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2010年1月分


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2010/01/30


 今日は慶応湘南藤沢キャンパスの吹奏楽部(中等部高等部は一緒に活動してる)に指導に行ってきた。
1年から6年まで技術的にギャップは当然あるだろうからちょっと心配だったけど期待以上によくまとまっていた。

それに生徒さんたちがなんていうか今どきというよりいい意味で昭和っぽくて楽しかったー!

音楽の指導はもちろんのことだけど「青春」とか「愛」という言葉を抵抗なく受け入れてくれた・・・・・・と思ってるのは僕の勘違いだったりするのかな・・・。


なんだか一度に中学生と高校生と一緒に音楽したのでいろいろなことを思い出した。

僕は中高の6年間は指揮者になりたい夢と女の子のことで脳ミソがパンパンで成績はいつも落第スレスレだった。


中1のとき産まれて初めてデートした相手の女の子は同級生でピアノが上手だった。 初デートは秋葉原の石丸電気のレコード館。フランソワの弾くラヴェルのピアノ協奏曲のLPをプレゼントした。


高校1年のときオーケストラのクラブでヴァイオリンを弾く免許とりたての先輩と初めてドライブデートをした。行き先は今日行ったキャンパスにも近い湘南の海岸だった。


高校3年のときの彼女は朝地下鉄の中で手紙をくれたよその女子高生だった。僕はそれまではクラシック以外の音楽は音楽じゃないと思ってたけど彼女が貸してくれたオフコースに衝撃を受けてしまった。ディスコに通うようにもなった。

他のジャンルの音楽にも出会って自分の道を見失いかけたとき渡邉暁雄先生に出会った。先生の内弟子になって全てが変わった。


今日は珍しく車を運転した。久しぶりに学生時代の思い出がいっぱいつまった横浜新道を運転しながらちょっとタイムスリップした気分だった・・・。


とにかく若いエブリバディには思い切り青春して欲しい。


PS 今日の月はため息がでるほど美しかった・・・!


   藤岡 幸夫




2010/01/29


   「メトロノーム」の話


 多くの作曲家はスコアにメトロノームのテンポ指定をしてるが、これが正確かどうか怪しいものが多い。

 例えばベートーヴェンのメトロノーム指定はあまりにも現代のテンポ感覚からは不自然なものが多い(例えば交響曲8番の4楽章なんて演奏不可能で音楽にならない。)ので当時メトロノームはまだ発明されたばかりだったのでその精密さが疑われてる。

 また机上のテンポ感覚と実際に音を出してるときのテンポ感覚は違うし、ホールの音響によってもテンポ感覚は違う。また作曲家がメトロノーム指定を書きこんだ時の作曲家のご機嫌もかなり左右すると思う。

 以前も書いたけど僕がデヴューしたての頃ルトスワフスキの前で彼の「オーケストラのための協奏曲」を指揮した。このとき作曲家が聴きに来るというので2楽章のとんでもなく早いテンポ指定を守るため一生懸命リハーサルした。それでもテンポ指定より遅い演奏になってしまった。
演奏会後ルトスワフスキが僕のところにニコニコしながらやってきてたので僕が 「2楽章のテンポが遅くて申し訳ありませんでした」 と謝ると彼曰く 「素晴らしい演奏だったけど、2楽章は速すぎました。」 「テンポ指定はもちろん私が書きましたがあれは速すぎます。いいですか、作曲家の書いたメトロノーム指定なんてあてになりません。」 と言われてしまったことがある。

 マーラーは 「自分の曲を指揮しても昨日と今日では全然テンポが違うのだからメトロノームでテンポ指定なんて出来ない」 といって彼のスコアにはほとんどメトロノームの指定がない。 同様にブラームスの交響曲にもメトロノームの指定はほとんど見当たらない。

