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2009年3月分


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2009/03/24   「Sachioの独り言」


 今日は野球最高だったね!! 実はかみさんが昨日から入院して今日朝から手術。命に別状ない手術だったけどやっぱり気になる。

手術の家族控え室でまず9時から母校の甲子園初戦。途中から日韓戦が始まり、母校があっけなく負けたおかげで日韓戦に集中。

手術が予定より長引いたのだけど野球で気が紛れてよかった。9回裏のめっちゃいいところでかみさんの手術が無事終わり先生の説明を受けるがそわそわ・・・。

控え室に戻ったところで10回表の始まり。いや〜盛り上がりました。


久しぶりに日本が一つになったね! あの後もかみさんのベッドの横でずっと野球関連のニュースばかり見てた。片岡&中島のライオンズコンビも見せてくれたね〜!
最後は藤川見たかったけど残念。

イチローのコメント聞いてめっちゃ幸せな気分になりました。

なんだか野球のおかげで日本中みんなで熱くなる昭和の匂いがして嬉しい。


とにかくこれが先週までだったら野球全然見れなかったんで本当にラッキーな1日でした。


あとはかみさんが早く快復してくれれば最高です。


昨日から病院に通ってるけど、なんだか病院にいるとみんな思いやりがあって温かい気持ちになります。

それではまた


   藤岡 幸夫


2009/03/24


  昨日は東京でオフ。午前中久しぶりに車を運転する。昼前に近所まで戻って来てるのに空腹に耐えられず、そして まーくん のアメリカ相手のピッチングが見たくてテレビを見れる食堂に駆け込んだ


空腹は満たされ、まーくんのピッチングも見れて大満足だった矢先に駐車違反で捕まった・・・・・・!

しかも今駐車違反が15000円もするなんて知らなかったよ・・・!

日本が負けてたら暴れるところだった。


 今朝は母校の甲子園初戦と日本対韓国戦がほぼ同時刻・・・・・・どうやって2試合を観戦するか思案中。

使ったことのない携帯のワンセグが活躍しそうだ。

 秋からずっと忙しかったので思い切りリフレッシュしてますわ・・・。


PS 次回は先日忙しくて書けなかった 「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」 の話をします。



   藤岡 幸夫


2009/03/22


 先週の金曜日の祝日はびわ湖ホールで親子コンサート。みんなが楽しんでくれたら嬉しい。それにしても毎回びわ湖ホールの響きには感動します。このびわ湖ホールの親子コンサートは毎年出来そうで、ホールのスタッフの皆さんに本当に感謝。一年を通して大津、野洲、長浜、高島、水口と、滋賀でコンサートできるのを本当に嬉しく思います!皆さんありがとうございました!



 昨日は関西フィルと演奏会形式で 「蝶々夫人」。たくさんのお客様で満席、終わったあとのスタンディングオベーションもすごくて盛り上がった。ありがとうございました!


蝶々さん役の佐藤康子さんはこれまで蝶々さん役を世界各地で200回以上歌ってきたプリマドンナ。今回で蝶々さんを歌うのは最後と決めていらして、蝶々さんを知り尽くしたその歌唱はリハーサルから凄かった。本番中指揮しながら何度も鳥肌がたちました。舞台人のプロ魂を教えていただきました!

スズキ役の児玉祐子さんもこの役を知り尽くしていて美しい歌声と素晴らしい演技、シャープレスの米田哲二さんはお人柄そのままの温かい歌声、ピンカートンの笛田博昭さんは多分近い将来日本だけでなく世界のトップテナー歌手になるでしょう。日本人離れしたイタリアンヴォイスと声量はマリオ デル モナコの再来と感じたくらい!びっくりしました。

皆さんありがとうございました!

 そして 関西フィル!
多分昨日はこの10年の 関西フィル&藤岡 でベスト5に入るコンサートだったと思う。

関西フィル に心の底から感謝の気持ちでいっぱいだし、関西フィル を誇りに思います。最高でした!ありがとうございました!


