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ホテルの前の広場。お昼時になると、突然沢山の人で賑わう
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左がpekka/kuuisistoで右がコンマスのclaudiaイタリア系。コンマスはまだ若いが、後ろのおじさんやおばさん達(オケの平均年齢はそんなに低くない)にしょっちゅうアドヴァイスを出す。
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さて帰国したら、梯君と大阪シンフォニー・ホールでモーツァルトの協奏曲2曲、次の日24日はサントリーホールで日フィルと、今年最も気に入ってるプロのひとつで吉松さんの傑作「鳥たちの時代」と「火の鳥」他。「鳥たち・・・」は本当に素晴らしい作品。シベリウス風のメロディが噴出すところや、鳥が大空を悲しく羽ばたく風景ETC、是非聴いて欲しい。
そして次の週は関西フィルとの定期でショスタコーヴィッチの11番「1905年」と、須川さんのSAXで吉松さんFG協奏曲改訂版初演。ショスタコーヴィッチの11番はあまり深いとは言えないという人もいるが、まるで最高品質の映画音楽のように壮大な革命のドラマの情景が眼に浮かぶ作品。またどの楽章もメロディが親しみやすい。特に3楽章の美しさはには本当の悲しみがある。泣けます。
本当は4番や8番も好きなんだけど、今回はショスタコーヴィッチ嫌いの人にも聴いて欲しくて、11番を選んだ。
関西フィルの奏でる炎のドラマ、お楽しみに。
その後、関西フィルと大阪の新NHKホールでチャイコフスキーの5番、そして今年もまた第九(今回は6公演)に突入。第九の合間に、今や深い繋がりとなった京都の城陽や、岸和田でクリスマスコンサート。などなど。
それではまたコンサートで会いましょう!
2002年11月15日
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