さて名フィルの直後イギリスへ。
吉松さんとの通算5枚目のアルバム。
今回は交響曲4番(初演)にトロンボーン協奏曲「オリオンマシーン」(ソリストは
ヴィ−ンフィルの首席のイアン・ブスフィールド)、それにアトムハ−ツクラブ組 曲。今までまた全然違うコンセプト。
交響曲4番は今回はなんて表現したらいいんだろう?(今、隣の吉松さんに聞いてるんだけど)・・・・・。
1楽章は、鉛の兵隊とねずみのバトル、2楽章はサーカス、3楽章の美しさはここでは言い表せません!吉松さん初の「アダ−ジェット」。今までと違う美の世界。4楽章は春の風と少年のスキップ。3番とうって変わってコンパクト。
初日、BBCはYOSHIMATSUだからとファーストヴァイオリン16型の大編成を用意してくれたけど12型に絞りました。5月に関西フィルと日本初演します(後半はチャイコフスキーの4番)お楽しみに!
トロンボーン協奏曲は最近ロンドン交響楽団からヴィ−ンフィルに移籍したイアン。 彼の持つ美音を駆使してこの曲の持つ深遠さを強調した演奏。(カデンツァはかなりイッチャッテましたけど)。
日フィルの首席の箱山さんのノリノリの演奏(CD出てます。是非聴いてみてください!これまた最高。)とはまた全然違って面白かった。
最後は「アトムハ−ツクラブ」組曲。弦楽合奏のロック!オケのメンバーは大喜び。 最後の和音、狂ったように叫び声を上げて足踏みとともにフィニッシュ。このテイク
で発売されます。 とてもクラッシックとは思えない?
というわけで明日(29日)吉松さんと日本へ。僕は4月1日のコンサートのためで4日間だけの日本滞在。
みなさんまたメール待ってます!
2001年3月30日
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