2015年10月分
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2015/10/31 関西フィル定期たくさんのお客様ありがとうございました! 吉松隆さんが高校1年の時に衝撃を受けて作曲家を志す決心をしたシベリウスの交響曲6番を前半に後半は吉松さんの最初の管弦楽作品のドーリアンにサックス須川展也さんのために書かれた傑作サイバーバード協奏曲。 シベリウスの6番はゲネで吉松さんが涙してくれたのが嬉しかったし、ドーリアンは今回は以前やった時より速い攻めのテンボにオケが生き生きと応えてくれてこれにも吉松さんはご満悦。 サイバーバードも須川さんがはち切れて、ソリストの皆さん(須川さんに加えピアノの小柳美奈子さんパーカッションの山口多嘉子さん)が素晴らしく強烈なパフォーマンスでした。 関西フィルもとっても素敵だった。シベリウスの柔らかい響きやドーリアンのラテン的なテンションの高さは関西フィルならでは。 皆さんありがとうございました! 本番前に吉松さんの部屋で音楽談義に花が咲く。 本番後のご機嫌な皆さん。向かって左から小柳さん、山口さん。右はコンサートマスターの岩谷くん。 本番前のゲネ後に吉松さんが須川さんに「楽器新しく変えたの?音が綺麗過ぎるよ。汚い音ももっとだしてよ」とあり得ない注文をして本番で須川さんが必死に吉松さんの要望に応えてるのが楽しかった! さてさて11月6日は東京シティフィル定期でベートーヴェンの交響曲6番「田園」と僕の愛するヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲。 ヴォーン・ウィリアムズはシベリウスを尊敬していて自身の交響曲5番をシベリウスに献呈しているが、この二人の美しい傑作を昨日と来週と続けて指揮できるなんて本当に幸せです。 藤岡 幸夫 ※10/30関西フィル定期演奏会のevent reportはこちら |
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2015/10/29 シベリウス「交響曲第6番」の話 10月30日の関西フィル定期でシベリウスの交響曲第6番を取り上げる。 以前も書いたがシベリウスは特に日本ではフィンランドの自然や北欧特有の清涼感的なイメージが強すぎると思う。 勿論それもシベリウスの音楽の大きな特色だけど、同時に作曲当時の感情が作品に大きな影響を与えている。またその感情は2番以降では死生感と言えるかもしれない。 その感情はどの交響曲でも大きなうねりとなり強烈なエネルギーが吹き上がり、叫びとなって現れる。 シベリウスの音楽にハッタリや大袈裟な芝居はないし、恨みや皮肉や怒りといった負の感情がない。 シベリウスの音楽にあるのは優しさと自然への愛情と祈りと叫び…嘘や虚飾とは無縁な世界なのだ。 2番と3番は愛娘を失った悲しみが大きく影響しているし、4番は自分自身が病気にかかり死に対する恐怖、5番は病が完治して生きる喜び、そしてこの6番は作曲を始めてから、シベリウスにとって大切な友人でありパトロンだったカルペラン男爵の死による大きな空白感やその後に今度は愛する弟を失いその深い悲しみ(4ヶ月間作曲出来なくなってしまったと言われる)がこの作品に大きな影響を与えている。 シベリウスはこの6番を作曲するために教会旋法を勉強しなおして、それは祈りの音楽として交響曲の中で姿を現す。 またこの6番はシベリウスの交響曲の中でもフィンランドの神秘的な自然の清澄な世界を最も感じさせる交響曲でもある。他交響曲との違いは発達した教会旋法による透明な響きや、オーケストレーションでは例えば6番だけ使われるバスクラリネットが自然の神秘的な空気を感じさせ隠し味的に効果を上げているし、2番以降は使われなかったハープも大活躍する。 シベリウス自身この6番について「現代の作曲家達は色彩豊かなカクテルを作ったが、私は冷たい澄んだ水を聴き手に提供したのだ」と語っている。 1楽章 アレグロ モルト モデラート シベリウスのモデラートは「落ち着いて」 という意味に近くシベリウスが他の作品でも良く使ったモルトモデラートはかなり遅いテンポ感になる。 冒頭は息を呑むほど優しく美しい祈りの音楽…!この始まりだけで涙腺が緩みそうになる。ヴィオラと木管の対話の優しさはシベリウスならでは…! 祈りが高揚すると突然ハープが鳴りだし美しいフィンランドの森の中に迷い込む…風が吹き水が跳ね、森の精達が踊りだす…! 最後は金管の心の叫び… 簡潔なオーケストレーションで、例えばコントラバスに与えられた音符の数は少ないが独立して特有の効果を生み出してる。 