6月10日、いずみホールからの帰り、
いつものように電車の中で感想をメモしようとしている。
でも・・・書けない。
言葉が出てこない。
頭と体が何かに打ちのめされたようにぐったりしている。
ショスタコービッチの時から、
ワーンと厚い音の塊に包まれた。
いずみホールの響きの良さ?
決してそれだけではない。
続いて二村英仁のプロコフィエフ。
もうこれはヴァイオリンという楽器に
弄ばれたと言いたくなる(?!)感じ。
そして休憩の後、いよいよシベリウス。
シベリウスの世界を描き切ったといえると思う。
私の中で音になった魂が鳴り響いた。
今日、藤岡さんはステージの上で
一言も言葉を発しなかったけど
指揮者、藤岡幸夫を本当に見せてもらった気がします。
関フィル、もちろんブラボー!!
2004年6月11日 高松 秋桜
いつも遠くから本当にどうもありがとう。
この時のプログラムは僕のすごく思い入れの入った
プログラムなので、喜んでもらえてよかったです。
また2005年6月のいずみホールのコンサートも、僕の
思い入れのあるプログラムです。
是非、聴きに来て下さいね。 待ってます。
藤岡幸夫