藤岡幸夫先生

 今年も早いもので、師走の季節となりました。
寒さもいよいよこれからが本番ですが、藤岡先生はいかがお過しでしょうか?
 私は、日本フィル協会合唱団のメンバーとして、11月2日のサントリーホールでの「メサイア」のコンサートも無事終了致しました。そして、30周年記念コンサートの第3弾の第九に向けて、今年の私の抱負をお伝えしたいと思います。
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 日本フィル合唱団の井崎先生がおっしゃった事を以下にまとめたいと思います。
 「第九は、毎年年末恒例のコンサートです。本棒指揮の先生方や、そして当合唱団のご指導の諸先生方が、その年により新しいテーマや、心構えを示しています。
この曲の持つ魅力の再発見を合唱団の皆さんに伝えています。
 またこの曲の奥深さを再認識して下さい。」
 私は毎年この名曲の素晴らしさに関して、何か新鮮な発見をし、「第九」の崇高な理念である「人類愛」を少しずつでも理解したいと思っています。
 ですから井崎先生の皆さんに対する心構えについて、感動致しました。
 しかしここで改めて、今年の第九の練習に関して、私なりに目標を考えました。
 まず第1に今までの概念にとらわれず、0からのスタートで先生方の1回毎の練習を大切に着実に理解する事が挙げられます。
 そして合唱団30周年記念コンサートのメモリアルな年に華を添えるべく、最高のステージになる為にも音楽の「原点」に戻る事が大切だと思います。
 そして「歓喜」とは何かを極める事が重要だと思います。
 今年の総決算の締めくくりのコンサートが成功する為にも、毎回の練習で、向上心を持ち努力したいと思います。
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 私が、今年から日本フィル合唱団の団報係を担当していますが、その団報へ掲載した文章の一部分でもあります。
 私にとって、ベートーヴェンの第九は、毎日の元気のパワーの源となり、心の中の雑念を忘れることができる音楽です。
 人間賛歌のこの名曲は、希望に満ちた未来を夢見る事が出来るようで、私にとって永遠に不滅の音楽なのです。
 今年、藤岡先生の第九のコンサート(12月14日)を、楽しみにしていましたが、残念な事に合唱団の練習日と重なってしまった
為に伺う事ができなくなりましたのでお知らせしたいと思います。
 今年の藤岡先生のコンサートは、私にとって、かけがえの無い貴重な思い出となり、感謝しています。
 今後ともどうぞよろしくお願い致します。
 藤岡先生のコンサートの成功をお祈り申し上げます。

          2003年12月1日         悦子






いつも本当にありがとうございます。
第九は本当に難しいですよね。
僕も今まで数え 切れない程、指揮してきたけれども
毎回考えさせられます。
きっと、死ぬまで悩み続ける曲の一つだと思ってます。
この時の第九はどうでしたか?
またコンサートでお会いしましょう。






藤岡幸夫

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