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コンサート・ホール前。響きが本当に美しい。この建物の中に団員全員の個人の練習室、セクションリハーサル室、事務局、ライブラリーが揃う。
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2ヶ月半ぶりに関西フィルに戻って(やっぱりほっとする。)、チャイコフスキー2・5番、ハイドン「天地創造」、加古川でクリスマス、田辺と大阪で第九。 どこも今の関西フィル&藤岡の個性を出せたと思う。
チャイコフスキーではいずみホールとオケの相性が抜群と改めて感じたし、今までとはまた違った5番になったと思う。関西フィルの繊細さと熱さがよくでてた。天地創造は大阪アカデミー合唱団が素晴らしかった!川端先生の細部にわたる普段の厳しい指導が伝わってくる。(この合唱団は毎日、曜日ごとのグループに分かれて川端先生の指導を受ける。アマチュア合唱団としては理想的だと思う)。オケもチャイコフスキーとは全く逆のアンティークな音創りで大変だったはずだけど短時間でよく頑張ってた。ハイドンはこれまで随分関西フィルと取り上げてきたので少しづつ自分達のハイドンのカラーが出来てきたかな。
加古川でのコンサートは2回目。ビックリするくらい(失礼!)美しいホール。お客さんとの親近感が楽しめる暖かいコンサートでした。次回も続きそうなので楽しみ!
第九は去年で見えてきた自分なりの第九の形がやっと今回はっきり見えた気がする。この曲には一生悩むだろうけど、この形をどこまで掘り下げていけるかだと思ってる。第九は関西フィルとも随分演奏してきた。自分の形が見えてきたのも関西フィルのおかげだと本当に感謝してます。それから田辺合唱団(田辺、大阪の関西フィル定期両公演)が素晴らしかった!こちらも原先生の厳しい指導の賜物。しかも高校生が80人(田辺の学校の合唱は全国レヴェルで有名)もいるのにビックリ。素敵なことです。全体としてピッチのとり方がすごく良いので各声部がとてもクリア。終演後の高校生達の表情が爽やかで良かったなぁ。
日本に戻ったら気がつけば師走。一年が本当に早い。
今年はなんと23日の毎年恒例のシンフォニー・ホールでのクリスマスコンサートが仕事収め。嬉しいー!!デヴュー以来、年末年始が忙しかったのでのんびり年越しを楽しめなかった。今回は思いっきりダラダラするつもり。
応援して下ってる皆さん、今年も本当にありがとうございました!!
2004年12月22日
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