藤岡 幸夫様
 「田園」もう一度聴きたくて車を走らせ初めて橋本市へ。
途中山々は、うっすらと雪化粧してまさに田園を聴くにふさわしい、
のどかな風景にうっとり!
車の中はぽかぽかの温かい陽が差し込み心うきうき出かけて行きました。

第一部の日本の冬の歌メドレー 関西フィルの川上肇さんが編曲された
という冬景色とっても気にいりました。それと、J・シュトラウスIIの
「美しく青きドナウ」で藤岡さんが「ドナウ川は茶色をしているけど、
恋をすると青くなる。」というお話、その時の西濱さんの反応おもしろか
ったです。
(終わって西濱さんに本当のところ聞いて見ると、真っ青に美しく輝いて
いると言ってましたよ。*^.^*) 
よく聴くドナウも、今日は違ったイメージで藤岡さんの愛を感じる青い
青いドナウでした。

以前、ある音楽評論家の方が、藤岡さんのことを{演奏をコンパクトに
まとめる技術があり、ディレッタント風の音楽に好奇心を持ち続けている
指揮者。メンデルスゾーンと相性が良さそう・・・}と解説していました。

なるほど、難しいことはわからないけど、藤岡さんのコンサートでいつも
胸がキュンとなるのも、藤岡さん自身が、いつも恋をされているからなん
だなあと思いました!
感性の豊かさ・情熱・それが、音色やテンポに表れてくるのだと。(何を
言いたいのかわからなくなってきたよ〜)
それから、楽しみにしていた今日の「田園」。
この前にも増して素晴らしい歌にあふれた田園でした。来て良かったです。
人生に対してポジティブな生き方をしたというベートーベンの今までと違
った一面を知り、次に「運命」を聴くのが楽しみになりました。
2月7日またいずみホールでお会い出来るのを楽しみにしています。
楽屋までおじゃまして握手いただきうれしかったです。
明日からまた元気に仕事がんばれます!有難うございました。



          2004年1月18日   恵子






お返事遅くなってごめんなさい。
「田園」は僕はベートーベンのシンフォニーの中でも
最も大好きな曲です(こう見えて僕はベートーベンの
奇数番号よりも、偶数番号の交響曲の方が相性がいい
のかもしれないんですよ)。
またコンサートでお待ちしています。





藤岡幸夫

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