「文化パルク城陽 ニューイヤーコンサート2003」

2003年1月19日 文化パルク城陽 プラムホール
指揮/藤岡幸夫
管弦楽/関西フィルハーモニー管弦楽団
司会/西濱秀樹

主催/京都新聞社、関西フィルハーモニー管弦楽団、財団法人城陽市民余暇活動センター
協賛/星和電機株式会社、城陽市建設業協会、近畿砂利共同組合、城陽ローンテニス クラブ

ヨハン・シュトラウス2世 喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウス2世 「美しく青きドナウ」
ヨハン・シュトラウス2世 「ピチカート・ポルカ」
ロッシーニ        「セヴィリアの理髪師」序曲
レハール         「金と銀」

アンダーソン       「そり滑り」
アンダーソン       「セレナータ」
ワルトトイフェル     「スケーターズワルツ」
グリーグ         「胸の痛手」
ラヴェル         「ボレロ」

ヨハン・シュトラウス2世 「雷鳴と電光」
ヨハン・シュトラウス1世 「ラデツキー行進曲」


 藤岡さん曰く「関フィル第二の本拠地のつもり」「開演前に建物の中を歩きたくな る(藤岡さんにしては珍しいことらしい)」というこのホール、開演1時間前に4人の 楽団員がトランペットをもってウェルカムコンサート。同じ屋内でもいつもとは違う 場所で行われました…が、遅れた私は最後の1曲しか聴けませんでした。西濱さん曰 くパーセルの「トランペットチューン」、「亜麻色の髪の乙女」(ドビュッシーの方 だと思う)、さだまさし「北の国から」(ソロ:白水大介)、ヘンデルの「水上の音楽『 アラ・ホーンパイプ』」が演奏されたとのこと。
 複合施設内ホールの入り口は着物のスタッフ、ホールの外では今回もお花が売られ ていました。またホールの中で藤岡さんのCDも売られていたのですが、曲に関する 宣伝用の情報がないという…。吉松さんの曲が殆どですから販売にあたっていたホー ルの方の情報の届かない範囲だったのが残念(なので終演後しばらくしてからメモを 書いて渡しました)。開演20分前にはホールの中で、ファンファーレとともに鏡開 きがありました。挨拶をし、開いたのは山岡財団理事長、藤岡さん、コンサートマス ターのギオルギ・バブアゼさん(ゴギ)さんの3人でした。
 トークなどをピックアップしますと、今回のコンサートは「藤岡幸夫と花とウイン ナワルツを」というサブタイトルが付いているのですが、それを知らされていなかっ た藤岡さんが「キザだねー」(場内笑)。
以下〈美しく青きドナウ〉
藤岡さん(以下「藤」)「ドナウ川は実は茶色く汚れた川ですが、恋をしている人には 美しく青く見えるという」
西濱さん(以下「濱」)「ホールのみなさんには木津川(城陽市と南の京田辺市の境を 流れる川)を通るたびに曲を思い出して…」(場内笑)
〈ピチカート・ポルカ〉
西濱さんがピチカート奏法で弾くのはどうかとゴギさんにきいて、ゴギさん曰く「練 習しておかないと痛いです」
〈金と銀〉
藤「多分一番好きなワルツ」
〈セレナータ〉
藤「冬に聴くと夏の思い出、夏に聴くと『夏だ恋だ』」
演奏後には、濱「ラテン的で藤岡さんにマッチ」(場内同意?の笑)
藤「そういうこと言うと、誰も僕のベートーヴェンを聴いてくれない」
〈スケーターズワルツ〉
藤「スケートに行くとボロいスピーカーから流れている曲」
聴いてみると実は結構有名でないメロディの部分もたくさん入っているということに 気付くと私は思いました。
〈胸の痛手〉
初めて聴きました。同じ作曲者の「過ぎし春」よりも文字通り沈鬱な感じです。
〈ボレロ〉
素晴らしくテンションが上がってゆく大迫力の演奏でした。金管に弦がやや潰され気 味でしたが、以前の関西フィルではなかったような迫力です。飯守&藤岡体制の関西 フィルはどんどん良くなっています。
〈雷鳴と電光〉〈ラデツキー行進曲〉
同じくテンションが高くラデツキー行進曲は会場の拍手もたいへんな高さでした。ラ デツキー行進曲の前に例によってマイク無しで藤岡さんが挨拶そして曲の最後でオケ の全員が立って演奏終わり。
 終演後、藤岡さんはCDサイン会がありカメラ多数、写メール多数。また西濱さん の誘導でこのサイトの投稿常連様何人かとお顔あわせをしました。
速報で推敲は極小ですが、以上です。

                 2003年 1月19日 Fu(ふ)





いつもありがとうございます。
城陽は本当にいい意味で深い繋がりになってきました。
今年は城陽で地元の合唱団と第九を振ります。お楽しみに!







藤岡幸夫

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