日本国内の夏のコンサートのあと、ベルファストでの演奏へ
と帰国された藤岡さんから、日本に向かう直前にお便りが届きました。さあ、この秋は、たくさんのコンサートが控えています。みなさん、コンサートにいきましょうね!


皆さんお元気ですか。

ぼくはきょうやっとベルファストから戻ってきました。
遅れていた皆さんからのお手紙へのお返事もやっとできました
遅くなっちゃって本当にごめんなさい。

それにしてもきつい一週間でした。
ここのオケ(アルスター管弦楽団)は久しぶりで良く知っているメンバーと再会できるのを楽しみにしていたのですが、曲目がや ったら多くて、それどころじゃなかったです。

ここのオケは毎年8月はBBCの特定の作曲家のシリーズをやっていて、今年はイギリスの作曲家 「バックス」(ちなみに前回ぼく が振ったときは「ブルックナー」でした)。この人の作品を中心に したプログラムを一つと、それ以外のプログラム二つを毎週演るん だからオケも大変です。

ところで昨晩のコンサート、Nickが組んでくれたプログラムはかな りイケてました(マンチェスター以外のほとんどのプログラミング はマネージャーのNickにまかせています)。
前半が 「火の鳥」とハイドンのピアノ協奏曲(D major)、 後半がプロコフィエフのピアノ協奏曲1番にショスタコーヴィッチの 交響曲9番(ピアニストはデミデンコ)。 振っていてすごく楽しかったです。お客サンも足踏みをするくらい 喜んでくれました。

コンサート後はレセプションを振りきって、珍しくNickと二人きり で夜中まで楽しく飲んでいました。

今回は速攻で日本にもどります。
                 日本の夏が一番!


                  2000年8月11日
〜藤岡幸夫さんを応援するWEBの会より〜
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