 演奏会後は関西フィルのメインスポンサーのダイキン工業の井上礼之会長をはじめとした方々と食事。この大不況の中でも応援を続けてくださる井上会長には本当に感謝の気持ちでいっぱいだし、その思いに絶対応えなければと思ってます。



 今日はこれから弟分の後輩の結婚式で京都に行きます。飲みます・・・!今日中に東京に戻って明日は日本対アメリカ戦と僕の母校の慶応義塾高等学校の甲子園初戦!の野球をテレビ観戦。久しぶりに思い切りリフレッシュ!


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


※3/21 びわ湖ホール公演の event reportはこちら
※3/22 「蝶々夫人」ハイライト公演の event reportはこちら

2009/03/20


   プッチーニ歌劇 「蝶々夫人」 の話



ジャコモ・プッチーニ
(1858-1924)
 僕が改めて言うまでもなく 「蝶々夫人」 はもっとも有名で人気のあるオペラだ。

分かりやすいストーリーで音楽は美しくまたドラマティックだ。とにかく音楽の内容も歌手パートだけでなくオーケストラパートも凄いのだ。

とにかくプッチーニはラヴェルにも匹敵する音の魔術師。あらゆる楽器や手法を駆使して精緻にかかれたスコアから繊細にして色鮮やかなサウンドが生まれる。 また不協和音を隠し味のように効果的に使う和声進行もすごい。スコアには斬新なアイデアが溢れる。


例を挙げたらきりがないが、例えば蝶々さんの登場場面ではヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのソロとグロッケン(鉄琴)がつくりだす響きの美しさ! 2幕の間奏曲では暗闇の中の港の海面が揺らぐ様子(シンバルが効果的に使われる)から夜が明けるまでが見事なオーケストレーションで描かれてる。

また最後の蝶々さんが自ら命を断つ場面ではティンパニがテンポと関係なく日本太鼓のように鳴り続けるのも強烈だ!・・・・・・などなど

他にもたくさんあって言いだしたら本当にきりがない。

でも・・・・・・・・・

僕がこのオペラで最も凄い!と思う大好きな箇所は物語の最後、日本に戻ったピンカートンとシャープレスが早朝に蝶々さんを起こさないようにこっそりスズキに会いに来る場面。


ここではすごくシンプルなオーケストレーションで3拍子のゆっくりした音楽が流れるが、その優しさに溢れた美しさ!!はとても言葉では表現できない!


なんの特別な手法も使わずにシンプルにこんな素晴らしい音楽を生み出せるところこそがプッチーニの凄さなのだ。


ところで一般的にオペラと言えば悲劇でそこには嫉妬や恨みが渦巻くが、この 「蝶々夫人」 は誰も人を罵ったりしない。蝶々さんもスズキもシャープレスもピンカートンみんなが優しい・・・・・・!

蝶々さんはピンカートンに対して恨み言を一言も言わず、スズキを気づかい、青い瞳をした自分の子供の幸せのために子供と別れる決心をする・・・・・・


周りのみんなも蝶々さんに対してだけでなくお互いを優しく思いやる・・・


昨日の関西フィルとのリハーサルでこの僕の大好きな場面で自分の思いを伝えた後、関西フィルがひきだしてくれた音の美しさに涙が出そうになった・・・・・・。

関西フィルの素晴らしい美点の一つはこの柔らかくて優しい美しい響きと強烈なパッションのコントラストだ。

ソリストの皆さんも素晴らしくチームワークも出来あがってきて21日が楽しみ。


 ところで プッチーニ のプレイボーイぶりは半端じゃなかったらしい。親友の恋人を横取りして奥さんにしたのに、プッチーニは演奏旅行に絶対その奥さんを連れて行かなかった。 各地に女性がいたからだ。またプッチーニが交通事故で入院したときの看護婦さんだった若い女性とプッチーニの関係を疑った奥さんはこの若い女性をいじめ抜いて、 ついにこの女性はノイローゼになって自殺してしまった・・・いやはや・・・!