 そんな中でメンデルスゾーンはメトロノームのテンポ指定にこだわった。彼は当時のメトロノームが不正確なのを知っていて自分のメトロノームと他の何台かのメトロノームとテンポを比較して確認した上で出版社に指示を出したりしてる。
 
 先日僕もメンデルスゾーンの交響曲3番を指揮したばかりだがメトロノーム指定はかなりしっくりくる。それでも4楽章のテンポ指定は速すぎでほとんど演奏不可能だった。


 ところで一昨日にラヴェルのボレロを指揮した。テンポ指定は4分音符のスピードが72。これはかなり速いので僕は大体70で指揮する(これも結構速いほうかも知れない)。関西フィルの団員さんにメトロノームでチェックしてもらったらなんと・・・僕のメトロノームより彼の機械の方がテンポが遅い!!(両方ともちゃんとしたメーカーのデジタル方式の製品) 慌ててもう一人の団員さんの持ってた今流行りの i Phone でダウンロードしたメトロノームを比較してみると・・ i Phone はもっと遅かった・・・・!!!

現代文明でも3台のメトロノームのテンポが違うなんてなんてこった!!

やっぱりメトロノーム指定は目安に過ぎませんね・・。


   藤岡 幸夫



2010/01/28


 昨年の夏からずっと忙しくしてたけど今日から2月末まで楽しみにしてた充電期間。コンサートは関西フィルと3回(一般非公開を含む)だけで時間にかなり余裕がある。


好きな曲のスコアを読んだり、3月からまた忙しくなるので今から勉強を始めたり、読もうと思って買い込んでた本を読んだりできる。


それから2キロ近く増えた体重を泳いで絞りこむ。オーバーウェイトは脳ミソに血がいかなくなる・・・気がする・・・。


もちろん2月の関西フィルとの毎年恒例、兵庫県の小野と加古川のコンサートもすごく楽しみにしてます。

今日は午前中ひと勉強してから鍼灸に行って、ジムで泳いだあと近所の温泉で垢擦り(あかすり)でもするかな・・・?


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



ベランダの梅が花を咲かせた。なんとなく心が温まった・・・。


   藤岡 幸夫


2010/01/27


 昨日はなら100年会館で関西フィルとコンサート。奈良とは2年前から関西フィルの団員さんが各小学校を訪問したり(僕も何度か行ったけど楽しかった!) この100年会館でコンサートしたりと新しい関係を発展させている。


6月6日には奈良での定期演奏会を始める(幻想交響曲他)予定だ。


昨日のコンサートは遷都1300年を記念したものでマスコットのせんとくんも登場。楽しかったです。


ところでコンサート前日に突然ぎっくり腰になって大変だった。歩けないくらいだった。慌てて這うようにして鍼灸院に行ったらあっという間に良くなって昨日は無事ステージに立てた。

腰をかなりかばった指揮だったけどそこは関西フィル。いつも通り生命力ある演奏をしてくれた。ありがたいことです!


それから100年会館の熱心なスタッフの方たちとたくさんのお客様にも感謝です。


皆さんありがとうございました!


それにしてもぎっくり腰は突然やってくる。皆さんも気をつけてくださいね!
とにかく出来る限り早く鍼灸をしてもらえればすぐ治ります。


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



せんとくんとファンの方たちと楽屋で。


   藤岡 幸夫


※1/26 なら100年会館での公演 event reportはこちら
2010/01/24


 昨日は東京シティフィルとティアラ定期。ヴォーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」も吉松さんの「鳥たちの時代」もそしてメンデルスゾーンの交響曲3番も品格と美しさが求められる。
 たとえば燃えたぎるような情熱とは全然違った音楽だ。

シティフィルは素晴らしい音色を奏でてくれて僕も指揮台の上でなんともいえず幸せな瞬間がたくさんあった・・。

3日間すごく楽しかったです。ありがとうございました!

 
 今日から大阪に帰って26日(火曜)は関西フィルとお馴染みのなら100年会館でコンサート。「ボレロ」をメインにした「舞踏」をテーマにしたプログラムをお楽しみに!


