藤岡 幸夫 先生

 藤岡先生の近況をホームページで拝見致しましたが、とても充実した楽しい
日々をお過しの様で、安心致しました。
 私は、日本フィル合唱団で2月に定期総会が開催されまして、2006年度の
運営委員に推薦して頂けましたので、ご報告したいと思います。

 2006年度は団報係を4年目を迎え、そして今年は衣装係のチーフにも推薦
して頂く事ができました。
衣装係は、日本フィル合唱団の全員の女声がコンサートでお揃いで着る白のブ
ラウスの申し込み案内、エキストラさん達のブラウスの管理等がメインの仕事
です。皆さんに助けて頂き、なんとか1年間無事に滞りなく仕事をこなせる様
に、努力するつもりです。
 
 日本フィル合唱団に入団してから、6年目を迎えましたが、初心を大切に向上
心を持ち、少しずつ美しく年輪を重ねる様な生き方をしたいと思います。

先日日本フィル合唱団の高橋先生が急遽代役でご出演なさったモーツァルトの
オペラ『コジ・ファントゥッテ』というオペラを堪能致しましたので、以下に
感想をお伝えしたいと思います。

 高橋先生は、主役の男性の一人のフェルナンド役でした。恋人を信頼し、一
途に愛情をそそぐ様な誠実な心を表現する時の麗しい歌声も素晴らしいもので
した。
 そして、今度はこの喜劇の愉快なオペラのハイライトの恋人を交換する時
の、変装し今度は恋のアバンチュールを楽しむ役では普段の先生とは全然違う
イメージの場面の歌声も新鮮で演技力抜群でした。
 そして恋人に裏切られた時の怒りの表現は迫真の演技の歌唱で圧倒され、
びっくりと致しました。
 そしてパンフレットからの引用ですが、
『女とは、みんなこうしたもの?人気歌手たちの絶妙なアンサンブルで揺れ動く
 女ごごろを浮き彫りに!』
とありますが、私も主人公の女声の一人の様気分で、もし自分だったらどうなる
か?と考えさせられる様な、喜劇の恋愛模様と高橋先生の見事のひと言に尽きる
熱唱。絶妙なストーリー展開等、6時30分開演で10時までこの楽しさ満載の素敵
なオペラを満喫致しました。
 私も遅ればせながら、オペラ開眼?できるかもしれないと思いました。
 
 今年は日本フィル合唱団で6月18日にイタリア・オペラの3曲を東京芸術劇場
で歌う練習が行われています。オペラの参考文献も楽譜に書き込みながら、全体
のストーリーでどの場面なのか、etc.これからも全部の曲に対し、勉強したいと
思います。

 今年は日本フィルのオーケストラの記念すべき50周年の年ですので、更に素敵
な思い出の華を添える事ができる様に、頑張るつもりです!!

 それでは、藤岡先生の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
 そして全てのコンサートが大成功する様に、心からお祈り致します。



          2006年3月1日 福田 悦子







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