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藤岡 幸夫 先生
寒中御見舞い申し上げます。
今年の冬も寒さも今がまさに本番ですね。
藤岡先生の関西フィルのコンサートを2月22日の水曜日に伺う予定を毎日の生活の心の励みにしています。2月9日の東京シティフィルのコンサートも東京芸術劇場ですので、私の自宅(練馬区富士見台)から30分程ですので、楽しみにしていました。しかし残念な事に日本フィル合唱団の練習日と重なってしまい、運営委員会の任期満了の2006年度の活動報告をしなければならず、伺えなくなりました。
私のお誕生日が2月2日ですので、藤岡先生の素敵なコンサートがハッピーバースデーの何よりの喜びですので、今から期待感でワクワクしています!(〜−^)♪藤岡先生の
素晴らしい音楽を堪能する事を心待ちにしていますね。
今は藤岡先生の関西フィルとのシベリウスの交響曲の第2番のCDをかけながら、お便りしています。
故渡邉先生の最後の愛弟子でいらっしゃる藤岡先生のシベリウスの音楽に対する熱き想いを存分に発揮なさった見事な演奏だと思います。
フィンランディアは昨年日本フィルの50周年記念のガラコンサートで、故渡邉先生の長男の康雄先生の指揮でも歌いましたが、フィンランドの第2国歌とも言うべき、このあまりにも魅力的な曲の醍醐味を藤岡先生は的確に捉えていると思いました。
今度の関西フィルのコンサートでは、藤岡先生の最も愛する曲の一つのシベリウスの交響曲第5番の演奏は、私も特に大切に思っています。
藤岡先生の音楽の真髄を堪能したいと思います。
さて、お話は変わりますが、最近友人と出かけましたコンサートのお話をお伝えしたいと思います。
1月15日にサントリーホールにて開催されました1980年にショパンコンクールで入賞されませんでしたが、イスラエルの鬼才として世界的にセンセーショナルな話題を提供した頃からのファンのイーボ・ボゴレリッチさんのコンサートで、素敵な気分を満喫致しました。
ボゴレリッチさんの独特の解釈でブラームスの曲はとてもテンポがゆっくりで、強音と弱音の区別が個性的で、曲の印象をかなりくずしていましたが、サントリーホールの中を一種独特のとても神聖な空気が流れていました。
お得意のショパンのピアノソナタの『葬送行進曲』では、哀愁に満ちた叙情豊かな演奏で、圧倒的な存在感がありました。
ショパンの曲の美しいメロディーがとても強調されまして、ボゴレリッチさんのオリジナリティーの富んだ解釈がとても素晴らしかったです。
ラフマニノフの曲でも、かなりリズムもテンポも独特の解釈でしたが、とても魅惑的でした。
サントリーホールの会場の照明を極力落とし、その中でボゴレリッチさんの綺麗なピアノの音色が見事な音響をして鳴り響き、ステージと観客が一体感となり、至福のひと時でした。
それでは、また近況をご報告したいと思います。
藤岡先生のますますのご活躍を心からお祈りしていますね!藤岡先生のコンサートの成功をお祈り申し上げます。
2007年1月29日 福田 悦子
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