川さんもとにかく凄かったです。それに慶応の後輩というのも嬉しいし是非ともまた共演したい。7月20日にオペラシティでリサイタルするそうなので興味ある方は是非。コントラバスという楽器のイメージが変わります。


   藤岡 幸夫


※7/5読響公演のevent reportはこちら
2012/7/4


今日は読売日本交響楽団とのリハーサル2日め。
明日は前半でボッテジーニのコントラバスとヴァイオリンのためのグラン・デュオ・コンチェルタンテを取り上げるが、なんとも素敵な曲。ただし2人のソリストは超絶技巧を要求される大変な曲で、今回のソリストも素晴らしいです!


ヴァイオリンは日下紗矢子さんで若くしてベルリンコンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスター、コントラバスは石川滋さんでスイス・ベルン響のソロ首席で、昨年バッハの無伴奏チェロ組曲のCDを発売してその超絶技巧が話題になった。


石川さんは慶応大学で僕の一年後輩(卒業してジュリアード音楽院に行った。噂は良く聞いていた)というのも嬉しい。


明日が楽しみです。関西の皆さんはテレビ放映をお楽しみに。



昨日の大雨の被害に心が痛みます。自然の大きな力には人間は絶対かなわない。また東北の被災地のことも決して忘れてはならないと強く思う一方で、どうしても日々の生活が先行してしまい考えさせられます。今僕にできるのはチャリティーコンサートや募金など自分に出来ることをしっかりやっていくことですね。

今日の美しい夕空を眺めながら、考えさせられました。

それではまた…。


   藤岡 幸夫


明日のメインプログラム「展覧会の絵」のお話をご覧ください。
「展覧会の絵」 の話 その1 2008/09/12付 From Sachio
「展覧会の絵」 の話 その2 2008/09/14付 From Sachio

2012/7/3


今日は読売日本交響楽団とリハーサル初日でオーケストラはゴージャス。明後日の本番がすごく楽しみです。



以前も紹介したコンサートマスターのデイヴィッド・ノーランさん。

今回前半で取り上げる吉松さんの「朱鷺によせる哀歌」は僕がイギリスでデビューして最初に作ったCDに収録した曲で(オケはBBCフィル)その時のコンサートマスターがデイヴィッドさんだった。
それ以後デビューしたての僕にたくさんアドバイスをしてくれた恩人でもある英国クラシック界の誇る素晴らしいコンサートマスター(ロンドンフィル時代にテンシュテットに溺愛されていたのはヨーロッパでは有名な話)。
最近は読響に行くと再会できて嬉しいです。



リハーサル後のテレビのインタビューの収録風景。今回のナレーターは某タレントさん。彼女は現役の東京音大のピアノ科の学生さんだそうでビックリ!


   藤岡 幸夫




吉松 隆:交響曲第2番‘テラ(地球)にて’/ギター協奏曲‘天馬効果’/朱鷺にによせる哀歌
ギター:クレイグ・オグデン BBCフィルハーモニック  1996/3/19
Amazonへのリンク

2012/7/1


昨日は関西フィルと和歌山の合唱団とのリハーサル。僕はデビューから新作には積極的に取り組んできたし、またピアノ伴奏の合唱曲のオーケストラ版の初演も関西フィルと数多く取り上げてきた。


昨日は森川隆之さん大作の合唱組曲「紀の川」のオーケストラ版初演のリハーサル。北浦さんの色彩豊かな編曲も素敵で指揮しててわくわくした。合唱団もすごく頑張ってるけどまだ良くなる。来週の本番が楽しみです。


今日は今年の姫路の第九が40周年でソリストのオーディションの審査をしてきた。凄い才能の歌手に出会えてご機嫌。オーディション後に10年来のお付き合いになるスタッフの皆さんとお寿司やさんで盛り上がって凄く楽しかった。
人と人のアナログなお付き合いは宝物で大切ですね。


さてさて今週は明後日から読売日本交響楽団とリハーサルで5日が東京オペラシティで本番(読響シンフォニックライブのTV収録)、金曜は関西フィルとリハーサルで7日(土曜)は関西フィルと毎年恒例の吹田メイシアターで未完成、ドヴォルザーク8番他(音響抜群の素敵なホールです!)、8日が和歌山の合唱団とこちらも毎年恒例のサマーコンサートです。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 先日のサッカーのイタリア対ドイツ戦、目覚ましもセットしてないのに深夜3時半ピッタリに目が覚めて我ながらビックリしながらテレビ観戦を楽しんだ。今晩のイタリア対スペインすごく観たいけど明日は朝から勉強する予定で目が覚めたら凄く困る複雑な心境。それにしても人間の身体って不思議ですね。


   藤岡 幸夫



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