2楽章 森の中の淋しい空気感が漂う…澄んだ湖や木々の香りがするような音楽が高揚した後突然テンポが上がり まるで森がささやいているよう… 3楽章 交響詩「夜の騎行と日の出」と通じるといわれる付点のリズムが全体を支配した音楽。 ハープが効果的に使われフルートとの掛け合いはここでも自然の神秘を想像させる。 最後に強烈なクレッシェンドで金管が叫びを上げて終わる。 4楽章 バロック時代のような祈りのコラールで始まる。木管は慰めているかのよう… 祈りのテーマから一転して音楽が躍動しはじめどんどんエネルギーを増していき不安定な調性感で狂ったようにうねりを上げてクライマックスを迎えた後(シベリウス自身6番について作曲を始めてから、情熱的で荒々しくフィナーレではうねりがテーマをかき消すと言っている)に弦楽器が泣き叫ぶように歌いあげると木管がそれを慰める…再び音楽は躍動をはじめ今度は低音楽器が躍動に対抗するように三連符でうねる。ここは幾何学的でぞっとする効果を生み出し再びクライマックスを迎えた後に静まり…優しい祈りのテーマが姿を現す。 それは死んでしまった人は自然に還るという祈りのようでもあり…最後はヴァイオリンのD音だけが残り、優しい祈りがどこまでもつづいていくように消えていく… という訳でこの6番は派手ではないけれど素晴らしい交響曲なのです。 後半は吉松隆さんの最初のオーケストラ作品で若さ溢れるドーリアンとサックス奏者須川展也さんのために書かれた傑作サイバーバード協奏曲を取り上げるが、吉松さんは少年時代にこのシベリウスの6番を聴いて衝撃を受けて作曲家を目指したそうです。 余談になるけど、シベリウスが何度も指揮台に立った英国名門オーケストラのハレ管弦楽団とその音楽監督を長年つとめた名指揮者バルビローリのコンビはシベリウスを得意としていた事で知られるが、バルビローリが亡くなる前に最後に指揮したのがこの6番だった。 僕は初めてハレ管弦楽団の定期にデビューしたときシベリウスの1番を選んで古参の団員さん達に随分色々教えてもらって嬉しかった。 モデラートやアンダンテが通常の意味よりシベリウスの場合は遅いニュアンスだというのは留学前に師匠の渡邉暁雄先生からも教えられいて同じ事をハレの団員さんが教えてくれて嬉しかった。 またシベリウスが何度も指揮台に立ったマンチェスターのフリートレードホールはハレ管弦楽団だけではなく僕が副指揮者をしていたBBCフィルや首席指揮者をしていたマンチェスター室内管弦楽団(カメラータ)の本拠地でこの歴史的なホールの舞台で(エルガーの交響曲1番もここで初演された)毎月のように指揮出来たのは今では素晴らしい思い出となっているのです。(僕がこのホールでデビューして4年に新しいコンサートホールが出来て、フリートレードホールは外観をそのままに高級ホテルに改築されてしまった)。 長い文章読んでくださりありがとうございます。 それではコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2015/10/28 エンター・ザ・ミュージックご覧下さった皆様ありがとうございました。来週は有村昆さんとの人気シリーズ映画音楽第5弾!をどうぞお楽しみに! さてさて10月30日は 関西フィル定期!(学生席1000円)そして11月6日は東京シティフィル定期(20歳以下1000円30歳以下2000円)。どちらも絶対お薦めのコンサートです! 藤岡 幸夫
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2015/10/25 <管理人より> 次回10/27(火)の「エンター・ザ・ミュージック」 (BSジャパン(7ch)毎週火曜23時~23時半) サン=サーンス『交響曲第3番「オルガン付き」』 |
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2015/10/25 金曜は関西フィルと泉ケ丘のビッグアイで大阪府立三国丘高等学校創立120周年記念演奏会。 皆さん元気で明るくて品格高くさすが創立120周年歴史ある素晴らしい校風でとっても楽しいコンサートでした。 前半最後に三国丘高校弦楽合奏団の2年生の皆さんと関西フィルとがハチャトリアンの仮面舞踏会で共演。2週間前に学校に指導に行った時よりずっと良くなってびっくり。 当日リハーサルが終わった後も関西フィルの団員さんが熱心に指導して微笑ましかった。 三国丘高等学校関係者の皆様本当におめでとうございました!