藤岡 幸夫 先生

今年の新春の華やかなコンサートを3回程楽しみましたので、その
感想をお話したいと思います。

まず1月6日の新日本フィルの井上先生指揮のニューイャーコンサー
トのご報告です。
会場はパルテノン多摩でしたが、あいにくの大雨のお天気で、かなり
冷え込んでいました。

でも、会場内は熱気で外の寒さを吹き飛ばす様でした。まず井上さん
が壊れた”こうもり傘”をさしながら、指揮台に登場し、シュトラウ
ス作曲の『こうもり序曲』からコンサートがスタート致しました。
外のお天気とこの曲のタイトルの『こうもり』からのユニークな演出
で、拍手喝采でした。

新春の華やいだイメージの曲に、井上先生の楽しいトーク付きのコンサ
ートで、存分に楽しむ事ができ大満足でした。新日本フィルのオーケス
トラもとても生き生きとはつらつとした印象の音楽を奏で、聴き応え充分
で感動致しました。

次に1月8日の大友先生指揮の東京交響楽団のニューイャーコンサートの
感想を以下にお伝えしたいと思います。

まずビゼー作曲の『カルメン序曲』からのスタートでした。あまりにも
有名なカルメンですが、オーケストラバージョンの演奏も、大友先生の
指揮でオペラのストーリーの展開が際立つ様な素敵な演奏で感激致しま
した。

ギターの大萩さんによる、ロドリーゴの『アランファス協奏曲』は、エ
キゾチックなムード満載で、素晴らしい力演でした。異国情緒たっぷり
の演奏で、新年の夢気分に浸る事ができました。

そしてベートーヴェンの交響曲第5番の『運命』では、大友先生の雄大な
スケールの指揮で、今年の晴れやかな幕開けを祝う素敵な演奏でした。
大友先生の指揮で歌いたい事と、ベートーヴェンの第九を合唱団で歌い
たい事が2つのメインで今から16年前から某合唱団に入団致しましたが、
大友先生の音楽との『運命的な出会い』を改めて想い、感慨に浸りました。
今年の幕開けの最高頂の気分でした!

それから1月9日の読売日本交響楽団の新春のコンサートでは、下野先生
指揮でドボルザークの『新世界』等で、今年の新年のコンサートの醍醐味
を味わう事ができました。

下野さんはとても躍動感に満ち溢れた指揮で、新世界の希望と期待感を
充分に楽しむ事ができました。エネルギッシュでダイナミックな音楽が
特徴だと思いました。でも、とても誠実なお人柄に好感が持てました。
読売日本交響楽団のコンサートマスターの小森谷さんのソロによる、ヴァ
イオリンソナタも見事な熱演でした。

2007年の新年はこの様に、素晴らしいコンサート等で好スタートをきる
事ができ、感激致しました。
藤岡先生の2月22日水曜日の関西フィルのコンサートは、日本フィル合唱
団の女性の先輩と2人で前から2列目の13番と14番の席を入手致しました。
今から期待感で一杯です!(〜0^)♪
それでは、藤岡先生の今後もますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。




       2007年1月18日 福田 悦子








ご紹介メール 一覧リストへ戻る



[ HOME ] [ PROFILE ] [ CONCERT SCHEDULE ] [ DISCOGRAFHY ] [ LETTERS ] [ ABOUT THIS SITE ]
[ FROM MANCHESTER ]