みなさん、お元気ですか?
ナント、これが今年初めてのレターですネ。
12月から2月初めまで、本当に忙しかったのでなかなか
書けなくてにゴメンナサイ。
1月から関西フィルの正指揮者に就任しました。
すでに3回コンサートを済ませました。コンサートに
来て下さったみなさん、本当にありがとうございます。
これからも(僕が振らない時でも)関西フィルを応援
して下さいね。
僕は、前々から日本でのクラシックの底辺を少しでも
拡げたいと言ってきました。
東京はすでに、ある程度底辺は出来上がっていると
思っています。東京の人口に対する演奏会数というの
は、相当なものだと思っています。
問題は「地方」で、いかにクラシックを身近に感じる
人達を増やすか?ということだと考えていたので、
今回、和歌山県の橋本、粉河という町でコンサートを
できた事を本当に良かったと思っています。是非、
来年も指揮できたらなあ・・・。橋本、粉河のみなさ
ん、又、呼んで下さいね(僕自身、とても楽しめまし
た!!)。
橋本の公演後、1週間イギリスで仕事をしてきました。
相変わらずサエない天気でしたが、かえって、音楽に
集中出来ました。
2月の初めにまた日本に戻って来て、粉河の公演の前
に、関西フィルの事務局の西浜さんといくつかのホー
ルへ挨拶まわり。とても積極的な話が出来たので、こ
の先、長いスパンで何かコンサートの企画が出来るの
では・・と、とても楽しみにしています。
来週からまた寒いヨーロッパです。
とにかく外国で仕事をしている時に、どれだけ貯金
(音楽の・・ですよ、お金ではありません)できるか
だと思っています。
次に、日本のみなさんにお会い出来るのは春ですね。
楽しみにしています。
2000年2月10日
PS1.今、読み返てみたら今回の文章オモシロク
ないですネー。ゴメンナサイ!
PS2.今日は音楽のことをあまり考えたくなか
ったので、近くの喫茶店でマンガを読ん
だりしちゃいました。たまに読むマンガ
ってハマリますよね。
ちなみに、おカタイ本もチャンと読んでま
すよ。今は、ポール・ジョンソンの
「ユダヤ人の歴史」を読んでいます。
PS3.たった今、ロンドンのマネージャーが、
2月3日付の英国の全国紙Timesの批評を
FAXしてきました。
Bergのピアノソナタをオケに編曲したもの
と抒情組曲、それにMozart Sy 25、Fluto
協奏曲というハードなプロだったのですが、
ジェラード・ランナーという辛口の人が
良い批評を書いてくれたので、マネージャー
も僕もちょっとイイ気持ち(?)。
それでは、また。
※右の写真については、
撮影:設楽茂男
写真提供:「メンズクラブ・ドルソ」99年秋号/アシェット婦人画報社刊」
です。無断転載をお断りします。
|