是非ともコンサートでお待ちしております。 関西フィルの皆さんも前日まで福島で演奏旅行にも関わらず生命力溢れる素敵な演奏ありがとうございました。 当日リハーサル後に関西フィルメンバーからアドヴァイスを受ける生徒さん達。楽しかったです!みんなありがとう! 土曜はとある企業のイヴェントで池田のマグノリアホールでトーク&司会。 池田は亡くなったおふくろが小学校から青春時代に住んでいた街で思い入れ深い。昼御飯は阪急電鉄創始者の旧小林一三邸宅内にあるレストラン雅俗山荘で素晴らしいフレンチを堪能。 阪急電鉄の故小林公平会長は僕の後援会長をしてくださり生前本当に可愛がって下さったし、現在の角和夫会長もエンターザミュージックのメインスポンサーをして下さり、頑張って長寿番組にしなさいと多大なる応援をして頂き本当に感謝の言葉が見つからないくらいお世話になっているので、感謝の気持ちでいっぱいで身の引き締まる1日でした。 故小林一三邸宅をそのままレストランにしている雅俗山荘の個室での素晴らしいひとときでした。 さてさて10月30日は関西フィル定期(学生席1000円!)で絶対楽しんで頂きます! それでは皆さんコンサートとエンター・ザ・ミュージックでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2015/10/22 19日と21日は東京都交響楽団とプレミアム公演だった。都響のゴージャスなサウンドで素晴らしい演奏本当にありがとうございました。 メインの運命は僕にとって最も難しい交響曲で今でもリハーサル前は何もたべられないが、今回その呪縛からちょっとだけ解放された気がする。 それから19日の武蔵小金井宮地楽器ホールも21日の秋川キララホールもびっくりするくらい美しいホールでお客様も満席。素晴らしいですね。 来年10月の共演を楽しみにしております。皆さんありがとうございました! 今日からスイッチ切り替えて10月30日は関西フィル定期(学生席1000円)そして11月6日の東京シティフィル定期(30歳以下2000円20歳以下1000円!)と続きます!どちらも絶対お薦めコンサートです! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 先月札幌交響楽団と演奏旅行した時に事務局の方々から、来年5月に共演した後に是非ともオクサマと富良野に行かれてはとススメテ下さりかみさんもすっかりその気になって先ずは「北の国から」のDVDを購入。英国在住時代に全部観たけど改めて第1話から感動!凄い作品です! 夫婦でみればしばらくは円満になる…はずです… 藤岡 幸夫 ※10/19小金井公演のevent reportはこちら |
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2015/10/21 昨晩エンター・ザ・ミュージックご覧下さった皆様ありがとうございました。来週は豪華絢爛サンサーンス交響曲3番「オルガン付き」をどうぞお楽しみに! 関東の皆様にお薦めコンサートは11月6日の東京シティフィル定期。 喜びあふれるベートーヴェンの交響曲6番「田園」に、深い優しさにと祈りに包まれた雄大なヴォーンウィリアムズの田園交響曲!終楽章の半田美和子さんのソプラノのヴォカリーズの息を呑む美しさ… 絶対楽しんで頂けます!皆様のご来場を心よりお待ちしております! 藤岡 幸夫
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2015/10/18 <管理人より> 次回10/20(火)の「エンター・ザ・ミュージック」 (BSジャパン(7ch)毎週火曜23時~23時半) 荘村清志&福田進一「ギターアンサンブルの魅力」 |
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2015/10/16 10月30日は関西フィル定期です。メインは今や大人気曲の吉松隆さんのサイバーバード協奏曲! 1楽章はJAZZのビートでサックスソロがソロピアノやソロパーカッションと絡み合い躍動します。 2楽章は世にも美しい哀歌…!仲が良かった妹さんが病気で天国へ逝ってしまうという悲しみの中でこの曲は作曲されたのです…。 3楽章は悲しみを振り払うかのような凄いエネルギーと叫びが美しく… 絶対楽しんでもらえる傑作です! ドーリアンは吉松さんの最初の大きな管弦楽作品。春の祭典やシベリウスやプログレッシブロックの匂いがする若々しい野性的な音楽!とってもエキサイティングです。 