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫



東京でいつも明け方楽譜を読んでると目の前から陽が昇る。特に冬のこの時期は空が美しくしばらく眺めてしまう。


昨日のコンサートの帰りに通りすがりの花屋さんで衝動買いした。気に入ったけど名前がわからん・・・・・・。


※1/23 東京シティ・フィル公演 event reportはこちら
2010/01/20


僕はよく夢を見るほうだと思う。
よく見る最悪の夢のダントツのトップ2は「リハーサルに行ったら違う知らない曲でびっくりする夢」と「リハーサルの日を間違えて当日電話がかかってパニックする夢」だ。
ちなみにそんなことは今まで一度もない。

昨日は関西フィルとリハーサルのあと東京に戻って夜はぐっすり寝て、今日はゆっくり勉強日で明日から 23日の東京シティフィルとのティアラ定期のリハーサルのはずだった・・・・。

ところがなんと今日からリハーサルだった!

リハーサルは1時からで、マネージャーさんの電話で僕が勘違いしたとわかったのが12時25分。全身が凍りついた。

とにかくスコアと指揮棒をカバンにほおりこんで、ろくに着替えもせず髭も剃らず髪の毛もボサボサのまま家を飛び出した。
おまけに今日は誰にも会う予定がなかったので昨日の夜にしこたま餃子を食べたからすごくニンニク臭かったはずだ・・・


電車とタクシーを乗り継いで奇跡的に1時2分前に着いて遅刻せずに事なきを得たけど、こんなに焦ったの久しぶり・・・。

リハーサルが始まるととにかくシティフィルが僕のやりたいことに真摯に応えてくれて(いつも本当に嬉しいです)どんどん音が変わっていく・・・。いつの間にかさっきのことは忘れてた。

今回のプログラムは美しい・・・。我ながらいい選曲だと思ってる。

吉松さんの「鳥たちの時代」は夢見るような美しさ・・メンデルスゾ−ンの交響曲3番「スコットランド」は振っててワクワクするし、今日は最後に練習した(弦楽器だけなので) ヴォーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」にはいつ指揮してもその気高さに感嘆としてしまう・・・。シティフィルの奏でるサウンドも美しく本番がすごく楽しみ。

そしていつも思うけど、コンサートホールのティアラこうとうが本当に素晴らしい。ここでリハーサルと本番が出来るのは悦びです。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS
本当は指揮者なんてちょっとやそっとの遅刻に動じてはダメなのかもしれないけど僕は時間はすごく気にするタイプ。
A型の性(さが)なんですかね・・・。


   藤岡 幸夫



2010/01/18


 先週は金曜日から連続で大阪、水口(滋賀県)、城陽(京都府)で毎年恒例のニューイヤーコンサート。どこも本当にたくさんのお客様でありがとうございました。

こうやって毎年続けられるのもホールのスタッフの熱意、それと関西フィルの素敵な演奏のおかげだと思ってます。

皆さんありがとうございました!


 今週の土曜日は東京シティフィルとティアラ定期。
ティアラこうとうはヨーロッパサイズの素晴らしいホールで、リハーサルもここでできるのが最高。

曲目は吉松さんの「鳥たちの時代」、ヴォーンウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」、メンデルスゾーンの交響曲3番「スコットランド」という美しいプログラムで今から楽しみ。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫



いずみホールの前半のソリストはジャズピアニストの松永貴志君。素晴らしかった!