でもすごいプレイボーイだったというプッチーニはすごく優しい人だったとも僕は勝手に思い込んでる。でなきゃあんなに優しい音楽は生まれない・・・・・・。

 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 昨日から女優のフジワラノリカさんの離婚騒動が話題だがその理由が旦那が1週間の半分以上大阪にいて女性問題ですれ違いと聞いて僕は思わず冷や汗・・・じゃなかった苦笑い・・・・・・。
ちなみに僕のカミさんの フジワラノリカ ならぬ フジオカノリコ さんとは結婚して20年、カミさんのお陰で仲良くやってますわ・・・。


   藤岡 幸夫


2009/03/17   「Sachioの独り言」


 今日はリハーサルの帰りに今年初めて春の匂いがした・・・。

これから春がやって来て夏の香りがする季節になるのが楽しみ。

次回は 「蝶々夫人」 の話をします。



   藤岡 幸夫


2009/03/16


 昨日は大阪の中之島中央公会堂で毎年恒例のコンサート。 満席でたくさんのお客様ありがとうございました。

毎回中之島の指揮台に立つとヨーロッパにいるような錯覚をする。この大正時代に建てられた美しいホールは日本の宝だ。( イベントレポートに写真でてます)

ところで 関西フィル とブラームスの4番を取り上げるのは実は初めてだったけど関西フィル&藤岡ならではの一体感ある演奏だったと思う。

関西フィル のもつパッションは特別な魅力だ。そして2楽章の 関西フィル の深くて優しいサウンドが美しく、幸せな気持ちになりました。オーケストラに感謝です。

前半は松田理奈さんのヴァイオリンソロで彼女とは5年ぶり。音に磨きがかかり音楽の説得力が増してスケールアップ。是非また共演したい。

 皆さんありがとうございました!


 今日は 「蝶々夫人」 のリハーサル。プッチーニのスコアも本当に凄い!鳥肌がたつ・・・・・・!
プッチーニは歌のパートだけでなくオーケストレイションも素晴らしいので、関西フィル とどこまでその色艶をだせるか今から楽しみ。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS 今朝は寝坊してたっぷり睡眠をとるつもりだったのにいつも通り目が覚めてしまい、日本対キューバ戦を見てしまった。僕のひいきは片岡と中島。韓国戦が楽しみだ。


   藤岡 幸夫



2009/03/14


   ブラームスの 「交響曲第4番ホ短調」 の話

ヨハネス・ブラームス
(1833-1897)



 明日は中之島で 関西フィル と大好きな ブラームスの4番 を取り上げる。

以前にも書いたけど僕の好きな交響曲にこのホ短調が多い。シベリウスの1番、チャイコフスキーの5番、それからハイドンの44番もそうだし交響曲ではないがエルガーのチェロ協奏曲・・・

影があって哀愁がただようこのホ短調、実は交響曲の数が少ない。ハイドンも上記の一曲だけでモーツァルトもベートーヴェンもシューベルトもシューマンもブルックナーもホ短調の交響曲はない。


だから余計新鮮に感じるのかも知れない。


さて、このブラームスの4番は究極の絶対音楽だ。
例えばベートーヴェンやシベリウス、チャイコフスキーは自分の感情を音楽で表現したという言葉を残しているがブラームスはそのタイプではない。 ベートーヴェンは女性に 「あなたの美しさに比べれば私の作曲した作品など芸術でもなんでもありません」 なんてキザな台詞を手紙に書いたりしてるがブラームスにはあり得ない。


ブラームスの音楽を説明しようとすると和声的なことや形式的なことなど専門的な話になってしまうのだけどなるべく簡単にわかりやすく説明してみます。


ところでブラームスはよく保守的と言われるが僕から見ればとんでもない!新しいことだらけだ。


1楽章は冒頭からいきなり切ないメロディ(これぞホ短調!)の第1主題で始まる。シンフォニーの1楽章の多くは第1主題は力強くで第2主題が柔らかい主題で対比されることが多いけど、この4番の1楽章は逆に第1主題が女性的で第2主題が男性的だ(この第2主題は騎士的主題とも呼ばれる)。しかも両主題とも短調なので全体的に切なくて暗い。


また僕はこの楽章の再現部が大好きで、冒頭の主題の最初の4小節が長く引き伸ばされて(12小節)5小節めから冒頭の形に戻る。初めてこのスコアを勉強したとき鳥肌が立った。