シベリウス交響曲6番は吉松さんが高校生時代に衝撃を受けた作品で、この交響曲を聴いて作曲家を目指したのです。 関西フィルとのシベリウスシリーズ第4夜交響曲6番もどうぞお楽しみに! サントリー芸術財団の推薦コンサートに選ばれました。 こちらは僕が指揮して英国で録音発売されたBBCフィルと須川さんとのサイバーバードのCD。カップリングは吉松さんが僕に献呈して下さった情熱の交響曲3番! Amazonへのリンクはこちら 今週はエンター・ザ・ミュージックの収録が続きました。とっても楽しかった! バレエ音楽第2弾!は今回もバレエダンサー神戸里奈さんをお迎えしてプロコフィエフのロメオとジュリエット他をお届けいたします。 タンゴ第2弾はバンドネオン奏者の門奈紀生さん率いるタンゴ楽団アストロリコのコンサートに行ってきました。向かって左から麻場利華さん、ピアノ平花舞依さん、コントラバス滝本恵利さん。 素晴らしいパフォーマンス!この回では関西フィルのクンパルシータもお届けします。 来週は東京都交響楽団とコンサートが2回続いて関西に帰ります。 それでは皆さんエンターザミュージックとコンサートでお会いしましょう! おまけ アストロリコの収録は東神奈川で早めに着いたのでちょっと寄り道してきた。30年以上前によく行ったバー。まだ健在で嬉しかった。橋の上で必死に女子を口説いてたあの頃を思い出すとかなり恥ずかしかったが昔と全く変わらない風情でタイムスリップ…ジュークボックスで必ず聴いたオンリーユーやストレンジャーインザナイトが聞こえてきた…。 藤岡 幸夫 |
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2015/10/14 昨晩エンター・ザ・ミュージックご覧下さった皆様ありがとうございました。 来週はギターの二大スターデュオ荘村清志×福田進一さん登場!素晴らしいパフォーマンスに楽しいトークどうぞお楽しみに! 関東での次のコンサートは11月6日の東京シティフィル定期でベートーヴェンの交響曲第6番田園にヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲。 ヴォーン・ウィリアムズは去年のシティフィル定期で交響曲5番を取り上げてオケが素晴らしい演奏だったので今年は田園交響曲を選ばせて頂きました。 今年6月に関西フィル定期でも取り上げた僕の最も愛する交響曲のひとつ。 第一次大戦で悲しみにくれる人々を優しく包み込み、時には叫び…深い祈りはどこまでも美しく…雄大な素晴らしい大傑作です! 関西フィル定期でもたくさんのお客様から初めて聴いたけど素晴らしい交響曲!と感想を頂きました。めったに生では聴けないのでこの機会に是非! 前半は僕の大好きなベートーヴェンの田園。幸せいっぱいで最後神様に感謝の祈り。 どうぞお楽しみに! 月曜祝日は毎年恒例で東京の後援会の皆様とパーティー。ゲストは松本康子さんの伴奏でソプラノの半田美和子さんが品格高い素晴らしいパフォーマンス。最高でした。半田さんとは宗教曲や交響曲ばかりで共演しているので、初めてプッチーニ他のアリアを初めて聴いてすごく良かった。ありがとうございました。 半田さんとは11月6日のシティフィル定期でのヴォーン・ウィリアムズの終楽章の最初と最後のソプラノの息を呑む美しさのヴォカリーズ(歌詞がない)が今から楽しみです。 パーティーには中学の音楽の先生本宿先生も来て下さった。中学2年から器楽部の指揮者にして下さった恩師です。ありがとうございました。 土日の連休は両日とも半日かけて11月29日本番の東京アカデミッシェカペレとリハーサル。飯守泰次郎先生や外山雄三先生もお振りになるレヴェルの高いアマチュアオケ&合唱団だけどまだまだこれから。 ラターのマニフィカトにエルガーの交響曲1番という英国プロ。皆さんの大きな進化を期待しています。 10月30日は関西フィル定期でシベリウス交響曲6番とこの交響曲を高校生時代に聴いて作曲家を志した吉松隆さんの若い頃の強烈な管弦楽曲ドーリアンにサックス須川展也さんのために書かれたエキサイティングな傑作サイバーバード!サントリー芸術財団推薦コンサートにも選ばれたこちらも絶対お薦めコンサートです。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫
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2015/10/11 <管理人より> 次回10/13(火)の「エンター・ザ・ミュージック」 (BSジャパン(7ch)毎週火曜23時~23時半) スメタナ「モルダウ」 |