毎年恒例の甲賀市水口のあいこうかホールの前半のソリストはヴァイオリニストの川井郁子さん。音色も姿も艶っぽかったです…。一緒に映ってるのはいつも名司会者で関西フィルの事務局長のお馴染みの西濱君。


水口は大阪から電車を乗り継いで1時間半。最後はこの単線に乗ります。


水口では毎年楽屋口の正面の夕焼けと山のシルエットが美しい。


文化パルク城陽では毎年コンサート前に関西フィルの団員さんによるロビーコンサートも人気。コンサートホールの音響も抜群です。前半のソリストは中国琵琶のエンキさんで、生命力溢れる演奏でした。


※1/15 Meet the Classic公演 event reportはこちら
※1/16 水口公演 event reportはこちら
※1/17 城陽公演 event reportはこちら
2010/01/15


 今週はニューイヤーコンサートが続く。

先日は橋本で11回目のニューイヤーコンサートだった。
僕が関西フィルと仕事をするようになって初めてのコンサートが橋本で、地元の応援団の「ぐるーぷフィル」や市民会館の熱いスタッフの皆さんのおかげで毎年完売、 本当にありがたいことだと思う。
あっという間に過ぎた10年間だったと感慨深かった。

今日はいずみホールで前半はジャズピアニストの松永貴志君を迎えてのコンサート。後半はシュトラウス名曲集。


明日は毎年恒例の水口で前半にTVでもお馴染みの ヴァイオリンの川井郁子さんを迎えてのニューイヤーコンサート。後半はフィギュアの真央ちゃんのおかげで有名になった仮面舞踏会の組曲にハンガリー狂詩曲2番。 どちらも関西フィル&藤岡の十八番だ。


明後日はこちらも毎年恒例の城陽で前半に 中国琵琶のエンキさんを迎えてのニューイヤー。エンキさんの琵琶は凄いです。後半は楽しいウィンナワルツ&ポルカ集。毎年城陽でコンサート前に鏡開きをするのが楽しみ。


水口も城陽も橋本同様ホールのスタッフの皆さんの熱意のおかげで関西フィル&藤岡をよび続けてくれてる。本当に嬉しいことです!


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!





   藤岡 幸夫


16(土)の甲賀市水口公演と17(日)の城陽公演はまだ少し残席があります。本日のいずみホール公演は完売となりました。<管理人>

※1/11 橋本公演 event reportはこちら
2010/01/11


 一昨日は母校の中学で講師をしてきた。45分の授業を2回。 中学生相手に話だけというのは難しい。でも僕が中学生だった30年以上前と全く同じ制服姿の生徒さんたちと同じ時間を共有できて嬉しかった。

 昨日は関西フィルのコンサートマスターの岩谷君の結婚式。お相手は兵庫芸術文化センターのオーケストラでヴァイオリンを弾く貴子さん。楽しくて心温まるいい披露宴でした。

岩谷君はなんと今日の橋本のコンサートにのってる(今僕は橋本に向かう電車の中でこの文章書いてます)。初夜の翌日に大丈夫かね・・・・・・。



微笑ましい二人の姿でした。


同じテーブルに珍しく指揮者3人が揃う。楽しかったです。 佐渡さんと岩村さん。


   藤岡 幸夫



2010/01/07


   「美しく青きドナウ」の話


 昨日から関西フィルと毎年恒例のニューイヤーコンサートのリハーサルが始まっている。ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」は毎年この時期になると必ず演奏する曲の一つだ。

この曲はワルツの定番としてちょっと軽くみられがちだけど本当はシュトラウスの深い想いが込められている。

当時オーストリアはフランスと並ぶ二大強国だったが、1866年プロシアとイタリアに大きな敗北をしてヨーロッパで孤立してしまった。 この時ウィーンは負傷兵であふれ民衆は不安と悲しみのどん底だったという。

