パースの中原です。
4月6日の夜、友人達にもチケットを買わせてパースコンサートホー
ルへ足を運びました。
パースは僅か130万人しかいない都市なのに素晴らしいオーケスト
ラを持ち、しかも年間50回近く演奏会を持っています。そして、その
いずれも満席になるという文化度の高さを誇っています。
コンサートホールも重厚なものです。
さて、当夜の藤岡さんの印象を少しだけ書いてみようと思います。
英国をベースに活動している藤岡さんにはオーストラリア人には熱
いまなざしが集まります。
藤岡さんの指揮ぶりは、そのハンサムな顔を無頓着にかなぐり捨
て?口を大きく突き出しての熱演でした。
このように書くと、藤岡さんを良くご存知の方は思い出して笑い出す
かもしれませんね。
最も印象に残ったことは、演奏が終ってからです。
自分より演奏者を褒め称え、あくまでも自分を後に持ってゆく謙譲
の精神でした。
この夜のゲストのバイオリンソロリストもその藤岡さんの態度に感激
し、観衆の期待にこたえてインターバル前だと言うのにアンコール演
奏をしてしまいました。
お客さんたちも大喜びでした。彼のパーソナリティーはこれからもこ
のパースで大いに人気が増すでしょう。
2002年4月10日 中原 武志
こんにちは。僕もパースたのしかったですよ。
来年の4月か6月にまたうかがいます。
オーケストラもいいし、ホールも素晴らしいですね。
またコンサートでお会いしましょう!
藤岡幸夫