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藤岡さん、はじめまして。
初めて聴かせていただいたのは、昨年東京フォーラムでのマンチェスター室内
管弦楽団(ゲスト米良美一氏)演奏会でしたが、その時は吉松作品にも(過去
サクソフォン協奏曲をCDで聴いたことはありましたが)特に興味なく、演奏会
も米良氏を生で聴いてみたかったという目的でしたので、全然予習もせずに行った
のです。
しかし、管弦楽団なのにオーケストラ並の音量や暖かい響きと指揮者さんとの
和気あいあいとした演奏に、こちらまで幸せな気持ちで、思わぬ贈り物をいただ
いたという印象でした。改めてお礼申し上げます。
その時の藤岡さんの印象は、「とっても楽しそうに音楽をなさっている」ことと 「トライアングルをチーンと3回くらい、必死な顔で鳴らしているおもしろい
方」でした・・・。
それからしばらく忘れていたのですが(^^;)、大好きなコヴァルスキーの
伴奏ピアニストさんがソロは現代音楽(ケージとフェルドマンなど)しかCDを
出していない方だったので、ここのところ集中して聴いて、その不協和音とメロ
ディのなさに疲れた時、吉松作品「プレアデス舞曲」を偶然聴き、その美しさに
ノックアウトされて作品を探し歩いて再び藤岡さんにたどりついた次第です。
遠回りでしたが、これからずっと吉松作品と藤岡さんの演奏を楽しみにしたいと
思います。次の吉松作品のCDは何で、いつ頃発売の予定ですか?お教えいただ ければ幸甚に存じます。
また、ぴょーとるさんと重なることもあると思いますが、現代音楽の不協和音に
満ちた(演奏者の具合が悪くなるような)曲を選択されて演奏されるとき、
藤岡さんはその曲にどのような感情を持ち演奏されるのでしょうか?義務とかで
はなく、一人の演奏者としてどう思われているのか。不躾かとは思いますが、
よろしければお教え下さいませ。
今後のご活躍を応援しています!
雪村 澪
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