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2019年

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2019/9/1

「東大阪市文化創造館の関西フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会を拝聴しました」  津田玲子

いつも貴重なひとときを有難うございます。先程、東大阪市文化創造館での柿落としコンサートを拝聴してきました。興奮さめやらぬまま、こうしてメールさせていただいています。前半は、かろやかな響き。そして後半のマーラーの「巨人」は、圧巻でした。途中、楽章間のお客様のお喋り。普通なら、指揮者の方は迷惑そうになさるのに、藤岡さんは寛容に振る舞ってくださいました。ここに、藤岡さんの人としての器の大きさを感じました。有難うございます。今回、拝聴して「生きてて良かった!」と、しみじみ思いました。帰り道で、藤岡さんと奥様にご挨拶できたのも、嬉しかったです。東大阪市の特別顧問として、これからもどうぞよろしくお願いいたします。本当に有難うございました。
2019/8/29

「関西フィル ハーモニー管弦楽団 第9回城陽定期演奏会」  Fu(ふ)

2019年8月25日 文化パルク城陽 プラムホール
管弦楽/関西フィルハーモニー管弦楽団
指揮/藤岡幸夫 (楽団首席指揮者)
ピアノ/清塚信也
コンサートマスター/岩谷祐之

アディンセル/ワルソー・コンチェルト
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
  松任谷由実(arr. 清塚信也)/春よ、来い

ベートーヴェン/交響曲第7番
  エルガー/弦楽のためのセレナード 第3楽章


関西フィルの恒例、城陽定期演奏会、前半は清塚さんのピアノで、映画音楽として作曲されたワルソー(ワルシャワ)・コンチェルト、イージーリスニングやフィギュアスケートの演技としての需要に比して、クラシックの演奏会ではあまり演奏されない珍しい曲です。次にはワルシャワはポーランドの首都ということでショパン、で計2曲。後半は純然たる交響曲だから清塚さんはいませんが、清塚さんが「のだめカンタービレ」で演奏の出演をしたということを引っ張って、ベートーヴェンの7番ということのようです。

ホール入り口に上がる階段の直下にはアップライトのピアノが置かれていて、誰でも弾けるようになっています。ホールか移譲後も終演後も子供たちがすごく上手く弾いてました。
場内は札止めの大盛況。

開演前 藤岡さんのプレトーク&ワルソー・コンチェルト:
藤岡さん登場で「本日、指揮と……」と指揮以外の役割を言いかけて止めます(後で清塚さんから突っ込まれてました)。定期演奏会なのに思わず「指揮と司会」と言いそうになったみたいです。
まず清塚さんを「バラエティでアホな話をしているが、実力派で…」それから人柄の良さを褒めて清塚さんを紹介、登場した清塚さんに場内拍手喝采。あとは長いのでほぼカットしますが2人の漫才になりました。清塚さんは藤岡さんにヨイショされましたが、さっき"アホな話をして"って言ってる、と突っ込んだりしていました。
とはいえ、途中で野球のひいきは二人とも西武ライオンズということで、客席を完全に置き去りにして意気投合。ちなみに清塚さんのライオンズの記憶は森監督時代から、藤岡さんは球団名がクラウンだった時代からで、藤岡さんは清塚さんの中では伝説の選手(田淵とスティーブとあと誰か)を生で見たという話をしていました。
あとはラフマニノフに断られたから、と代わりに仕事が回ってきたアディンセルの心境を想像してみるといった内容その他多数でした。ちなみにここではベートーヴェンの話はありません。
その「ワルソー・コンチェルト」、清塚さんの出してくる濃淡というか粘りとクリアというかのコントラストが只者でなかったです。

途中で再びトーク&ショパン ピアノ協奏曲第1番:
最初は「ワルソー・コンチェルト」の演奏を振り返っての話。実はこの日がこの曲の初挑戦だった藤岡さんと清塚さんは非常に喜んでました。特に清塚さんは関西フィルを「サイコー」と称えています。とはいえ、清塚さんは笑いをとるも忘れず、旧知の仲であるチェロの向井さんをいじり、向井さんも心得たものでとぼけた反応をしていました。
次に演奏するショパンのピアノ協奏曲の話は一応…あくまで一応真面目にする2人。この曲は39歳で没したショパンが20歳頃書いたのですが、清塚さんは高校生の時のご自身がこの曲にもっていた印象と、ショパンの死の年に近づいた現在持っている印象の違いという、笑いをとりつつドキッとする発言。藤岡さんは曲の完成度というか未熟さの話をしていて、現在は好きな曲、という話。
藤岡さんと関西フィルの合いの手もさることながら清塚さんの透明感溢れる、また水晶のような演奏がほぼ全てではないでしょうか。第1楽章が終わったところで拍手が出ました。
清塚さんのアンコールは、「24時間テレビ」中で松任谷由実さん、羽生結弦さんと披露した1曲。後ろに行くほど崩れる寸前のすごい指さばき。

後半の最初, 再びトーク&ベートーヴェン 交響曲第7番:
今度は藤岡さんだけで前半忘れていたベートーヴェンの交響曲第7番について数分もかけずに説明、気難しいイメージのベートーヴェンがこの曲を作ったときの心境(不滅の恋人との関わり)と一言で表す各楽章、といった内容でした。
藤岡さんのトークとも絡むのですが、楽しい気分満開でした。そこに清冽が加わった感じです。

演奏後はいつものマイク無しの藤岡さんのお話でした。清塚さん目当てに初めて関西フィルを聴きに来た方への演奏会の案内、エンター・ザ・ミュージックの案内などを取り混ぜて。
そしてアンコールでした。

注:トーク等は主旨の一部を拾っただけ(=最重要なことを忘れている可能性あり)、また時系列は一部入れ換わっています。また随所に場内から笑いが出ています。
2019/7/30

関西フィルさんの友の会の津田玲子と申します。

いつも貴重なひとときを有難うございます。私は東大阪市民です。9月1日の市民会館の柿落とし、楽しみです。以前、森末さんが退団された時、橋本まで行き拝聴しました。切なくて涙ボロボロでした。楽屋口では、藤岡さん、たくさんのファンの方々に囲まれていらっしゃいましたよね。皆様、喜んでいらっしゃいましたよ。そのファンサービス最高!森末さん、あれからバンコク交響楽団へ行かれて、1年間指導されたそうですよ。今はカルチャーセンターでヴァイオリンを教えていらっしゃるそうですね。良かったです。ひとつ質問なんですが、シベリウスさんはレクイエムを作曲なさっていらっしゃいますか?実は、私の高校時代の親友のご主人様が、上田益(うえだすすむ)先生という作曲家なんです。レクイエム・プロジェクトとして被災地を回っていらっしゃいます。レクイエムが専門だそうです。是非、一度お聴きくださいね!凄い先生だと、私は思います。私、現在、精神障害者2級です。調子の波があって、調子いい時はフェスティバルホールや、シンフォニーホールに出かけられるのですが、調子悪い時は、ずっと横になっています。9月1日は、最寄り駅からすぐですので、必ず拝聴しに参ります!関西フィルさん、藤岡さんは私にとって命の恩人、命の恩楽団です。本当に有難うございます。9月1日、楽しみです。暑いですから、くれぐれもご自愛くださいますよう。 津田玲子(61才)

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