2楽章は 「愛」 の調性と言われるホ長調でどこまでも深く優しい・・・・・・


ところで僕はブラームスはオーケストラの弦楽器の鳴らし方に大革命を起こした作曲家だと思っている。

ブラームスはヴィブラートをたっぷり使うジプシーヴァイオリンが好きだった。
例えばブラームス自身がオーケストラ用に編曲したブラームスのハンガリー舞曲1番のスコアには最初から 「ヴィブラートを使って表情豊かに」 という指定がある。

この2楽章にも弦楽器だけでヴィブラートをたっぷり使って深く歌う(僕の大好きなところ!) 箇所があるがこういう響きはそれ以前の古典の作品では無かったはずだ。


また、この楽章ではヴィオラが大活躍するがこれも内声部を重視したブラームスらしい当時にしてみればすごく新しい音楽だ。


第3楽章は一転してハ長調でトライアルやピッコロ、コントラファゴットまで加えられたスケルツォで音楽は明るく、しかしいい意味で粗野。


ブラームスにしては珍しい音楽で親友のカルベックは初演当時 「3楽章はくずかごに捨てた方が良い」 と真剣に忠告したほどだ。


確かに悪くいやぁバカ騒ぎなんだけどこの楽章のおかげで4楽章が引き立つのだ。

またこの生命力溢れる3楽章を中途半端に演奏してはならない。楽章の終わりで拍手がきちゃうぐらいでなきゃ意味がないと思ってる。

(余談になるが初演の時にトライアングルを叩いていたのはなんとR.シュトラウスだったそうだ!)


4楽章はバッハのカンタータ150番をモチーフにしたパッサカリア(変奏曲)。
冒頭8小節のシンプルなテーマが綺麗に8小節ごとにコーダの手前まで第30変奏まである。

第4変奏からは2楽章でも説明したように弦楽器がうねりを上げる。

この楽章は交響曲ではめったに使われない変奏曲という形式だけど、その音楽はすごく情熱的だ。楽章の冒頭にも 「力強く情熱的に」 という指定がある。


そしてこの変奏まるで何かにとりつかれたようなすごい変幻だ!


途中テンポを倍に落としてフルートの切ないソロのあと 「愛」 のホ長調に転調してコラールになるがその美しさたるや・・・・・・!

コーダで第31〜33変奏されてこの情熱的な変奏は力強く終わる。

こういう交響曲を書くブラームスのどこが保守的なんだと言いたい。


 それでは皆さん明日をお楽しみに!


   藤岡 幸夫


2009/03/12   「Sachioの独り言」


 先週はブラームスの3番、今週は明日から関西フィルとブラームスの4番のリハーサル。大好きなブラームスの交響曲のスコアに浸れて幸せだ・・・。


昨日、今日は 「蝶々夫人」 のソリスト合わせ。プッチーニのスコアも見事でブラームスと対象的で勉強してて面白い。


 ところで僕はいつも夕飯を6時前後に食べるが今日はリハーサルが終わって大阪駅に戻ったのが8時前。

空腹に負けて通りすがりのマクドナルドを買って部屋で食べたが・・・・・


夕飯にマクドナルドなんて10年ぶりですごく後悔してる・・・・ 魔がさしたとはこのことだ・・・・


あーぁ、せめて吉野家にすりゃ良かった・・・・・・!


次回はブラームスの4番の話をする・・・つもりです・・・
(勉強&リハーサルで疲れてなければ・・・そのためには肉とか野菜食べなきゃね・・・!)


   藤岡 幸夫


2009/03/08


 今日は宇部市民オーケストラとコンサート。

実は日本フィル指揮研究員時代以来お世話になってる日本フィルのヴァイオリン奏者の石井啓一郎さんの故郷で石井さんに 「広上も何度か振りに行ってるからお前も行ってこい!」 と言われて今回共演することになった。


プログラムは 「ローマの謝肉祭」 に 「未完成」 に ブラームスの3番 というすごく難しいプログラム。みんな僕の予想以上の出来でびっくり。 とにかく僕が忙しくて全然リハーサルに来れず昨日が1ヶ月ぶりの僕のリハーサルだったことを考えるとみんなよく頑張った。

それからコンサートホールの渡辺翁メモリアルホールはなんと70年前の建物で重要文化財。往年の大演奏家シゲティやコルトー、メニューヒン等がコンサートしたという素晴らしいホール (前日のリハーサルもここで行う)。オーケストラにはファンクラブまであってお客さんもいっぱい。
宇部の文化は素晴らしいです。

70年前に建てられた渡辺翁メモリアルホール。雰囲気最高でした。

皆さんありがとうございました!


