10月5日のサントリーホールに行って参りました。もともとクラシックの知識が
ありませんので、こんな感想でお許し下さい。

吉松さんの『鳥は静かに・・・』初めて聴きました。いい曲ですね。
情景が思い浮かぶような、自分の中でしっくりくる曲でした。

一番印象に残ったのは『ボレロ』です。聴いて初めて、「あー、この曲知ってる!」
とわかった次第です。
同じメロディーが繰り返し演奏されますが、初心者でも全然飽きません。
あのアラビアの魔術師のような、アラビアン・ナイトのような、そしてまたアラビア
軍が足を引きずって行進しているような雰囲気、とても好きです。
川畠さんのヴァイオリンも素晴らしいでした。それにしてもあんなに速く弾けるもの
ですか?人間てすごいですね。
川畠さん、舞台後方のP席にまでご挨拶されて、
「こちらこそ、ありがとうございます。」
という気持ちで拍手しました。

音楽って力強いですよね。想像力を掻き立てられます。
藤岡さんの、全力でぶつかるお姿にも感動しました。「いい演奏でした!」という
気持ちを拍手だけで表すのは物足りない感じです。
ひとりで立ち上がって叫ぶわけにもいきませんし。
40代はサラリーマンだと仕事の将来の方向性を決める大事な時期。音楽家の方は
如何なのでしょう。
ますますの飛躍を遂げられますよう、心からお祈り申し上げます。

いつか間近でお姿を拝見したいものですが、楽屋をお訪ねしても良いものなのでし
ょうか?非常識な質問でしたら、お許し下さいませ。




          2003年10月7日  ひまわり






お返事遅くなって本当にごめんなさい。
40代は音楽家にとっても、とても重要な時期だと思ってます。
自分自身では50歳になった時どういう指揮者でいられるかというの
をとても大切に考えて、普段活動してます。今がまさに勝負ですね。
お互い頑張りましょう。
楽屋は来て頂いて大丈夫ですよ。全然非常識な質問じゃありません。
またコンサートでお会いしましょう。







藤岡幸夫

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