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2015/10/10 昨日はエンター・ザ・ミュージックの人気シリーズ有村昆さんとの映画音楽特集第5弾!のトーク収録。 とにかく有村昆さんの話がとっても面白くてすごく楽しい。今回も関西フィルのサマーポップスからの演奏と合わせてお届けします。どうぞお楽しみに! テレビ東京繁田美貴(はんだみき)アナウンサーとお馴染み世田谷区にある松本記念音楽迎賓館で収録。 夜は僕の高校大学の大先輩の作曲家冨田勲先生と吉松隆さんと対談。この3人でゆっくり話すのは初めてでとっても楽しかった! 三田評論12月号に掲載されます。 めったに揃わない大先輩お二人ととっても楽しかった! 対談後に吉松隆さんと2人で久しぶりに飲んだ。昔話や勿論今の話に花が咲きとっても楽しかった!今月30日の関西フィル定期にも来て下さるそうです!どうぞお楽しみに! 藤岡 幸夫 |
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2015/10/7 エンター・ザ・ミュージックご覧下さった皆様ありがとうございました! 石田修一先生率いる市立柏高等学校吹奏楽部素晴らしかったですね。吹奏楽第5弾は11月に収録予定です。来週はモルダウ他華麗なるオーケストラ作品集をお送りします。どうぞお楽しみに! そしてサックスの須川展也さんと10月30日関西フィル定期で共演します。 吉松隆さんの大傑作「サイバーバード」協奏曲! 2楽章の美しさは絶品だし、1・3楽章はジャズの要素も入ったエキサイティングな躍動感溢れた音楽で絶対に楽しんでいただけます。 吉松さんが若い頃のプログレッシブロックや春の祭典の影響を受けた「ドーリアン」や、吉松さんが高校生の頃に衝撃を受けて作曲家を志すきっかけとなったシベリウスの交響曲6番!です。 サントリー芸術財団の推薦コンサートに選ばれました。 こちらは僕が指揮して英国で録音発売されたBBCフィルと須川さんとのサイバーバードのCD。カップリングは吉松さんが僕に献呈して下さった情熱の交響曲3番! Amazonへのリンクはこちら 4日の日曜は関西フィルと毎年恒例の高島公演。滋賀シリーズは全公演チケット完売で有難い事です。お客様と各ホール関係者の皆さんしがぎん経済文化センターの熱心なスタッフの皆さんに心より感謝です。 高島公演のガリバーホールは美しい素晴らしい響きのするホールでとっても素敵な演奏会になって楽しかった! 自然に囲まれたガリバーホール。CD録音にもよく使われるくらい素晴らしい響き。来年も楽しみ。 月曜は今月末に関西フィルと共演する大阪府立三国丘高等学校弦楽オーケストラの皆さんの指導に行って来た。みんな明るくて元気でとっても楽しかった。みんな頑張ってね!コンサート楽しみにしています! 共演する2年生の皆さんと。 見学していた1・3 年生や先生方と。 それでは皆さんコンサートとエンター・ザ・ミュージックでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 ※10/4高島公演のevent reportはこちら
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2015/10/4 10月6日のエンター・ザ・ミュージックから番組2年目突入になります。スポンサーを継続して下さった阪急電鉄、ワンダイニング、コーセー化粧品の皆様とテレビ東京&BSジャパンの皆様に心から感謝しております。 エンター・ザ・ミュージック2年目突入の第1回はサックス須川展也さんとの人気シリーズ吹奏楽部訪問第4弾!で高校吹奏楽の最高峰の一つと言われる名門千葉県市立柏高等学校へ行ってきました。 コンクール課題曲をコンクール前に指導するというとんでもない企画に加え、総勢200人以上からなる総合芸術や市立柏を最高レヴェルに育てた石田修一先生の素晴らしいお話や指導他どうぞお楽しみに! みんな明るくて元気!とっても楽しかった! 石田修一先生お人柄も素晴らしかったです。須川さんのアドヴァイスも面白く楽しかった! 3日の日曜はサントリーホールの秋シーズンオープニングのガラコンサートでした。東京交響楽団と僕が出演したのは後半だけだったけど4時間近くの壮大なコンサートで、前半は豪華なソリストの皆さんのパフォーマンスを楽しんだ。 後半共演したソリストの皆さんも本当に素晴らしかった!