藤岡さんから、今年第3回めのお便りです。
超過密スケジュールの来日を無事完遂され、一旦英国へお戻りになりました。
今回は、そのマンチェスターからのお手紙です。



みなさんお元気ですか?
きのうManchesterに帰ってきました。
今回は《吉松 特集》の予定でしたが、その前の軽い
お手紙です。
ところで、4月5日発行のMostry Classicsご覧にな
っていただけましたか?《吉松 特集》で、なんと、
14ページ。ぼくもビックリ、現在の作曲家をこれだ
けおおきく取り上げるのは本当にめずらしことなので
す。
Mostry編集部のみなさん、“YOU ARE GREAT!”
まだ読んでいない方はすぐに発行元の産経新聞に問い
あわせてみてください。多分GW明け前なら大手CDシ
ョップかコンサートホールで入手できるはずです。

さて4月は大阪で充実した一ヶ月でした。
大フィルとの初共演はワクワクもので、リハーサル、本番
を通して、音楽のことだけに集中できたのが嬉しかったで
す。ルトスラウスキは最高でした。

関西フィルとの2回のコンサートも満員のお客さんで、す
ごく気持ちのいいコンサートでした。
関西フィルの持つPASSIONと繊細さであたらしいお客さま
をつかむことができたらと思っています。
我々のまず最初の目標はとにかく、クラシック音楽を身近に
感じてくれる人達を増やすことです。そのための企画も沢山
予定されているのでみなさん楽しみにしていてくださいね。

来週はマンチェスター室内管とMendelssohnの3番、それ
にロシア人のメルニコフとShumannのPcon etc.です。
メルニコフはぼくの大好きなピアニストで11月には、ス
イスでモーツアルトを演る予定。
とにかく今ヨーロッパで大人気のピアニストなので、来日
した時に聴いてみてください。ShostakovichとMozart、
どちらでも勝負できる人はザラにはいませんよ。 
それでは次こそ「吉松 特集」です。


                  2000年5月3日

追伸

先月発売の「レコード芸術」にも《吉松 特集》があります。
内容はさらにマニアックで、これもまた必読です!
吉松 支持者としては本当にありがたいことです。


※右の写真は、
 
撮影:設楽茂男
 写真提供:「メンズクラブ・ドルソ」99年秋号/アシェット婦人画報社刊」
 です。無断転載をお断りします。

〜藤岡幸夫さんを応援するWEBの会より〜
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