その翌年の春にシュトラウスはいつもと変わらない自然の美しさ、ドナウ川を愛するウィーンの人々の心を音楽にしたのだ。


敗戦の屈辱を受け悲しみに沈んでいた人々はこの曲の美しさと気高さに大いに勇気付けられた。
この曲がオーストリアの「第二の国歌」といわれる所以だ。


ところでウィーンに行かれた方はご存知だと思うけど、現在のドナウ川は決して青くはないし美しいとも言えない(見る場所にもよるだろうけど)。

ただ、恋をしてる人には「美しく青きドナウ」に見えるそうだ・・・。

関西フィルはもちろん恋人たちに見えるような美しいドナウ川を奏でます。



新幹線から見た今年初めて見る富士山。よく晴れてて久しぶりにその美しさに見とれてしまいました。


PS 日本のクラシック音楽界では団員さんたちが使う独自の言葉がいろいろあるが、この「美しく青きドナウ」は「青ダニ」と呼ばれることが多い。 でも僕はどうしてもこの呼び名には抵抗がある。だってせっかく美しい気持ちでやりたいのに「ダニ」という言葉の響きが・・・・・・!

PS2 ところでブラームスはヨハン・シュトラウスが大好きだった。シュトラウスの娘のアリーチェがブラームスに彼女の扇子にサインを求めたところブラームスは「青きドナウ」の旋律を書いて「残念ながらヨハネス・ブラームスの作品にあらず」と記した有名なエピソードがある。
ちょっと微笑ましいですね。


   藤岡 幸夫


2010/01/03


  皆さんあけましておめでとうございます!!

 皆さんはいかがお過ごしですか?僕は正月からスイッチ入れて気合が入ってます。 今年はどんな1年になるか今から楽しみです。

 さてさて今年は今までやりたかった曲を初めて指揮するコンサートがいくつかあります。 
4月の関西フィルの定期でのマーラーの5番と、 12月の大阪アカデミー合唱団とのベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」(関西フィル)。  11年目の関西フィルとの満を持しての初挑戦。
それから12月の山形交響楽団の定期で取り上げるウォルトンの交響曲1番もイギリスで勉強はしたけど初めて。 こちらも楽しみ。

 3月は東京フィルと新シリーズがスタート。 「新・音楽の未来遺産」として吉松隆さんがドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」やプログレッシヴ・ロックのキース・エマーソンの傑作 「タルカス」をオーケストラにアレンジした作品がメイン。現代日本の傑作、黛敏郎さんの「BUGAKU」も取り上げる。 どうなるか想像もつかないけど新しいオーケストラの音を是非ともたくさんの方たちに聴きに来て欲しい。

5月8日は関西フィルと去年に続いての東京のサントリーホール公演で ドヴォルザークのチェロ協奏曲(チョウ・チンさんのソロ)とシベリウスの2番。 かなりベタなプロだけどどちらも関西フィルらしさを聴いてもらえるプログラム。 前回「こういう演奏は東京じゃ聴けないよ」とある音楽ライターの方が言ってくださったけど、 前回より完成度の高い演奏を目指します。

8月はABC放送とシンフォニーホールで毎年人気のサマー・ポップス、クリスマス・ファンタジアに加えて新しい企画が始まります。関西フィル&藤岡の真っ向勝負のシリーズ。 第1回目はベートーヴェンの「田園」とブラームスの1番。どちらもこの10年関西フィルと何度も取り上げて練り上げてきた曲なのでさらにどこまで進化させられるか今から楽しみ。

同じ8月には僕の愛するシベリウスの交響曲5番他のCDレコーディング(もちろん関西フィル)もあります。 

それから関西フィルのサポーターズクラブを始めました。どこまでクラシックの裾野を広げられるかこの企画にかけてます。これは今年からファンサイトでも大々的に宣伝します。 年会費2000円ほどで(詳細は後日このサイトでもお知らせします)コンサートの割引やCDレコーディングへの招待などたくさんの特典を考えてます。目標は1万人!これ本気です。

というわけで今年の1年どこまで飛躍できるか・・・お楽しみに!

まずは来週から始まる毎年恒例の関西各地でのニューイヤーコンサート、それから東京ではシティフィルとのティアラ定期で大好きなメンデルスゾーンの交響曲3番「スコットランド」。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!!


   藤岡 幸夫




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