ウィーンフィルの首席トランペットのシュテファン・ハイメルさんの現代楽器にも関わらず古楽器風の素敵な音色!僕はピアノのシプリアン・カツァリスさんの大ファンで今回の初共演はカツァリスの優しいタッチがどこまでも美しく…至福の時間でした…。 10年以上前に僕が日本フィルと初演した吉松隆さんの「Fugaku」は尺八の藤原道山さんと二十絃箏の黒澤有美さんの和の響きとオケサウンドがドラマチックに絡みあってとっても素敵で改めてこれまで再演しなかった事を反省。 エンター・ザ・ミュージックでも紹介したクロマチックハーモニカの南里沙さんの心震えるカンタービレに初めて聴いた方々はびっくりしてくれた手応えが嬉しかったし、ソプラニスタ岡本知高さんのピアニシモからフォルティシモまで魂のこもった歌唱は圧倒的。 最後は僕の大好きな黛敏郎さんの「舞楽」を今回のための振り付けでシャンブルウェストの皆さんのバレエと共演。立体的なアイデアと東京交響楽団の素敵な演奏で今回ならではのパフォーマンスを楽しんで頂けたのでは。 司会の高嶋政宏さんはロックファンで知られるが、僕が指揮したタルカスのCDが愛聴盤だそうでお人柄もとってもきさくで意気投合出来て嬉しかった! 出演者の皆さんサントリーホールの皆さんありがとうございました! カツァリスさん最高でした!また絶対に共演したい。 吉松隆さんも「Fugaku」の再演にご満悦。10月30日の関西フィル定期聴きに来てくださるそうです。 高嶋さんと道山さんと。楽しい打ち上げでした! 南里沙さんの前半のギターの渡辺貝義さんとのデュオも素晴らしかった! かみさんが去年YouTubeで里沙さんを知ってからエンターザミュージックで共演、サントリーホールデビューと続いて嬉しいです。セカンドアルバムも必聴! 二十絃箏の黒澤有美さんは僕の大学の後輩と後から知ってびっくり。また再演したい。 岡本さんとハイメルさんと写真撮りそこねて残念! 今日4日は朝イチで滋賀県へ移動して関西フィルと毎年恒例の高島公演。滋賀シリーズは全公演完売だそうで有難い事です。 10月12日の東京銀座でのパーティーは何方でも気軽に参加して頂けます。 今からでもお友達でも誘って如何ですか?ゲストは僕の大好きなソプラノ半田美和子さんです。 それでは皆さんエンター・ザ・ミュージックとコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2015/10/4 <管理人より> 次回10/6(火)の「エンター・ザ・ミュージック」 (BSジャパン(7ch)毎週火曜23時~23時半) サクソフォン奏者・須川展也と吹奏楽部を訪問!第4弾! |
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2015/10/1 エンター・ザ・ミュージックご覧下さった皆様ありがとうございました。番組スタートとして1年の最後の2週で菅野祐悟さんに冨田勲先生と邦人作曲家を特集できて良かった。 番組2年目突入になる来週10月6日は須川展也さんとの人気シリーズ吹奏楽部訪問第4弾!で、全国の中でも最高峰といわれる千葉県柏市立柏高等学校に行ってきました。なんとコンクールの課題曲をコンクール前に指導するという恐ろしい企画です。どうぞお楽しみに! とっても楽しかった!凄いパフォーマンス!石田修一先生素晴らしかったです。 火曜日は11月14日に名古屋フィルと共演する名古屋市民コーラスとリハーサル。今回は英国宗教音楽プログラムでエルガー、ラター、ヴォーン・ウィリアムズと難度が高い上に最初は慣れない英語に苦戦していたけど、ずいぶん形になってきた。ヴォーン・ウィリアムズがまだまだで、実力のある合唱団なのでどこまで進化できるのか楽しみ。 今日(1日)は10月3日のサントリーホール秋シーズンオープニングのガラコンサートのリハーサル初日。 今回は豪華なゲストの方々が登場する華麗なるガラコンサート。以前僕が初演を指揮した吉松隆さんの霊峰富士によせる七つの響景「Fugaku」を再演できるのが嬉しいし(尺八藤原道山さん二十絃箏黒澤有美さん)、黛敏郎さんの「舞楽」を舞踊付きで演奏したり、ハーモニカの南里沙さん!やソプラニスタの岡本知高さんとの共演他とっても楽しみです! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! エンター・ザ・ミュージックでも共演したクロマチックハーモニカの南里沙さんと東京で初共演!嬉しいです。 藤岡 幸夫 |
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