藤岡さんから、2006年の10
通目のお手紙が到着しました。
11月のますますのハードスケジュールに備え、猛勉強中の藤岡さんのご報告です。
(今回の写真は携帯で撮影したプライベートで撮影された写真2枚です)
皆様のご感想のメールもお待ちしています。

皆さんこんにちは。
ひさしぶりに東京にいます。

と言っても、来月の仕事の勉強で仕事部屋にこもりっきり。

来月は関西フィルとピアノのケンプとの共演、東海大仰星の学校公演(毎年みんなに会うのを楽しみにしてます!)の後、オーストラリアのパース(2年ぶりかな?)でソプラノのスミ・ジョーとの共演、オーストラリアからスペインへ直行して、Oviedoという街のオペラハウスでブリテンの「ねじの回転」を振ります。新演出なので、一ヶ月の滞在でどうなるか楽しみ。

ブリテンという作曲家は日本ではまだ人気があまりないけど、本当に凄い作曲家だ。本来オペラ作曲家と呼ばれてもよいくらい素晴らしいオペラを幾つも残していて、「ねじの回転」も傑作!
スコアを読んでてゾクゾクする。

ブリテンの音楽は才気に溢れ、高貴で、音に無駄がなく強烈なインパクトを持ってる。チャンスがあれば是非聴いて欲しい。。

ブリテンのスコア。
この数年は大体毎日明け方に起きて楽譜を読む。
東京にいるときは、勉強机の目の前から陽が昇る。この瞬間が好きだ。

全然話は変るけど、名指揮者ショルティがプレゼントしてくれた指揮棒を久しぶりに眺めたら、11年前の一昨日の日付だったので、2000年に書いたお手紙(「ショルティの思い出」)を紹介します。

http://www.sachio-fujioka.net/manchester/letter20001002.html

それでは皆さん、コンサートでお会いしましょう!!

2006年10月30日





 
PS1 関西フィルの定期を聴きにいった。指揮は元ベルリン・フィルの首席オーボエのシェレンベルガー。指揮もオーケストラも素晴らしい演奏だった!自分の立場を忘れて楽しみました。お疲れ様でした。

PS2 DVDで「三丁目の夕日」をみて涙をこぼした。単純に感動した。あのころはみんなが夢を追ってるいい時代だったんだなぁと思う。。

PS3 日本ハムの優勝が嬉しい。僕は、21世紀はなんでもかんでも東京ではなくて、地方都市が経済・文化で盛り上がらなきゃいけないと信じてる。新庄はあれだけ北海道を盛り上げたんだから凄いね。
 

※本ページの写真は藤岡さんのプライベート写真です。
 
無断転用はお断り致します。


〜藤岡幸夫さんを応援するWEBの会より〜
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