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藤岡 幸夫先生
待ちに待ったほぼ1年ぶりの藤岡先生のコンサートで、今年の私の心にも一
足早い春爛漫の気分に浸っています。
藤岡先生と飯守先生の2人の個性と音楽性も異なる指揮者の共演という珍し
いユニークな企画の関西フィルのコンサートを堪能致しました。以下に感想を
お話したいと思います。(^0^)
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まずモスクワ河の夜明けとショスタコービッチの交響曲第九番の印象に関し
てです。
藤岡先生のフレッシュな感性で、ロシアの作曲家のムソルグスキーとショス
タコービッチの政治的な色彩が強い、重厚な音楽が、一際輝く様な素敵な演奏
で感激致しました。
特にショスタコービッチの交響曲は、独裁者スターリンの圧制に、ロシアの
国民の皆様の魂の叫びが伝わる様な、素晴らしい演奏でした。
この作曲家がロシアの国民の心を代弁し、様様な感情を昇華させた、見事な
曲だったと思います。
藤岡先生の明快な指揮で、時には哀愁に満ちた
メロディー、そして政治への批判の気持ち込めた
パロディーな旋律が、程よく調和され、聴き応え充分の熱演だったと思います。
それから飯守先生によるドヴォルザークの交響曲第7番は、スラブ音楽の叙
情豊かな、心に響く素晴らしい演奏で、心から感銘を受けました。
同じ関西フィルのオーケストラとは、思えない程、しっとりとした円熟味
のある演奏を楽しみました。
飯守先生と藤岡先生という、関西フィルの指揮者の先生方の音楽の素晴らし
い醍醐味を存分に満喫でき、心からお礼を申し上げたいと思います。
明日へのパワーと勇気を頂く事ができ、感動致しました! (*^0^*)
歓喜の余韻に浸りながら、私の心に暖かな季節の到来もすぐそこ迄、来てい
る事を実感致しました!
藤岡先生のますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。今後ともどうぞ
宜しくお願い致します。
2005年2月28日 福田 悦子
いつもメールありがとうございます。
前半はあまり面白くなかったみたいでごめんなさい(笑)。
いつも丁寧な手紙どうもありがとうございます。
是非関西に関西フィル聴きに来て下さいね。
お待ちしております。
藤岡幸夫
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