毎週の演奏会、お疲れさまでした。
 24日の河内長野のコンサート、実は99%行けないだろうとあきらめていたので すが、どうしても行きたい、行きたいと念じていると、これもびっくりモードの続き で救いの神が現れて、行けることになったのでした。今回、悠樹は、特に私鉄の路線 図を綿密に(?)調べ上げていて、近鉄でも行けるけど今度は南海で行きたいとかな んとか、すごくはりきっていまして、ええい、おまえはコンサートと電車とどっちが メインやねん、とツッコンデおりました。
 ラブリーホールは、10周年と思えないほどきれいでりっぱなホールなのでビック リ。ちょっと残念だったのは、席が3列目で前すぎて、管楽器と打楽器の一部が見え ないために、子どもにオーケストラ全体を見せてあげられなかったことでした。(藤 岡さんを見る方を取ってしまったのだ、ごめんね。)

 今までの藤岡さんのコンサートではワルツ系、アダージョ系を聴くことが多かった ので、ぜひともマーチ系を聴きたかったことと、今回のプログラムは悠樹もほとんど 知っている曲でしたし、どれもこれも大好きな曲ばかりということもあって、とても ワクワクしていました。
 1部、2部とも藤岡さんの詳しい曲目解説、とてもよかったですし、手をかざして 誰かを探しておられるところに「何、見たはるんですか?」と西濱さんがつっこみ、 「いやー、きれいな人が多くて」とごまかす藤岡さんもおもしろかったです。
 また、「威風堂々」「天国と地獄」「星条旗よ永遠なれ」は佐渡さんの指揮で、「 モルダウ」は曽我さんの指揮で聴いていたので、いろいろなところの指揮の違いがす ごくおもしろかったです。でも「天国と地獄」のカンカンダンスのタタタタタタタと 音が下がってくるところの振りがおー、おんなじやーと、あとで主人とワイワイ言っ てまして、私も、あれ、まねしてみたいなーなんて思いました。いつか、指揮者コー ナーで「天国と地獄」もぜひ取り上げてくださいね。
 「マドンナの宝石」は、小学生の時に毎日レコードで聴いていた懐かしの曲で、子 どもの時の印象とは違って、今聴くとフルートとハープの美しいメロディーがなんと もいえないいやし系やなーと思います。「マドンナの宝石」は演歌の世界のようなも のという解説を聞いてから曲を聴くと、主人は、あのフルートが雅楽のように聴こえ たそうです。
 「1812年」は、ロシアがナポレオンに勝つ曲なので、今でもフランスでは演奏 されないというお話に、へえーそうなのかとまたビックリ。これも小学校の高学年の 頃、フェスティバルホールで大フィルの演奏で(当時はこのパターンしかなかったの で)たぶん手塚さんの指輝だったと思うのですが、あの最後のクライマックスで大太 鼓が大砲を鳴らしていたあのド迫力は、今でも忘れられません。
 主人は、「1812年」で、藤岡さんのしゃがみこんでや、ものすごい形相での指 揮と、ブルーウインズとのあのものすごい演奏に、「すごすぎ!!」と、めちゃめち ゃ興奮状態でした。また、「今日のコンサートは、100回聴いても1回あるかない かの、ものすごい演奏だったと思う」と言っていました。

 指揮者コーナーのお2人も、とてもすてきでした。おじさまの、思いがたっぷりこ められた指揮と、高校の吹奏楽部で指揮者をしている男の子のさわやかな指揮に、純 粋に音楽を愛する気持ちがすごく伝わってきました。またその2人の指揮に応える関 西フィルの演奏を聴いて、藤岡さんがいつも言われている「関西フィルは、こうやり たいということにいつも一所懸命応えてくれるすばらしいオーケストラです」という ことが、ああ、このことなんだと、やっとわかりました。
 高校生の男の子の「吹奏楽とオーケストラとでは全然違う」という感想や、「大学 でオーケストラの指揮をしたい」という言葉がとても印象的でした。

 そして、アンコールが「星条旗よ永遠なれ」と聞いたとたん、思わず、きゃあと叫 んでしまいました。悠樹が昨年初めて指揮台に立たせてもらったのが「星条旗よ永遠 なれ」だったので、またこの曲を聴くことができたなんて、ほんとに感激でした。
 終演後、また偶然にも、3人の女性のかたにくっついて楽屋まで行かせてもらうこ とができまして、やっぱりびっくりモードは続いていました。
 お疲れのところを、また厚かましくサインを頂きまして、申し訳ありませんでした 。悠樹と一緒に撮って頂いた写真がやっとできたので見てみると、ぬわんと、その中 の1枚が、星がチカチカとまたたいている少女マンガの世界のような写真で、またま たびっくりモードでした。

 24日はホントに行ったかいがあったなあと、主人と夜遅くまでしゃべりまくって いました。
 私は、特に「威風堂々」と「モルダウ」が強く心に残っていて、今でも、1日中、 頭の中で「威風堂々」がエンドレステープのように鳴り続けています。できれば、も う1度、あのプログラムで聴きたいぐらいです。
 ほんとに、最高!!!でした。


         2002年3月27日 ゆうきのママ




いつも親子3人で本当にありがとうございます。
嬉しいですよ。
今回は賑やかなな曲が多くて結構しんどかったですけど、
喜んでもらえて良かったです。
またコンサートでお会いしましょう。








藤岡幸夫

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