藤岡さんから、2006年の12通目のお手紙が到着しました。 スペイン・オヴィエドでのオペラの準備が3週間め入って「いよいよ大詰め」の藤岡さんからのお手紙です。 (今回は写真がなんと9枚も!室内の演奏者の皆さんとの写真はたぶん暗いためにやや画質が荒いですが、これもなかなかリアルでいいですよね。お楽しみください。 ) 皆様のご感想のメールもお待ちしています。
皆さんこんにちは。 スペインの世界遺産都市の美しい古都オヴィエドに来て3週間め入っていよいよ大詰めです。 イギリスを代表するソプラノのジョアン・ロジャース(ブリュッヘン、アーノンクール、等とのCD、DVDで有名)を筆頭に素晴らしい歌手達がそろって、アンサンブルも練りあがってきた上にオーケストラも抜群で楽しくやってます。 また今回は今シーズンの唯一のオヴィエド歌劇場の新演出なので(他の演目は全て、イングリッシュナショナルオペラやリヨンオペラなどとの共同プロダクション)スタッフの力の入れようも凄い。 今滞在してるアパートはオヴィエドの歴史地区とされる古い小さな丘の上にあって、カテドラルや教会の中を抜けて毎日劇場に通っています。それはまるで中世にタイムスリップした感覚です。
オペラ座。
※本ページの写真は藤岡さんのプライベート写真です。 無断転用はお断り致します。