1年ぶりに関フィルの演奏を聞き大きな驚きを感じました。
私は藤岡さんの指揮するショスタコーヴィッチを心から期待して
いました。
素晴らしい振りだったと思います。
私が聞いてた関フィルの演奏はいつも藤岡さんがなさっていたので
とても今回の演奏又指揮をみて1年前の藤岡さんより円熟さが増し
てきているように感じました。
もちろん今回はミート・ザ・クラシックとはちがうものを指揮され
たわけですが、だからといってマニア受けする曲ではありませんで
した。
ここしばらく気落ちしていたのでこの曲をとうしてはげまされたよ
うな気分になりました。
なんとなくこっけいで士気をたかめるよりもユーモアのある曲で
あったと思います。
さて私が大きな驚きを感じたのは藤岡さんの次に飯守さんにかわっ
てからです・・演奏してる楽団員は変わってないのに奏でる音が
藤岡さんのときとちがうのです。
これは曲がちがうからかなと考えたのですが一緒に聞いてた友人も
同じことを言ってました。
指揮者がちがうとこんなにも違うのかと・・・・音楽の奥深さを知
った気がします。
もちろんどちらが良い又悪いと言うのではなく指揮者の個性が演奏
に出てくることを経験できてとても嬉しく思います。
もし私が藤岡さんと関西フィルにめぐり会わなかったら曲はだれが
指揮してもみな同じだと思ってた事でしょう。
今回このような貴重な経験ができたのも藤岡さんや関西フィルの
クラシックが何か特別なものとか高学歴又は知識人の為のコンサート
ではないことを、特にミートザクラシックを通して教えていただき
ました。気軽にコンサートにいけるようにクラシックの底辺を拡大
された功績は多大なものです。
関東での演奏は四年ぶりと聞きましたが又関東にお越し願いたいです。
そして他の指揮者の指揮するコンサートにも出かけていきたいです。
最後に残念だったのは公演終了後に楽屋出口で指揮者お二人に感謝の
言葉をおかけしたかったのですがあえなかったのは心のこりです。
また何処かでお会いできる事を楽しみにしております(関西に行けば
確実にコンサートで藤岡さんに会えます)。
追伸私の携帯機種変しましてメール履歴が消されてしまいました。
福田様におきましては大変ご迷惑おかけ致しました。心よりお詫び
申し上げます



          2005年2月27日 ツトム



メール本当にありがとうございます。
そう言ってもらえると嬉しいですよ。
指揮者が違えば音も全然違うし、特にこの時は
ショスタコービッチとドヴォルザークでは音作
りが正反対なのでよりそれが明確だったと思い
ます。
また是非コンサートに来て下さいね。
お待ちしています。




藤岡幸夫

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