11月24日の日フィルの名曲コンサートに行ってきました。
吉松さんの作品は9月以来久し振りでした。「鳥たちの時代」は、
初めて聞いたのですが今の時代にぴったりの曲ですね。
目を閉じて聞いていると、北海道の広大な原野に舞う鳥の声が
聞こえてくるようでした。
聞き終わった時に何か心が満たされたような気分でした。
でも楽団員の皆さんはこの曲は演奏するのにとても緊張するのでは
と思いました。いつもの楽器の使い方とは違う演奏法や、音を出す
タイミング等も難しそうですね。
藤岡さんの指揮と日フィルの息がぴったりで本当に鳥の透明な鳴
き声やある時は叫びのように聞こえました。最高でした。
これが完結篇とか全部聞いてみたいです。
後のギターの大萩康司さんのアランフェス協奏曲も素晴らしかった
です。藤岡さんとの息も合っていて、今後が楽しみな奏者ですね。
カルメン、火の鳥もすべてが熱演で本当に大満足なコンサートでし
た。
次回はプラハ交響楽団の演奏会を聞かせていただきますが、お正月
から素晴らしい演奏会なので楽しみにしています。
2002年11月25日 ayako
こんにちは。
「鳥たちの時代」は聴けば聴くほどハマリます。
今年の秋イギリスで録音する予定なので、発売されたら
是非また聴いて見てください。
藤岡幸夫