日本国内のこの夏のコンサートが一区切りついた藤岡さんから、お手紙が 到着しました。
今もプライベート写真付ですよ。いずれの写真とも大きめのJPEG写真にリンクを張ってあります。
お手紙とともに、 是非お楽しみくださいね!!


残暑お見舞い申し上げます。

メールを頂いた方へのお返事遅れちゃってごめんなさい。お盆明けまでには皆さんにお返事を書きますので待っていてくださいね。

7月の関西フイル、8月の日フイルの応援、本当にありがとうございました。
関西フイルは三回とも違った雰囲気で、演奏している側もとても楽しかったです。 これで少しでもクラッシックファンが増えてくれればと思っています。
日フィルの夏休みコンサートも毎年楽しみにしていて、今ではこれを振らないと夏を感じられないくらいです。とにかく子供相手に毎回真剣に演奏する日フィルは素晴らしいし、僕も何回も同じ曲を振るので凄く勉強になります。


さて今回は僕のマネージャーNickの紹介をしようと思います。

Nickは僕のジェネラルマネージャーっといって基本的に全ての僕の仕事を管理してくれています。
彼と会ったのは今から7年前で僕が音楽院にいた頃です。
噂を聞いてロンドンからわざわざ僕が音楽院のオーケストラを振るのを観に来てくれたのです。
Nickは若い頃はボーンマウス交響楽団のファーストヴァイオリン奏者で彼が言うには 「コンクールは信用しない自分の眼が一番確か」だそうで、当時からすでにシャイー やテミルカーノフといった大物のマネージャーをしていただけでなく会社(IMGといいます。)の指揮者・ソリスト部門の監督という立場なのにまるでプロ野球のスカウトのようにヨーロッパ中の若いアーティストを見てまわっていたのです。
その彼に「面倒をみたい」といわれた時は、本当に嬉しかった。
僕が彼と正式に契約するとき彼は僕に「僕は君をゆっくり育てたい」といってくれていて、僕もそう言ってくれる彼をまるでコーチのように信頼していると同時に本当に感謝しています。


※こちらはマンチェスターの本番前に雑誌ターザンを読んでリラックスする藤岡さん。


彼はいつも僕の大切なコンサートは全て観にきてくれて(東京にも2回きてくれています。)コンサート後に大切なアドヴァイスをくれます。
6月のマンチェスターのコンサート後に、彼が「サチオ、5年間で随分成長したよ。これからは次のステップだ。」と言ってくれたのが凄く嬉しかった。
僕の指揮者人生はこれからが勝負。がんばります。

では、みなさんも素敵な夏をお過ごし下さい。
         2000年8月11日
 

PS 1 来週からアイルランドのベルファストで仕事です。ここのオケを振るのは久し ぶり。コンサート1回と2つのBBC放送用の録音で全部プログラムが違う!勉強が大変です。

PS 2 マスターキートンとモンスターというマンガにはまってしまいました。 この 忙しい時にマズイ。

PS 3 次の機会には僕の日本のマネージャー大沼さんを紹介しますね。

PS 4 9月5日に関西フィルとMeet the Classic という新しいシリーズがスタートし ます!今回は僕の選んだ最高に楽しめるオーケストラ曲を桂小米朝さんの司会で指揮 します。関東の皆さんも観光がてら是非いらしてください!いずみホール最高の雰囲 気ですよ!詳しくはこのHPで早急に発表しますが、お急ぎの方は06−6577−1381関西フィルへ!
  




※本
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〜藤岡幸夫さんを応援するWEBの会より〜
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