皆さん、こんにちは!
今、オーストラリアのパースの帰りの飛行機の中です。
機内でワイヤレスでインターネットをできるなんて、すごい時代になったものです。
昨日のスミ・ジョーとのコンサートは、一生忘れないコンサートになった。
スミ・ジョーのCDは学生のころから何枚も持ってたし、素晴らしいのはわかっていたけれど、いやはや、指揮台の上で感動を通り越して、驚愕してしまった。
今回のプログラムはソプラノにはとんでもなくハードで(ルチアの狂乱の場、リゴレット、ホフマン、ドニゼッティのリンダ、椿姫、etc) どうなるのかと思ったけど、本当に凄かったです・・としかいいようがない・・・。
美しい声に完璧なテクニックはもちろんのことだけど、何より彼女の音楽が素晴らしかった。。
序曲からの超満員のお客さんの熱狂振りも気持ち良かった。
オーケストラだけの曲は「運命の力」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」、「ローマの謝肉祭」に「タイスの瞑想曲」etc、とやりがいがあってオーケストラも抜群だった。
とにかくここのオーケストラとは7年来の付き合いで相性がすごくいい。
リハーサルも毎回本当に楽しい。
来年の4月には定期でオール20世紀プロを振りに戻るのが楽しみ。
ところで今回はリハーサルはなんと3日間。
初日にピアノリハーサルをたっぷり。そしてオーケストラと2日間の練習。3日間を通しての彼女はとても音楽に対して真摯で、人柄も素晴らしかった。
最近友人がココ・シャネルの言葉を教えてくれた。
曰く、
女性の美しさは「武器」であり
装いは「知恵」であり
謙虚さは「エレガント」である・・
彼女は音楽家として超一流なだけでなく、女性として、人としても超一流でした。
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オーストラリアで音響が最も美しいと
いわれるパース・コンサートホール。。 |
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この時期のオーストラリアではこの紫の花が(日本の桜のように)咲き乱れる。大好きな花です・・。 |
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