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藤岡 幸夫 先生
11月の行楽の秋!の散策第2弾と致しまして、
週末に合唱団の女性の先輩と2人で、古都鎌倉の散策を楽しみましたので、以
下に感想をお話したいと思います。
今年NHKで、日曜日の大河ドラマで、『源の義経』で、鎌倉がクローズ
アップされていますので、行楽の秋の古都の寺院の散策は、魅力満載でした。
まず義経が源頼朝に涙の『腰越状』を書いた、腰越の満福寺の見学からスタ
ート致しました。
弁慶が座った石、義経の思いを伝える書状を書いた寺院は、とても地味でし
たが、鎌倉迄あとほんの少しのこの満福寺で、義経が万感の思いを込めて
滞在した歴史を思い起こしました。
義経と家来達が無念の思いをこらえながら、鎌倉の頼朝の無残な仕打ちに耐
えたこの場所で、改めて歴史の重みを味わいました。
新宿の駅から小田急線で江ノ電に乗り換えましたが、腰越の駅はとても小さ
い為に、1両目はドアが開かずに、2両目に移動しました。これも江ノ電は単
線でどこの駅でも昔懐かしい思いと友人が話してくれました。友人は鎌倉に実
家があり、江ノ電で鎌倉高校迄、通った方なので、江ノ島の海から七里ガ浜か
ら由比ガ浜にかけての素晴らしい景色に感動しながらのお話が弾みました。
私は藤岡先生がサーフィンが趣味でいらっしゃる事を友人にお話致しました。
そしてこの11月のこの季節でも、サーフィンを楽しんでいる人々が多く、
藤岡先生がこの景色をご覧になれば、きっととても喜ばれると思いました。
そして鎌倉の駅に到着し、鎌倉宮に行くバスに乗り、瑞泉寺に向いました。
瑞泉寺は、「花の寺」として有名で、1月の水仙、2月の梅の花、そして秋
には萩の花が素晴らしいのですが、秋の静寂な佇まいは、禅寺にふさわしく
感動致しました。
鎌倉の山が切り立った崖の様な部分があり、その中で、庭園も自然と溶け
込む様に見事はもので、神聖な空気が流れていました。
鎌倉の駅前とは、違った自然の美しさに感嘆し、歴史の重みもある、寺院
の散策で、古代のロマンに思いを馳せました。
鎌倉では、次ぎに有名な鶴岡八幡宮に向いました。途中に日本画家の平山
郁夫画伯の家等もあり、静かな古都の雰囲気を存分に堪能致しました。
鶴岡八幡宮では、今テレビドラマの『義経』の恋人の静御前が義経を慕って
舞った下拝殿が一番印象的でした。悲恋の物語ですが、静御前の義経に対する
一途な愛情がとても良く伝わり、感動致しました。
そして3代将軍の源の実朝が公暁に暗殺された隠れ銀杏の木も、紅葉はまだ
でしたが、様々な歴史の出来事等に思いをめぐらせながら、とても有意義な
ひと時でした。
今年の紅葉は、鎌倉ではまだごく1部分でしたが、テレビドラマでなくても、
私は古都の寺院の散策が大好きですので、思う存分に鎌倉の素晴らし美景に
感激致しました。
今年は藤岡先生のホームページで紹介されています、六義園にも出かけ紅葉
美を満喫する予定です。
それでは、藤岡先生のコンサートのご成功を心からお祈り申し上げます。
2005年11月8日 福田 悦子
鎌倉って良いですよね。僕も大好きです。
なんてたって、湘南のすぐ近くですもの(笑)。
でも冗談抜きに毎年必ず行くお寺もいくつか鎌倉
にはあります。
あとは今年、僕の実家に近い小石川後楽園に行って
みようと思っています。
いつもメールどうもありがとうございます。
藤岡幸夫
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