 話しは長くなるがその日フィルの石井さんの息子さんの秀太郎君がオーケストラでチェロを弾いてる。

今から20年以上前に僕がアマチュアオーケストラを結成したとき彼は中学1年でチェロを始めたばかり。その秀太郎に僕が 「お前座ってるだけでいいからオケに入れ」 と言ってオーケストラで弾いたのが彼にとっての最初のオーケストラ体験だった。


33歳になった秀太郎は今は弦楽器を作るプロの楽器職人。イタリアに留学した後、宇部のおばあちゃんの家を工房に改造してプロにも評価される楽器を作っていて、 近い将来有名な楽器職人になりそうでとても嬉しい再会だった。

秀太郎と


 というわけで水曜から関西です。

 皆さんコンサートでお会いしましょう!



   藤岡 幸夫


2009/03/07


 昨日は東京オペラシティで日本音楽コンクール受賞者の記念コンサート。 7人の若いアーティスト達!お世辞抜きでみんな素晴らしかった!
そして東フィルはとにかくよく歌うオーケストラで、それに加えて本番でさらに新しい音楽的なことがたくさん生まれて!音楽がすごく新鮮、オペラを最も得意とするオーケストラの真骨頂だ。 来月また共演できるのを楽しみにしています。

皆さんありがとうございました!


 今日は山口県で宇部市民オーケストラとリハーサルで明日が本番。 兄貴分の指揮者広上さんが何度か振りに行くだけあってなかなかレヴェルが高い。プログラムも 「未完成」 にブラームスの3番と難しい。今から楽しみにしてる。
今日はリハーサル後に美味しい食事会もあるしね。


来週は関西に帰って中之島でブラームスの4番(3/15)、びわ湖ホール(3/20)、いずみホールで演奏会形式の 「蝶々夫人」(3/21) と続きます。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


PS1 昨日ソプラノのソロを歌った岩下晶子さんが曲が終わったとたん恥ずかしそうに 「上着を貸していただけますか?」 ドレスの後ろのファスナーが壊れてしまってたのだ。 ステージ上で燕尾服の上着を脱いだの初めて。彼女の明るい人柄のせいか微笑ましかった。 理由がわからなかったお客様のために書きました。

PS2 昨日のホルンのソロを吹いた福川君は日本フィルの首席奏者で僕が日本フィルの指揮者時代からの付き合いですごく嬉しかった。それからヴァイオリンソロの瀧村さんは、 彼女が高校1年のときに関西フィルの定期演奏会でデビューしてもらって以来何度も共演してる仲ですごく嬉しかった。 こういうこと書いちゃうとえこひいきみたいに思われるので止めようかと思ったけど紹介したくて書きました。他の皆さんは初共演だったけどまた共演できるのを楽しみにしています!



 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


2009/03/03


 まずは日曜日の日フィルとのコンサート。 たくさんのお客様ありがとうございました!

日フィルならではのサウンド力強かったです。日フィルのサウンドは大地の匂いがする。秋に僕の大好きなヴェルディのレクイエムを指揮するのを今から楽しみにしています。

ソリストの外山啓介君は若くてとにかく爽やか。将来が楽しみ。

皆さんありがとうございました!


 今日は6日の東京フィルと日本音楽コンクール各部門の優勝者たちのコンサートのリハーサルで複雑な曲も多く準備が大変だった。
とにかくこの10日間朝から晩まで楽譜にどっぷり。さすがにへとへとだけど幸せだと思う。


 今日はリハーサル後はかみさんが仕事でいないので独りで近所で焼き肉(東京でもかよ!って感じですが)。何故か梅干しを買ってきてこれから一杯やって寝るとこです。


 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


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