皆さんこんにちは。
今月は携帯電話ホームページで書いた関西フィルとのいずみホールでの新しいシリーズ、名古屋国際音楽祭、シンフォニーホールで毎年恒例の東海大仰星のみんなとのコンサートの後、読響さんとのテレビ収録が終わってちょっと一息。
この仕事は急に決まったので休日返上。
収録はとにかく時間がかかる。2時に始まって終わったの11時半!
でも最後までオケの雰囲気が明るく演奏も真摯で集中力抜群。とにかく棒に対する反応が素晴らしく敏感。曲目は全部モーツァルトでスタイリッシュで生き生きとした演奏。ありがとうございました!
7月3日放送(詳しくはTOPページ)。ビートたけしの番組だけどタレントさんとの絡みはありません。指揮してるだけです。でも古楽器オーケストラも出演してて結構面白いかも。
さて日曜からシドニーに行ってきます。
ここにはオーストラリアを代表する音楽大学があってここのオーケストラと2度目の共演。練習は1週間たっぷりあるので久しぶりに余裕を持って仕事できそう。
昨日は和歌山で夏のコンサートの合唱練習。
このコンサートを始めて今年で4年目。とにかく毎年合唱団員とお客さんを増やしてきた楽しみなコンサート。いつもこの時期に梅雨が明けて大好きな夏がやってくる。
ところで大阪宿泊で朝食食べてたら飯守先生に会った。僕はブルックナー大好きでマーラーはあんまり好きじゃない。飯守先生も同じだそうで曰く、「マーラーの音楽は病んでいて、ブルックナーの音楽には救いがある。」 なるほどー。マーラーとブルックナーを両方振る人って信用できないとか結構勝手なこと言って楽しい朝食だった。
実は以前に僕の振るブルックナーの1番をショルティがすごく褒めてくれてその後マンチェスターでのブルックナーフェスティバルで3番を振るチャンスをもらって批評がすごく良かったり、BBCのブルックナー・シリーズで振らせてもらったりしてて、今でもブルックナー振りたくてしょうがないんだけどなかなかチャンスが無い。
まぁ50過ぎてからの楽しみにしようと思ってます。飯守先生&関西フィルのブルックナーの4番の定期行けないのが残念。
来月はシドニーから四国に直行。関西フィルと連続6公演(一般売りは無し。ごめんなさい)。いよいよ夏だー!
それではまた!
(7月1日追記 注)本当はマーラーとブルックナー両方振る指揮者がほとんどです、何を隠そう僕もその一人です。どちらの音楽も素晴らしいもの。それを分かった上でのブルックナー賛美者のジョークですけど、中傷と受取られかねられないと注意を頂いたので、本注釈をつけました。誤解させてしまったらごめんなさい。
2004年6月23日
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海辺の某所でちょっと生き抜き。
スコアを読む藤岡さん。
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