みどりの日のコンサート、大変満足しました。
実は昨年のチャイコフスキーの交響曲第4番を指揮されたとき、
終楽章で藤岡さんが無理やり盛り上げる為オーバーアクションを
されたのが、かえってしらけさせてしまったので本日の幻想交響
曲でアンサンブルが乱れないか不安がありました。
しかし藤岡さんはミュンシュが好き(私も同じ)だそうですね。
ご存知ミュンシュがこの曲が大得意でしたのでひょっとしたら
藤岡さんにも期待出来るのではと思い(ばかばかしい理由ですい
ません)、チケットを買いました。
第1楽章からぐいぐいオーケストラを引っ張っていき完全に藤岡
さんのペースに着いていけていたと思います。
第3楽章のイングリッシュホルンとオーボエの対話は素晴らしか
ったです。
第4楽章はミュンシュ同様「断頭台への行進」ならぬ「断頭台へ
の突撃」をやってくださいましたね、興奮しました。
終楽章の「サバトの饗宴」何も言うことはないです、脱帽いたし
ました。
藤岡さんとオーケストラとの歯車が見事に合った演奏、今後とも
続けてください。
追伸 折角のプレトークですが2階席では音がこもって聞き取り
にくかったです。もう1人の司会者もぼそぼそ声で何を言っている
のかわかりませんでした。
むしろアンコール前の藤岡さんの挨拶の方がわかりやすかったです。
音楽ホールですので仕方ないかもしれません。
2002年4月30日 あずま
正直な感想ありがとうございます。(僕好きですよ)。
関西フィルとにかく何がなんでも僕の棒につけようと
してくれるのでありがたいです。
また感想お待ちしてます。マイクの件次回は気をつけますね。
藤岡幸夫